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エフェクターノート

エフェクターや機材で理想のサウンドを追求していく試行錯誤型の実体験ブログです。

Ibanez TS9レビューとMarshall JCM 2000 & JC120

Ibanez TS9レビューとMarshall JCM 2000 & JC120

 

こんにちは。

 今回はIbanezのTube Screamer「 Ibanez TS9レビューとMarshall JCM 2000 & JC120」について書きたいと思います。この「TS9」はチューブスクリーマー(TS系)と呼ばれており、真空感アンプと相性良いと言われています。自分自身、今までいつくか「TS系エフェクター」は使ったことがありましたが、本家の「TS9」を使ったことがなかったので、物は試しで購入してみたのでレビューを含め書いていきたいと思います。

 

【TS9の各ツマミ】

LEVEL、DRIVE、TONEの三つでサウンドを作ります。

この「TS9」の扱いの良さの一つがここにあります。各ツマミ12時が基本標準セッティングになっているので、アンプの音量とエフェクターの音量差を自分の耳で調整する必要がほとんどないです。12時に合わせておけば、そこから音作りの目安がわかりやすいので、戻す時も12時を標準に調整すればいいと思います。「音の基準」を持っているオーバードライブだと感じました。個人的には見た目で敬遠していましたが、とても使いやすく考えられたエフェクターです。

 

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少し余談ですが、Ibanez「TS9」を購入する以前、Maxon「ST9pro+」を使用したことがありました。このMaxonST9pro+」は音は素晴らしく良い歪みなのですが、オンオフにするスイッチがとても固く、踏みづらいといった悩みがありましたが、こちらの「TS9」はストレスなくスムーズに踏めるので、もし「Ibanezアイバニーズ)」か「Maxon(マクソン)」で悩まれている方はIbanezの方が踏みやすいと思います。または予め試奏して踏み具合いをチェックした方が無難です(ちなみにIbanezMaxonは同じメーカーだそうです) 

 

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【TS9の特徴について】

この「TS系(チューブスクリーマー)」の主な特徴と言えば「中域(ミドル)」に特化したオーバードライブとなります。よく言われるのが、輪郭がハッキリとし解像度が高い歪み系エフェクター(オーバードライブやディストーション)と比べてみると、音が「モコモコ」したような篭ったようなサウンドが特徴です。

自宅に置いてあるRolandの「micro cube」に繋げると実際こもったサウンドが出ました。しかし、小さい音量での「TS系」並び「TS9」は個人的にはサウンドの良さがわからないと思っています。

 

【実際にスタジオで弾いてきました】

実際に真空管アンプで試したいと思ったので、スタジオで弾いてきました。

〈スタジオでのセッティング〉

「PRS(ギター)」→「TS9」→Marshall JCM 2000(アンプ)

 

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(組み合わせも試したかったので色々とエフェクターボードに入ってます)

 

まず、試したのが「Marshall JCM 2000」のリードチャンネル(ULTRA GAIN / CHANNEL B)で歪みを作り「TS9」でアンプをブーストしてみる使い方を試してみました。

 

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しかし、今回使ったMarshall JCM 2000が思ったように上手く歪みを作れなかったのであまり効果がよくわかりませんでした。Marshall JCM 2000は個体差があるので、同じイコライジングにしてもアンプによっては「歪みが粗いアンプ」「音が全体的に固いアンプ」「高域がやけに出るアンプ」と様々です。個体差を見分けて対処法も身につけなければと思いますが、今回は切り替えてクリーンチャンネル(CLASSIC GAIN / CANNEL A)を使用しました。

以下、その時のイコライジングです。

<Marshall JCM 2000 / クリーンチャンネル(CLASSIC GAIN / CANNEL A)>

 

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PRESENCE=0

TREBLE=4

MIDDLE=4

BASS=4

REVERB=2~3

※DEEPとTONE SHIFTはOFF

 

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VOLUME=3

GAIN=2〜3(やや少なめ)

CRUNCHはON

 

 

 アンプ側をクランチ気味にセッティングをして「TS9」のDRIVE(歪み)をMAXで試しました。TONEはやや上げ気味です。

 

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この時、CDで音源を流して試しましたが、この「TS9」は中域(ミドル)が上がるので、音源にギターの音が埋もれず音が良く聴こえました。「音抜け」が良いとうことになると思います。

また、さらに自宅で弾いた時に気づかなかった特徴があります。

それは「音が丸く」なります。Marshall JCM 2000ではドンシャリでキンキンするサウンドになりがちですが、この「TS9」のセッティングで試したところ、角が取れて耳に優しいサウンドになりました。(他のTS系モデルで試した時には出なかった効果です)

主にリードソロを中心に今回は弾きましたが、さらにアナログディレイをかけると、とても気持ちの良いリードソロになりました。

また、ギターボリュームによるゲイン調整もアンプライクエフェクターとまではいかなくとも、弾ける音になりましたので、ここも「TS9」のポイントかなと思いました。

 

【TS9で弾ける音楽ジャンル】

「TS9」はオーバードライブですので、ゴリゴリのメタル系のジャンルは全く似合わないと思います。(真空管アンプの歪み使用でブーストして使うのはありです)

主にロックやポップス、フュージョンなどで活躍しそうなペダルと言えそうです。弾き方としてはアルペジオ、クランチ気味のカッティング、リードソロで発揮できると思います。

 

【JC120でも弾いてみました】

Marshall JCM 2000についで、「JC120」でも試してみました。 

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「CHANNEL1」と「CHANNEL2(メイン)」をパッチケーブルでリンクさせています。これにより2つのスピーカーから音が出て「音圧」が上がります。

 

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 VOLUME=2

TREBLE=3

MIDDLE=3

BASS=4

DISTORTION=0

REVERB=2

※今回は全体的に控えめなイコライジングです。

 

 

<TS9のセッティング>

「Marshall JCM 2000」で試した時と同じセッティングです。

DRIVEをMAX。

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「TS9」はあまり歪まないオーバードライブですが、さらに歪まない「JC120」で 試してみましたところ、ドライブMAXであれば十分歪みました。

「JC120」で、ハードロック/メタル系を弾く場合はディストーション(BOSS ML2など)を使用した方が音作りが適切ですが、ロックやフュージョンのソロやカッティングならば「TS9」で良い感じのサウンドが弾けました。

また、ディストーションペダルの前段に「TS9」を配置してブーストして上げるとミッドが加わって、弾きやすくなることにも発見がありました。歪みの量を上げ過ぎるとハウリングやノイズが多くなるので、ゲイン調整は必要ですが「JC120」では単体でも使えるし、エフェクターの組み合わせでブースターといった使い方もできるオーバードライブだと感じました。今回の印象では「Marshall JCM 2000」よりも「JC120」で使用した方が弾きやすい感じがしました。

 

【TS9のまとめ】

・ドライブMAXにすれば「単体」でも使える

・「JC120」とも相性が良い

・ブースターとして使うと「リードソロ」が弾きやすくなる

「Marshall JCM 2000」に使用すると音が丸く、音抜けが良くなる

・「音の標準」を持った扱いやすいオーバードライブ

 

さらに「TS9」の本領発揮する環境はスタジオに置いてある真空管アンプ「Marshall JCM 2000」や「JC120」といった本番ライブで使用するアンプで「大きな音量」で使用した時に「TS9」の良さがわかるオーバードライブだと思います。

 

【その他のTS系ペダル】

その他のメーカーから出ている「TS系」ペダルや同じような役割を果たすエフェクターはたくさんあります。

例えば、BOSS「SD1」、Leqtique「maestoso」、one control「Persian Green Screamer」、「MAXON」の各TS系ペダル、Mad Professor、JHSなど各メーカーから「TS系モデル」がありますが、自分の経験上「TS系オーバードライブ」の購入を悩まれているなら、まず「Ibanez / TS9」をオススメしておきます。

また、そのまま小さくなったミニモデル「Ibanez / TSMINI」も登場しているので、エフェクターボードに入れる隙間がない方や持ち運びを楽にしたい方はこちらでもいいと思います。

 「TS系」のサウンドを理解するにも、実用的に使いやすいので、入門編〜気に入ればずっと使える点でも「TS9」は良いと思います。値段もリーズナブルです。 「TS9」は自分のサウンドメイクやギタープレイに幅が広がるエフェクターだと思いました。

以上ですが、今回できなかった真空管アンプをブーストする方法を次こそは試したいと思います。