エフェクターノート

エフェクターや機材で理想のサウンドを追求していく試行錯誤型の実体験ブログです。

付点8分ディレイで幻想的なサウンド

こんにちは。

今回は、ディレイを使っていて面白いサウンド「付点8分ディレイ」について書きたいと思います。
 

【付点8分ディレイとは?】

この「付点8分ディレイ」とは、「空間系エフェクター」の中で音をずらすことができる「ディレイ」を使って出すサウンドです。
付点8分とは、リズム符のことで4分の3拍(1/2+1/4拍)の長さで、よく付点8符音符+16分音符がくっついたフレーズをよく譜面で見かけます。「タン〜タ、タン〜タ♬」みたいなリズムのことを言います。
その「付点8分」のリズムをギターのピッキングではなく、エフェクターのディレイペダルを使って音をずらすという感じでしょうか。
 

【付点8分ディレイを使ったフレーズ曲とセッティングの試行錯誤】

 実際に「付点8分ディレイ」を使って、弾いた曲があるのでご紹介したいと思います。
B'zの「恋心」のイントロがまさに「付点8分ディレイ」を使っているフレーズでした。
はじめタブ譜を見た時に「簡単なフレーズだな」と思いましたが、音源を聴いてみると
「テッテテケテケテケ〜」みたいなサウンドが聴こえてきました。
はじめにクリーンサウンドでタブ譜通りに単音にディレイをかけて弾いてみると、まったく音源みたいにならず。
タブ譜を見る限り、ギター2本だったので1本しかないのでそのせいもあるのかなと、なんとなく深めにディレイをセッティングして、ルーパーを使って音を重ねてみましたが…これも音源通りにいかない。その他、弾き方やタブ譜の音が間違えているのかと色々探しましたが、全く原因が分からず。
仕方なく詳しい方に聞いてみたところ、ディレイのセッティングが「付点8分」のリズムに合わせてないことがわかりました。
B'zの曲はよく難しいと言われますが、エフェクターのセッティングもやはり一筋縄ではいかないもの。B'zの「恋心」を弾くなら「ディレイペダル」は必須です。
 

【使用したディレイペダル】

 

それではB'zの「恋心」で実際に使用したディレイペダルを紹介したいと思います。
付点ディレイは大体どんなディレイペダルでも大体セッティングできると思いますが、今回は自分が持っていたペダル「BOSS」の「DD7(デジタルディレイ)」を使用しました。アナログディレイでも付点ディレイはセッティングできますが、サウンドの違いがあるので、アナログかデジタルかはお好みで選べばいいと思います。デジタルディレイの方がディレイ音がハッキリしているので、B'zで使用するならデジタルディレイの方をおすすめしておきます。
その他に「歪みが多いオーバードライブ」や「ディストーション」を併用して弾いています。
 
 
【付点ディレイのセッティング】

BOSSの「DD7(デジタルディレイ)」を使用して、付点ディレイのセッティングを紹介します。

 

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・E.LEVEL=3時くらい

・F.BACK=10時くらい

・D.TIME=11時くらい

・MODE=800ms

になります。

 

 

BOSS「DD7」においてのコツは、MODEの800msが重要です。

このMODE800msが「付点8分ディレイ」のセッティングになります。

・800msに合わせてペダルを長押しすると、赤いランプが緑のランプに変わります→点滅するのがテンポ(曲の速さ)になるので、足でリズムを踏んでテンポを合わせる→合わせた後にペダルを踏めば付点8分のディレイセッティングができます。(長押しをしないと通常の800msのディレイになります)

 

テンポなどは実際のバンド演奏と合わせながら、調整していけばいいと思います。

B'zの「恋心」のテンポは120ぐらいだったと思います。

正確な音源のテンポでディレイをかけたい場合は同じ「BOSS」の「DD20」を使用すれば、細かなセッティングができますので、そちらを使ってもいいかもしれません。

 

 

【恋心のイントロを一人で弾く場合】

 はじめに書いたように、B'zの「恋心」はギター2本ですが、1人で弾く場合は音の重なりが減って、雰囲気が上手く出せないことがあります。
そんな時は、弾いた音を録音させて再生させる「ルーパー」を使ってもいいですが、スイッチを押すタイミングが難しいと思います。
自分が実際、弾いたときはタブ譜通りではなく、YouTubeで他のバンドがB'zの「恋心」を弾いていたフレーズを耳コピできる方に譜面におこして頂いたフレーズを弾きました。(写真参考)
このフレーズを単音で弾いて、付点ディレイをかけるとB'zの恋心のイントロ風になります。一人で弾く場合はアレンジしてしまうのもアリです。
 

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また、弾き方のコツは、軽くブリッジミュートして弾くと良い感じになります。

【付点8分ディレイに挑戦してみよう】

演奏後、この付点ディレイサウンドが気にいってしまったので、いつでもセッティングできるようにシールを貼っています。
この付点ディレイで有名なのは「U2」のギタリスト「ジ・エッジ」が、よく使っている印象が自分は強いですが、このサウンドは幻想的で音が広がってゆく心を揺さぶるサウンドが特徴だと思います。
 
一度、「付点8符ディレイ」のセッティングのコツを覚えるとディレイペダルの使いこなし方も上手くなるので、ぜひぜひトライして見てください。