エフェクターノート

エフェクターや機材で理想のサウンドを追求していく試行錯誤型の実体験ブログです。

クリーントーンの音作りを考える③

こんにちは。

 

さて、引き続き「クリーントーンについて考える③」を書きたいと思います。

 

前回より問題点と解決策のまとめです。

【自分がクリーンの音で気になったこと※Masrall JCM 2000使用時】

①クリーンと歪みの切り替えの時にディストーションなどのエフェクターで切り替えると不自然→【解決策】BOSS「ST2」を使用してゲインコントロールして演奏する。

②クリーンの音がキンキンして、弾きずらい→【解決策】BOSS「ST2」を使用して、バランスの良い歪みで演奏する。

③アンプのクリーンの音に存在感がなくバンドでギターの音が目立たない→今回の解決策のテーマです。

 

そして、最後の問題点の存在感についても試行錯誤してみました。

ギターボリュームを絞りで歪みからクリーントーンを作ると、どうしてもクリーンになるにつれてボリュームが小さくなります。折角、弾きやすいクリーントーンができたのに、これではバンドでは消えてしまう恐れがあります。

そこでまず思ったのは、アンプ側のボリュームを上げれば必然的にギターボリュームが小さくても音量が上がると思いましたが、これはバンドアンサンブルでの音量バランスが崩れることになりました。ギターの音が主張できるのは、ギタリストとしてはいいことですが、バンドは全体としていかにまとまってるかが重要だと自分は考えています。

それにより、バンド全体で決めたアンプ側の音量は変えないようにしました。

 

【クリーンブースターを使ってみる】

次に試したのは、クリーンブースターを使用することを考えました。

クリーンブースターはいくつか持ってはいますが、今回の機会でクリーンブースターにも色々な性質があると気付かされました。クリーンブースターについてはまたの機会に書きたいと思いますが、その中で期待に応えてくれたのが、ZVEXの「super hard on/スーパーハードオン」でした。 

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ZVEXは個人的には好きなメーカーで、いくつか人気なモデルの中に入る「super hard on」の魅力に気付かされました。(実際使用したのはZVEXのchannel2というペダルですが、効果はsuper hard onと同じです。channel2はsuper hard onにゲインが足せる使用になってます)

 

【super hard onの魅力】 

このsuper hard onは他のクリーンブースターと比べて、ギターのクリーンな原音をプッシュしてくれる性質があると感じました。音量が単純に上がるのではなく、原音をハッキリ出してくれます。特に歪みエフェクターをかけるとギターの原音が歪みで埋もれてしまうことがありますが、その埋もれた歪みの中からギター音の芯とも言える原音を引っ張り出す、または強化してくれます。それによりギターサウンドに存在感と艶が出てきます。

 

エフェクターのセッティング順とポイント】

この「super hard on」をBOSS「ST2」の「後段」に繋げてレベルブースターとして使用します。まずBOSS「ST2」をON→ギター ボリュームを2〜3ぐらいに絞る→「super hard on」をONにして原音が前に出てくるか確認する。

super hard onの方は、やや音量(レベル)が上がる程度にセッティングしておき、原音がやや強くなったさりげない程度にセッティングするのがポイントです。(正確に言えば、歪ませた時の音量を基本にボリュームコントロールして小さくなった音量分をクリーンブースターでレベルを足して基本音量に戻す)

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これにより、バンドアンサンブルでギターボリュームで抑えながらも、艶やかなクリーントーンで存在感があるギター音が活きるクリーンサウンドを作ることができました。仕上げに程よくディレイをかけるととてもキレイなサウンドになりました。

 

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↑今回のエフェクターボードの全体構成

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↑マーシャルJCM2000は「CRUNCH ON」で使用(アンプの音量はドラムの音量に合わせる)

 

さらに、ギターのセレクターをフロントとリア半分のセンターにするとよりバランスが良くなります。(歪ませてパワーコードの時は音がしっかりでるリア。ソロはフロントへ切り替える→簡単にはできない動作ではあるので練習が必要)

 

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 【アンプのクリーンチャンネルと比べてみて】

アンプのクリーンチャンネルと比べて、ゲイン(歪み)を上げた状態で、ギターボリュームを絞ってクリーンにした方が、存在感というか音が細くならず、繊細なピッキングにも反応してくれる密度か濃いクリーンになる傾向が見受けられました。

アンプを歪ませない状態のままだと、どうしてもペラペラなクリーンサウンドになりがちかなと感じました。今回はマーシャルJCM2000を使用しましたが、その他の真空管アンプでそのままクリーンが良いものもあるかもしれませんが、あくまでもスタジオや本番ステージで置いてあることが多いアンプとエフェクターによるクリーンサウンドの音作りとなります。

 

さらに、BOSS「ST2」+ZVEX「super hard on」の組み合わせは「JC120」にでもそのままサウンドを変えることなく使えるので応用が効く組み合わせだと個人的には思います。この2つは相性が良いなと感じました。

 

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今回のクリーントーンの音作りの試行錯誤において、いくつか試したいことが出てきたので、また試して書きたいと思います。

 

※この音作りはあくまでも個人的な考え方と試行錯誤の結果です。音作りのご参考までに。