エフェクターノート

エフェクターやアンプについての実験ブログです【本サイトはプロモーションが含まれています】

歪み系エフェクター・ディストーションの種類はハイゲインとアンプライクがある

こんにちは。

ディストーションの中でも、細かく種類を分けるといくつかの分類に分けることができますが、その中でも特徴がわかりやすい 「ハイゲイン・ディストーション」と「アンプライク・ディストーション」についてご紹介します。

歪み系エフェクター・ディストーションの種類はハイゲインとアンプライクもある

歪み系エフェクターディストーションの種類はハイゲインとアンプライクがある

数あるディストーションの中でも、「ハイゲインディストーション「アンプライクディストーションという種類があります。

同じディストーションでも、実際に使ってみると弾き心地が違ってきます。

この2つのディストーション、一体どんな違いがあるのでしょうか。

下記にまとめてみました。

ハイゲインディストーションとアンプライクディストーションの違い

・ハイゲインディストーション

参考モデル:BOSS Metal Core ML-2

ハイゲインディストーションは、メタルなど攻撃的なサウンドが出せるタイプのディストーションです。

特徴としては、パワーコードなど5、6弦を弾くフレーズがしっかりと出ます。

ノイズレスなモデルも多いです。

わかりやすいモデルではBOSS「ML2」がハイゲインディストーションになります。

・アンプライクディストーション

参考モデル:BOSS Power Stack ST-2

アンプライクディストーションは、マーシャルアンプのようにギターボリュームを絞るとクリーンサウンドとなるのが特徴です。

GAINコントロールが効くタイプのディストーションですので、ギターボリュームコントロール一つでクリーンサウンドから歪みサウンドまで、幅広くカバーできます。

わかりやすいモデルではBOSS「ST2」がアンプライクディストーションになります。

(アンプライク系はオーバードライブとも表記されることもありますが、メーカーの基準によります)

ディストーションの種類は曲のジャンルやシチュエーションで選ぶ

ディストーションの種類は曲のジャンルやシチュエーションで選ぶ

この2つのディストーションは、それぞれ弾く曲によって使い方が分かれます。

ハイゲインディストーションは、ハードロックやメタル系の曲に使用し、アンプライクディストーションは、クリーンサウンドから歪みサウンドを必要とする曲に使うと便利です。

ハイゲイン系とアンプライク系のどちらか1つでも、ある程度の曲は弾けますが、ギターフレーズに合ったエフェクターを使うと演奏が楽になります。

また、演奏する曲のサウンドディストーションのタイプを合わせた方が、バンドでもなじみやすい傾向があります。

今回のまとめ

ハイゲイン系ディストーション

・5、6弦の音がしっかり出る

・ノイレスが多い

アンプライク系ディストーション

・マーシャルアンプのようにギターボリューム側で歪みのコントロールが効く

・クリーンサウンドから歪みサウンドまでカバーできる範囲が広い

自分のスタイルにあったディストーションを選んでみてはいかがでしょうか。

関連記事はこちら

クリーンブースターはハイゲインディストーションと組み合わせると効果的【初心者向け】 - effectornote

ハイゲインディストーションで音がこもる時の対処法

※この記事は2021年7月6日に更新されました。

こんにちは。

今回は「ハイゲインディストーションで音がこもる」と言った方に向けて解決していきます。

はじめてのクリーンブースターはハイゲインディストーションと組み合わせる

ハイゲインディストーションで音がこもる時の対処法

ハイゲインディストーションを使っている時に、なんだか音がこもる時はありませんか?

その理由として、ハイゲインディストーションは、歪みが多いため、音が引っ込んでしまうことがあります。

では、どのように対処していけばいいのでしょうか。

いくつか下記に方法をまとめてみました。

ハイゲインディストーションの歪みを下げる

ハイゲインディストーションは、もともとGAIN(歪み)量が多いモデルです。

GAINを上げなくても、かなり歪むモデルが多いです。

ハイゲインディストーションは、歪ますほど、音抜けが悪くなっていく傾向があります。

そのため、音がこもる原因になっていることがあります。

「なんだか音がこもるな」と思ったら、ハイゲインディストーションのGAINにあたるツマミを下げてみましょう。

アンプを変えてみる

ハイゲインディストーションだけでなく、すべての歪みエフェクターは、アンプにサウンドが左右されます。

アンプとの相性が悪ければ、音がこもってしまったり、歪みが潰れてしまうことがあります。

アンプのセッティングの見直しも必要ですが、使うアンプを変えてみるのも一つの手です。

自宅のミニアンプでは、音がこもってしまうけど、スタジオの大型アンプでは音がこもらなかったこともあります。また、その逆もあります。

クリーンブースターを使ってみる

クリーンブースターを使ってみる

ハイゲインディストーションで音がこもる時に、クリーンブースターを使って、音を前に出すという方法もあります。

この場合は、ハイゲインディストーションの後ろにクリーンブースターを設置して、ブーストしてみましょう。

そうすることで、音のこもりが解消することがあります。

クリーンブースターは、できるだけシンプルで素直なものを選びましょう。

TS系オーバードライブでブーストしてみる

TS系オーバードライブでブーストしてみる

音がこもる原因として、中域(ミドルレンジ)が足りていないこともあります。

ハイゲインディストーションに限ったことではありませんが、中域が強いモデル「TS系オーバードライブ」を組み合わせみると解決することがあります。

TS系オーバードライブは、ハイゲインディストーションの前に設置して、ブーストしてみましょう。

この時に、TS系オーバードライブのGAIN(歪み量)に注意してください。

あまりGAINを上げすぎると、ノイズの原因になります。

TS系オーバードライブは、定番のモデルで十分です。

ハイゲインディストーションのモデルを変えてみる

ハイゲインディストーションのモデルを変えてみる

ハイゲインディストーションは、ディストーションを含む、たくさんのモデルがありますが、中にはどうしても「音がこもってしまうモデル」もあります。

一概に、そのモデルが悪いとは言えませんが、最終手段として、ハイゲインディストーションのモデルを変えてみましょう。

試奏するときに、同じハイゲインディストーションを何個か比較して選ぶとよいです。

高価なモデルは、必ずしも良いとは限りませんので、先入観で選ばないことが大切です。

今回のまとめ

ハイゲインディストーションで音がこもる時の対処法をまとめてみました。

対処法の中でも、一番大事なのは、ハイゲインディストーションとアンプの選び方だと思います。

どんなアンプでも使えるモデルを選びたいですね。

ご参考になりましたら幸いです。

オーバードライブをクリーンブースターとして選ぶポイントは?【GAIN・DRIVE0】

こんにちは。

オーバードライブをクリーンブースターに使えるって聞いたことがありませんか?

オーバードライブとしてもクリーンブースターとしても使えるエフェクターはとても便利。

今回は、オーバードライブをクリーンブースターとして選ぶ時のポイントを探してみました。

オーバードライブをクリーンブースターとして選ぶポイントは?

オーバードライブをクリーンブースターとして選ぶポイントは?

クリーンブースターとして使えるものは、音量と歪みの調整の幅が広いモデルが多いです。

オーバードライブ中でも、GAINやDRIVEのツマミを回せば回すほど、歪みが深くなるものはクリーンブースターとして使える可能性があります。

クリーンブースターとして使えるかどうかは、エフェクターについているDRIVEまたはGAINのツマミを0にして音が出るがどうかがポイント。

LEVELを上げても歪まないこともポイントです。

逆に、ディストーションなどの歪みが強いエフェクターは、歪みのツマミを0でも歪むため、クリーンブースターには不向きなことが多いです。

オーバードライブの歪みを0にしてクリーンブースターとなる参考モデル

とりあえず、手持ちのオーバードライブで試してみました。

・BOSS/BD2

BOSS「BD2」をクリーンブースターとして使った時の特徴は、歪みが加わりやすい傾向があります。BOSS「BD2」をクリーンブースターとして使う場合は、全体の歪み量を考えてセッティングする必要があります。

・Fulltone/OCD

Fulltone「OCD」をクリーンブースターとして使った時の特徴は、音の芯がしっかりする傾向があります。

・BOSS/OD3

BOSS「OD 3」をクリーンブースターとして使った時の特徴は、歪みと低音がやや加わる傾向があります。LEVELとTONEの2つのツマミでセッティングしてイメージのサウンドを作るといいでしょう。

・J.Rockett Audio Designs/ARCHER

J.Rockett Audio Designs 「ARCHER」をクリーンブースターとして使った時の特徴は、素直なクリーンブースターに近いです。TREBLEが強くでるモデルのため、TREBLEのツマミは抑えるのがセッティングのコツです。

クリーンブースターとオーバードライブの違いは?

クリーンブースターとオーバードライブの違いは?

オーバードライブでDRIVE0にしても、強く弾いてしまうとサウンドが軽く歪むことがあります。これが、クリーンブースターとオーバードライブの違いです。

歪ませず音量を上げた場合は、クリーンブースターを選択した方がいいかもしれませんね。

オーバードライブをDRIVEを0にしてクリーンブースター可能かチェック

オーバードライブをDRIVEを0にしてクリーンブースター可能かチェック

オーバードライブを探している時に、試奏などでDRIVEやGAINを0にして、LEVELを上げて確認するとクリーンブースターとして使えるかチェックできます。

オーバードライブ兼クリーンブースターとしてもモデルを探している時に、一つの目安として確認してはいかがでしょうか。

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TS系オーバードライブ・エフェクターの種類は2つあると思う【ドライブ系とミッド系】

こんにちは。

ミッドブースターとしての便利なTS系オーバードライブ。

TS系オーバードライブでもエフェクターの種類がたくさんありますが、筆者がTS系オーバードライブを区別していた方法を書いてみたいと思います。

TS系オーバードライブ・エフェクターの種類は2つあると思う

TS系オーバードライブ・エフェクターの種類は2つあると思う

TS系(チューブスクリーマー)エフェクターの特徴は、中域(ミドル)が出るオーバードライブです。

よく大型アンプの耳が痛いサウンドをマイルドにしたり、サウンドにエッジを効かすなどの特徴があります。

Ibanez Tubescreamer Overdrive Pro TS808

Ibanez Tubescreamer TS9

Ibanez「TS808」「TS9」が有名ですが、TS系オーバードライブにもたくさんの種類が存在します。

そのいつくかのTS系オーバードライブを試していたとき、同じTS系オーバードライブなのに、効果が違うことに気づきました。

そこで、

TS系オーバードライブを【ドライブ系とミッド系】の2種類でわける

TS系オーバードライブでいくつか試していた時に、自然と「ドライブ系」と「ミッド系」の2種類に分けて使っていました。

分ける基準は「ブースターとしてLEVELを上げた時、歪みやすいかどうか」です。

TS系オーバードライブはたくさんのモデルがありますが、

例えば、Ibanez「TS9」。

例えば、Ibanez「TS9」。

特徴として、中域(ミドル)が強いモデルを「ミッド系」のカテゴリーにしています。ブーストしても、サウンドを変えることなく素直にミッドを加えてくれるTS系オーバードライブ。

チューブスクリーマーがミッド系になります。歪みはやや弱め、サスティーンが強い。

もう一つ、例題のモデルで、Fulltone「Fulldrive」。

もう一つ、例題のモデルで、Fulltone「Fulldrive」。

このモデルは、個人的にはTS系オーバードライブの「ドライブ系」のカテゴリーにしていました。

特徴としては、名前の通り〇〇drive、◯◯overdriveエフェクターに表記されており、歪みが目立つモデルを差します。(一部、例外あり)ブーストしてみるとわかりますが、歪みが加わることが多いです。歪みがやや強め、サスティーンはやや弱め。

TS系オーバードライブの種類を勝手に分けた2つの理由

1つ目は、

同じTS系オーバードライブでも個性が強く、ブーストした時に効果が違ってくることで「一概にTS系オーバードライブと言えるのか?」と疑問に思ったこと。

2つ目は、

TS系オーバードライブを試した時に、効果がイマイチよくわからないこと。

そのため、

TS系オーバードライブでも、効果で種類を分けた方がわかりやすいのでは?と思うようになりました。

TS系オーバードライブでも歪みが強いものは「ドライブ系」にしよう。

TS系オーバードライブでもミドルが強いものは「ミッド系」にしよう。

こうやって種類をわけることで、他のエフェクターとの組み合わせがしやすくなりました。

TS系オーバードライブを種類で分けるのは、あくまで個人の選択肢の話なので、カテゴリーが決まっているワケではありませんが、種類を分けることで、たくさんのTSオーバードライブを判別がしやすくなるのではと目論んでいます。

TS系オーバードライブを2個重ねるときに便利な【ドライブ系・ミッド系】

TS系オーバードライブを「ドライブ系」「ミッド系」で分けた時に、わかりやすいのが、TS系オーバードライブを2個重ねるときです。

TS系オーバードライブを2個重ねるときに便利な【ドライブ系・ミッド系】

例えば、Ibanez「TS9DX」(ミッド系)JOYO「Sweet Baby Overdrive」(ドライブ系)を組み合わせる時に、「ミッド系」と「ドライブ系」を合わせると上手くサウンドが作れることがあります。

モデルによる相性やセッティングが難しい面があるので、必ず上手くサウンドが作れるとは限りませんが、TS系エフェクターを種類に分けておくと組み合わせが少し楽になるのではと思います。

今回のまとめ

他のエフェクターとの組み合わせで何かと便利なTS系オーバードライブですが、

いろいろ組み合わせて、自分のお気に入りの組み合わせを考案してみてはいかがでしょうか。

はじめてエフェクターケースを購入する時のサイズはどれがベスト?

この記事は2022年2月20日に更新されました。

こんにちは。

今回は、

エフェクターケースのサイズに悩む」

エフェクターが増えてきたため、保管するケースがほしい」

「リハーサルスタジオで練習するときに、エフェクターケースが必要になった」

といった人に向けて記事を書きます。

はじめてのエフェクターケースのサイズは?

はじめてエフェクターケースを購入する時のサイズはどれがベスト?

エフェクターケースは大きいものから小さいものまで、たくさんありますが、まずは一番小さいサイズを購入することをオススメします。

約横35cm×縦24cm×奥行き7cmくらいのケース。

目安として、BOSSのコンパクトエフェクターが3個入るくらいの大きさです。

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まだエレキギターをはじめたばかりの人は、エフェクターの数も少ないため、小さめのエフェクターケースで十分でしょう。

参考:KC エフェクターケース EC-45/BK ブラック (内寸 355 x 250 x 55+20mm)

はじめから大きなエフェクターケースを購入してもOK?

将来的に、エフェクターボードを組む予定がある人は、はじめから大きなエフェクターケースを購入してもOKです。

大きなエフェクターケースといっても、特大サイズは持ち運びが大変ですので、多くても5〜6個くらいエフェクターが入るサイズのものを選んでおくといいでしょう。

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エフェクターケースとマジックテープは一緒に買っておこう

エフェクターケースを購入する時に、買っておいたほうがいいものがあります。

それは、エフェクターボードとエフェクターを固定するマジックテープです。

メーカーによって、エフェクターケースに付属されていることもありますが、

すぐなくなってしまうことと、粘着が弱くうまく固定できない場合もあります。

そのため、マジックテープは予備で購入しておいた方がスムーズです。

 

参考:One Control ワンコントロール エフェクター用 面ファスナー Pit Hook Square PH-SQ

エフェクターケースのサイズは徐々に大きくしていこう

エフェクターケースは、エフェクターの数に比例して多くしていけばいいと思います。

エフェクターケースのサイズで困ることは、リハーサルスタジオやライブでの持ち運びです。

あまりエフェクターボードを大きくしすぎると、エフェクターケースが重すぎて大変なことになります。

エフェクターボード構成にもよりますが、ご自身で持ち運び可能なサイズと重さを知る意味でも、エフェクターケースは徐々に大きくしてゆくことをオススメします。

以上、ご参考になれば幸いです。

過去10年ほとんど出番がないエフェクターたち【モジュレーション系について】

こんにちは。

最近エフェクターの整頓をしているのですが、「あれ?こんなエフェクター持っていたんだ」と気づくことがありました。

エフェクターを集めはじめて10年ほど経ちますが、忘れるぐらいほとんどバンドやライブで使わないエフェクターです。

あまり機会がないので、ここでご紹介させてください。

過去10年ほとんど出番がないエフェクターたち

過去10年ほとんど出番がないエフェクターたち

BOSS/AW-3(オートワウ

BOSS/AW-3(オートワウ)

BOSS「AW-3」オートワウになります。

このエフェクターは、一回だけバンドで使用したことがあります。椎名林檎の「幸福論」で一部のフレーズだけに使いました。当時は、通常のワウペダルをかけながら演奏することが難しいため、オートワウをかけて弾きました。椎名林檎東京事変をバンドで歌いたい・弾きたい人は自分の周りでは多いですが、かなりのレベルを要求されるので冷や汗ものです。(サウンドはカッコイイけどかなりクレイジー

名前の通り、ペダルを踏めば自動的にワウがかかるので面白いです。歪みに飽きた時に「シュワ〜ン」とワウをかけてみると結構遊べます。ファズと組み合わせて壊れたサウンドも作れます。

ジャンルや曲を選ぶことが多いワウ系ペダルですが、使う人は使うエフェクターです。

BOSS/BF-3(フランジャー

BOSS/BF-3(フランジャー)

BOSS「BF-3」フランジャーになります。

モジュレーション系エフェクターで、残念ながら一度もバンドでは使ったことがありません。MODEのGARE PAINがステレオ的に揺れるサウンドになるので、自宅でたまに遊んでいます。BOSS「MT2(メタルゾーン)」と組み合わせて、ジェットサウンドで楽しんでいた時期もあります。

バンドでこっそりかけてサウンドテイストを変えてもいいですが、なかなかフランジャーを使う曲に巡り会えないため、自宅保管が続いています。

MXR/phase90(フェイザー

MXR/phase90(フェイザー)

MXR「phase90」フェイザーになります。

うねりをサウンドに加えることができます。BOSS「BF-3」と同じように、ジェットサウンドに使用できます。 MXR「phase90」はSPEEDのツマミをMAXにするとトレモロまで変化させることができます。コーラス以外の揺れ系エフェクターは、このモデル1台でカバーできるのではと思うぐらいです。しかし、エフェクターボードには定着せずといったトコロです。

BOSS/PS-6(ピッチシフター)

BOSS/PS-6(ピッチシフター)

BOSS「PS-6」はピッチシフターになります。

ピッチシフターの他にも、様々なMODEが搭載されており、コーラス的なサウンドオクターバー的な使い方もできます。このエフェクターは、B’z「恋心」で一回だけ使用しました。MODEを「S-BEND」にセッティングして、1オクターブのベンディングをペダルでかけました。その機会以外はほとんど遊びで使う程度です。また、キーの設定で音を変化させることができますが、音楽理論の知識が必要です。初心者が使うこなすには、かなり難しいエフェクターです。

HardWire/RV-7(リバーブ

HardWire/RV-7(リバーブ)

HardWire「RV-7」はリバーブになります。

バーブが必要だと思い購入しましたが、実際にスタジオ練習ではアンプのリバーブを使うことがほとんどのため、1回も実戦で投入したことがありません。色んなリバーブが楽しめますが、やはりアンプのリバーブで足りるので、こちらも遊ぶ程度です。

見た目が気に入っているので自宅保管しています。

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空間系エフェクターの種類はリバーブとディレイの2つ【アンプにリバーブはついてます】 - effectornote

MXR/dyna comp(コンプレッサー)

MXR/dyna comp(コンプレッサー)

MXR「dyna comp」はコンプレッサーになります。

最近、購入して色々実験しています。

主にカッティングする時に、アタックを均一に抑えるため使うものですが、他のエフェクターと比べて、効果がわかりずらいのが正直なところ。カッティングをするジャンルをあまり弾かないので、今のところ使う機会はありませんが、サスティーンが伸びるため、ブースターとして使えないかと模索しています。

将来的に、どこかで使えたらいいなと思っているエフェクターです。

TC ELECTRONIC/Corona Mini Chorus(コーラス)

TC ELECTRONIC/Corona Mini Chorus(コーラス)

TC ELECTRONIC「Corona Mini Chorus」はコーラスになります。

コーラスはこの1台のみしか持っていませんが、思った以上に使わないエフェクターです。Corona Mini Chorusはキレイにコーラスがかかるので気に入ってはいますが、なかなか出番がありません。

スタジオで練習することが多いので、コーラスはいざとなればJC120についているもので代用できるため、使用する機会があまりありません。

でも、一応持っておくエフェクターです。

モジュレーション系はマルチエフェクターでいいかも?

参考モデル:BOSS GT-1 Guitar Effects Processor

こう振り返ってみると、モジュレーション系をあまり使わないことが多いと感じました。

コンパクトエフェクターでは、各モデルの個性を楽しめますが、バンドなどで実戦で使える・使えないで判断すると「あまり使わないエフェクターなのでは?」と思います。

そう考えると、モジュレーション系はマルチエフェクター1台でまかなえるような気がもします。

個人的には、マルチエフェクターは苦手なため持っていませんが、モジュレーション系を集めたBOSS「MD-500 MODULATION」LINE6 「M5 Stompbox Modeler」ZOOM 「MS-70CDR」BOSS「GT-1」など、1台あると便利かもしれません。

歪み系エフェクターにはこだわりたい人なので、歪みはコンパクトエフェクターと決めていますが、効率を目指すならば「コンパクト歪み系エフェクター」+「モジュレーション系マルチエフェクター」の組み合わせが早いのかも。

歪み系エフェクターと一体化させたい場合は、BOSS「MS-3 Multi Effects Switcher」を使えば可能だと思います。

BOSS/MS-3 Multi Effects Switcher

今回のまとめ

それでも各モジュレーションにこだわりたい人はコンパクトエフェクターでもいいと思います。予算に合わせて検討してみてはいかがでしょうか。

ご参考になれば幸いです。

ギターエフェクターのクリーンブースターをつなぐ順番はどこ?【実例あり】

こんにちは。

クリーンブースターって聞くと、イマイチよくわからないエフェクターですよね。

クリーンブースターの効果を知れば、こころ強いエフェクターになること間違いなしです。

今回は、実例をふまえてご紹介します!

ギターエフェクターのクリーンブースターをつなぐ順番はどこ?

クリーンブースターってなに?

音量は上がりますが、歪まないクリーンなエフェクターです。

LEVELを上げることでややGAINが増してゆく傾向もありますが、まったく歪まないクリーンブースターも存在します。

クリーンブースターってどこで使うの?

主に音痩せ防止やギターソロなどの一時的な音量を上げることに使われることが多いです。使い方は人によって千差万別です。

クリーンブースターをつなぐ順番は?

大きく分けて3つあります。

<クリーンブースターの順番① エフェクターの一番最初>

クリーンブースターの順番① エフェクターの一番最初

複数のエフェクターをつなげた時に、一番はじめにクリーンブースターを置く場合です。

この順番では、主に音痩せ防止やLEVELを上げたセッティンにし、サウンドを変えずにGAINを加える順番です。

参考例:Xotic 「EP Booster」+Fulltone「OCD V2.0」

<クリーンブースターの順番② 歪み系エフェクターのすぐ後ろ>

クリーンブースターの順番② 歪み系エフェクターのすぐ後ろ

オーバードライブやディストーションなどの歪み系エフェクターのすぐ後ろにつなぎ、ソロ時に一時的に音量を上げるか、もしくは、常にONにして歪み系エフェクターをより力強い歪みサウンドにする順番です。

参考例:BOSS「MT-2」+Xotic「RC Booster」

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<クリーンブースターの順番③ エフェクターをつなぐ一番後ろ>

クリーンブースターの順番③ エフェクターをつなぐ一番後ろ

複数のエフェクターをつなげた時に、一番最後にクリーンブースターを置く場合です。

この順番は、あまり置かないかもしれませんが、歪み系エフェクターの後ろと同じ効果で一時的に音量を上げるか、もしくは、常にONしてライブなどで音量調節するためのボリュームツマミとして使う順番です。

定番となったXotic「EP booster」では、アンプに低音を足して使うなど、サウンドの最終調整の意味合いが強いです。

参考例:MXR 「MICRO AMP」

クリーンブースターを使い始めは、②の歪み系エフェクターのすぐ後ろがオススメです。

オーバードライブもクリーンブースターとして使える?

クリーンブースターのモデルもたくさんありますが、オーバードライブもクリーンブースターとして使えるものもあります。

BOSS Blues Driver BD-2

Fulltone OCD V2.0

One Control Strawberry Red Over Drive

クリーンブースターとして使えるオーバードライブの特徴は、歪み幅が大きいものが使える傾向があります。

セッティングはGAINやDRIVEを控えめにして、LEVELを調節するといった感じです。

セッティングはGAINやDRIVEを控えめにして、LEVELを調節する

クリーンブースターモデルと比べるとややブースト時に歪みやすい傾向があるので、目指したいサウンドによって選択すると良いと思います。

オーバードライブのモデルによっては、調節位置が変わってきます。

ただし、オーバードライブをクリーンブースターとして使う場合に、③のエフェクターの一番後ろにつなぐのは、あまりオススメはしません。その場合はクリーンブースターを選択しましょう

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おすすめクリーンブースターは?

同じクリーンブースターといえど、モデルによって効果が違ってきます。

今回は代表的なクリーンブースターと特徴をご紹介します。

・Xotic EP Booster

Xotic EP Boosterは、主に低音が出る特徴のクリーンブースターです。もっちりした効果が特徴。他のクリーンブースターと比べて、サスティーン(音の伸び)効果もあります。シンプルなツマミでミニサイズ。内部スイッチによりGAINとTONEの調節が可能。

・Xotic RC Booster V2 RCB-V2

Xotic RC Booster V2 RCB-V2は、RC Boosterの現行モデル。4つのツマミで細かく調節できます。GAINもやや強めで、クランチサウンド〜オーバードライブまでいけます。RC Boosterの特徴はなんと言っても、音圧パンチが効きます。

・MXR M133 MICRO AMP

MXR M133 MICRO AMPは、シンプルなクリーンブースター。ツマミを回せばGAINが上がってきます。どちらかと言えば、音量が上がる傾向があります。スタンダードなクリーンブースターで使うところを選びません。

クリーンブースターの中でも純粋に音量だけ上がるモデルもあります。

・tc electronic SPARK MINI BOOSTER

tc electronic SPARK MINI BOOSTERは、純粋に音量のみ上がります。GAINや低音などがまったく上がらず、ボリュームだけがスッと上がります。音量調整のみにベストなクリーンブースターです。

まとめ

他のエフェクターとくらべて、サポート的な役割を果たすクリーンブースターですが、様々なタイプのクリーンブースターがあるので、シチュエーションをしっかりイメージして選択していきましょう!

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