エフェクターノート

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electro-harmonix / LITTLE BIG MUFF シュミレーション レビュー

electro-harmonix / LITTLE BIG MUFF シュミレーション レビュー

こんにちは。

今回は「electro-harmonix / LITTLE BIG MUFF シュミレーション レビュー」について書きたいと思います。

LITTLE BIG MUFF

2017年11月号Gutarmagazine(ギター・マガジン)「BIG MUFF」の特集を見かけました。ファズペダルは、自作以外では1台だけ持っており、以前、購入したelectro-harmonix「LITTLE BIG MUFF」LITTLE BIG MUFFを取り出して、久しぶりに使って見たので、簡単にご紹介したいと思います。

【LITTLE BIG MUFFについて】

electro-harmonix「LITTLE BIG MUFF」について簡単に書いておきたいと思います。このペダルは歪み系エフェクターでありますが、カテゴリーは「ファズ」となります。ディストーションよりも歪むペダルになります。ノイズやブチブチした低音たっぷりの豪快な歪みサウンドが特徴です。「LITTLE BIG MUFF」は、サウンドはそのまました「BIG MUFF」の一つ小さいペダルになります。「BIG MUFF」自体は、BOSSのコンパクトエフェクターを縦横4つ並べたくらいの大きなファズペダルとなります。かなり大きいので、エフェクターボードのスペースを考慮して、小さいサイズを選びました。そしてさらにさらに「BIG MUFF」をコンパクトにしたモデルもあり、「NANO BIG MUFF」というモデルもあります。そちらは少し見た目が変わっております。自分は「BIG MUFF」というロゴや雰囲気がカッコよく思ったので、デザインもそのまま継承している「LITTLE BIG MUFF」を選んだ次第です。まだ続々と新しいモデルが登場していると思います。electro-harmonixは通称、エレハモと呼びますが、エレハモと言えば、ファズペダル「BIG MUFF」をイメージする人も多いのではないでしょうか。

 

【LITTLE BIG MUFFのセッティング】

LITTLE BIG MUFF

「LITTLE BIG MUFF」は、シンプルに3つのツマミ構成になります。

左から「VOLUME」「TONE」「SUSTAIN」になります。

VOLUME=12時〜13時くらい。ミニアンプRoland「MICRO CUBE」MICRO CUBEでのシュミレーションでは、このくらいのレベルだと思います。

TONE=13時〜15時くらい。トーンの効きは良いです。右に回すほど高音になりますが、同時に歪みの輪郭が出てくる感じがします。左に回すと低音が出てくる感じです。

SUSTAIN=12時〜MAX。こちらのツマミで歪みを調整します。右に回し切ると歪みが良い感じに飽和します。ディストーションよりの歪みに近いと思います。ファズはブチブチするものもありますが、「LITTLE BIG MUFF」は使いやすいファズだと思います。

 

【LITTLE BIG MUFFをミニアンプで弾いてみた感想】

「LITTLE BIG MUFF」をRolandMICRO CUBE」を弾いてみた感想としては、低音たっぷりのジューシーかつ大胆な歪みサウンドでした。

5、6弦は、全く弾けない訳でもなく、ギリギリ鳴る感じはしますが、歪みの飽和感でピッキングのアタック感はほとんどありません。よくファズは、どんな時に使うのかわからないと聞いたりしますが、自分はリードソロに使う方が良いのではと思います。歪みMAXでコード弾きをして、何が鳴っているのかわからない轟音サウンドを狙ってもいいですが、スマートな使い方は、低音と歪みを利用したリードソロや、単調なリフ的なフレーズが良いと思います。(ファズの使い方は様々でなんでもありと言えばありです)

 

【LITTLE BIG MUFFと他のエフェクターとの組み合わせ】

LITTLE BIG MUFFとFULL-DRIVE2 MOSFET

最近、試しているTS系オーバードライブ「FULL-DRIVE2 MOSFET」を前段に設置してシュミレーションしてみました。「FULL-DRIVE2 MOSFET」のセッティングは、「OVERDRIVE」を0にして、「LITTLE BIG MUFF」に中域のみを加えてみました。すると、「LITTLE BIG MUFF」で「TONE」を上げるよりもさらに音が引き締まって、良い感じのファズサウンドになりました。TS系オーバードライブTS系オーバードライブは、何かと補助的に使うと便利です。

LITTLE BIG MUFFとDD20

さらに、BOSS「DD20」GIGA DELAYDD20を使って、深いディレイをかけてみると、ミニアンプをRolandMICRO CUBE」から奥行きある臨場感あふれるリードサウンドが出来上がりました。「ファズ+ディレイ」の組み合わせは良いかもしれません。

 ミニアンプで楽しむには充分な迫力サウンドになりましたが、果たして「JC120」JC120で、同様なサウンドが出たら嬉しいなと思いますが、この組み合わせはまたスタジオに行って試したいと思います。

 

【LITTLE BIG MUFFについて思うこと】

なかなかファズペダルは、手に出しにくいと思います。オーバードライブ→ディストーション→ファズとより歪みが強くなっていきますが、程よく歪むディストーションが使いやすいのことはありますが、一段上の歪みに挑戦するのも、新しいサウンドの世界がみれていいと思います。ファズペダルにはいくつか有名なモデルがありますが、この「LITTLE BIG MUFF」「BIG MUFF」はディストーション寄りのファズなので、初めてのファズには扱いやすくていいと思います。わかりやすいファズペダルとなってます。また、色んなファズペダルのサウンドを知ってから選びたい方は、BOSS「FZ5」3つのファズモードが搭載されているので、こちらを試してみるのもありだと思います。ファズペダルはクセが強い傾向がありますが、当然、エレハモの「BIG MUFF」にもクセはあると思います。エレハモらしさがありますが、そこが良いと個人的には思っています。

 

以上、ファズペダル「electro-harmonix / LITTLE BIG MUFF」シュミレーション レビューでした。