エフェクターノート

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エフェクターボードを最小限にするための工夫

エフェクターボードを最小限にするための工夫

こんにちは。

今回は「エフェクターボードを最小限にするための工夫」を書きたいと思います。

BOSS エフェクターボード

 

エフェクターは楽しいモノで、ついついたくさん持ちたくなります。初めて購入したBOSS「DS1」からいつも間にかエフェクターが増えてしまいましたが、いざエフェクターボードに組んでスタジオに行こうとするとその重さについため息が出てしまいます。そんな時に最小限のエフェクターでスタジオに行くにはどうすればいいか、また、一番小さいエフェクターボードにはどのくらいエフェクターが入るのかをシュミレーションして見ましたので、今回はそのことについて書きたいと思います。

 

 エフェクターの重さで持っていくエフェクターを選ぶ】

Providence

エフェクター自体はメーカーやサイズによって重さが違います。見た目同じに見えても重さ違っています。ミニサイズエフェクターは比較的軽い傾向にありますが、Xotic「EPBooster」などは普通のサイズ並みに重いこともあります。BOSSを標準の重さとして、通常サイズで軽いと感じるメーカーは「Providence」は割と軽い傾向にあるように思います。ミニサイズでは「One Control」はコンパクトで軽く、エフェクターボードにも入れやすいかなと思います。

 

エフェクターは何個までなら軽いと思うか】

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その人の体格差や筋力にも寄りますが、個人的にはBOSSのよくあるサイズのエフェクター4個〜5個くらいで重いと感じると思います。さらにその中にパワーサプライやパッチケーブル、エフェクターボードの重さも入っていますので、軽いと感じるのはBOSSのコンパクトエフェクター3個程度かなと思います。

 

【最小限でエフェクターボードを組んでみる】

エフェクターボード

初めて買った一番小さいエフェクターケースにどれだけエフェクターを組めるかを試してみました。 サイズは、横320mm×高さ220mmです。※マジックテープ(メス)を強力なものに貼り直してあります。

 

ベルデン製のL字タイプパッチケーブル

パッチケーブルはエフェクター間のスペースをできる限り詰めたいのでベルデン製のL字タイプ(15cm)を使用します。 

 

 

【実際にミニマムエフェクターボードを組んでみました】

ミニマムエフェクターボード

 (右から)BOSS「DS1」→  BOSS「GE7」→BOSS「DD7 」

初めてエフェクターを購入した時の構成にしてみました。このエフェクターボードのサイズですと3個が限界です。パワーサプライなどの電源供給は入っていませんが、エフェクターの上のスペースに入りそうです。BOSS「DS1」(ディストーション)は、メインの歪みで、その後段のBOSS「GE7」(イコライザー)は、ブースターとして設置してあります。BOSS「DD7」(デジタルディレイ)は空間系エフェクターになります。BOSSのエフェクター3つあれば、一番小さいエフェクターボードで収まりそうです。使用するアンプや出したいサウンドでエフェクターは変える必要はありますが、持って行くエフェクターを3つに厳選すれば、最小限でかつ最大のパフォーマンスができそうです。

 

【一番初めのエフェクターの高さに気をつける】

エフェクターの高さ

最小限のスペースにすればするほど、エフェクターの高さには気をつけた方がいいと思います。BOSSエフェクターはシールドを差すインプット(アウトプット)ジャックの位置が高いので、ギリギリシールドをそのまま差すことができます。平たいエフェクターエフェクターボードの縁にインプットジャックが隠れてしまい、ギターシールドがさせなくなることがあるので注意が必要です。軽さでは有利な「Providence」「One Control」はジャックの位置が低いので、小さいエフェクターボードに組む際は、一番最初に設置するのは難しいように思います。

 

【今回のまとめ】

今回は、エフェクターボードを最小限にするための工夫をBOSSのコンパクトエフェクターのみ考えてみましたが、最小限にするにはアンプや用途をしっかり決めることが最小限につながるように感じました。目的がはっきりしないようであれば、BOSS「GT-1」 などのマルチエフェクターなどを持っていくという手もあると思います。コンパクトサイズでしたら、ZOOM MULTI STOMP「MS-50G」などのマルチストンプを組み込むことでエフェクターの個数を最小にキープしながらも、多機能にできることも可能です。マルチエフェクターは多機能な分、使いこなしが難しいこともあります。自身にあったエフェクターを選ぶことが大切です。

 

以上、「エフェクターボードを最小限にするための工夫」についてでした。