エフェクターノート

エフェクターや機材で理想のサウンドを追求していく試行錯誤型の実体験ブログです。

素人が改造したBOSSエフェクターの試行錯誤ストーリー

素人が改造したBOSSエフェクターの試行錯誤ストーリー

こんにちは。

今回は「素人が改造したBOSSエフェクターの試行錯誤ストーリー」について書きたいと思います。

BOSS OD3 BD2 MT2

エフェクターの改造をしてみようと思い、自作エフェクター製作からパーツや動具の勉強を通して、半年かけて何台も改造を試みました。1つ上手くいくと、エフェクターは基本同じような構造なので、トントンと改造ができるようになります。当然ながら失敗はありますが、何度も修正や修理を繰り返し、なんとか無事改造をしたBOSSのコンパクトエフェクター達をご紹介したいと思います。

 

【改造でなんとか成功したBOSSコンパクトエフェクター

〈BOSS SD1〉

BOSS SD1改造

まず、初めて挑んだ改造で選んだエフェクターBOSS「SD1」になります。使われているパーツが少ないこともあり、改造しやすいモデルです。BOSS「SD1」は、低域をカットするT S系オーバードライブですが、低域部分の電解コンデンサーの値を上げて、低域範囲を広げる改造があります。一個だけ変えればいいのですが、初めての改造の時、いきなりハンダコテでパーツを変えようとしましたが、失敗し一部基盤が剥がれそうになりました。そのままパーツも付けられましたが、奇跡的に音は出たので、それ以来はその部分は触っていません。電解コンデンサーを高品質なものに変えるだけで、ノイズが軽減をしたのを覚えています。

 

〈BOSS  DS1〉

BOSS DS1 改造

BOSS「DS1」ディストーションペダルになります。こちらは、Keeley(キーリー).Modにしてあります。やはり、ネットで調べただけではわからないことが多いので、実際にKeeley.Modの「DS1」を購入し、どう改造してあるのか見ながら、真似しながら改造しました。ただ、BOSS「DS1」の基盤が年代よって若干変わっていたので、すべては再現できませんでしたが、あとは、自分の耳でサウンドを確かながら調整しました。また、ミニスイッチを2つ付けてあります。左のスイッチはLEDダイオードによる出力UP。右のスイッチは、フィルムコンデンサーを2個切り替えるようにして低域を足すことにより、ファズモードにしました。BOSS「DS1」は、半分くらいはオリジナルの改造になってしまいましたが、「JC120」で弾いても違和感ないサウンドに仕上ったので、安心しています。

 

〈BOSS BD2〉

BOSS BD2 改造

BOSS「BD2」になります。こちらもにKeeley.Modの「BD2」を実際に購入し、真似しました。Keeley.Modにはミッドを調節できるミニスイッチが付いていますが、なかなかそこまで取り付けが大変なため断念しました。それ以外は、Keeley.Modとほとんど変わらないサウンドになっています。Keeley.Modかなり低域がでる改造で、音が太くなりますが、個人的にはもう少し抑えてもいいのではと思います。低域を調節するミニスイッチなど取り付けるなど、考えれば考えるほど工夫は広がりますが、改造の失敗というリスクがあるのでこの辺で止めてあります。よく似たオーバードライブでよくFulltone「OCD」が上げられますが、改造できるならBOSS「BD2」をKeeley.Modにした方が良いと思います。改造失敗のリスクはありますが、コストもパーツのみなので、ミニスイッチ増設しなければ、そこまで難易度が高い改造ではないと思います。やはり、実際のモディファイモデルを研究した方が早く改造ができるのは間違いないです。

 

〈BOSS  OD3〉

BOSS OD3 改造

 こちらは、失敗していたけれど、修正したら復活したBOSS「OD3」になります。BOSS「OD3」は、実は改造に慣れてきた頃に行ったもので、闇雲に電解コンデンサーなどを変えたのが失敗の原因でした。「DS1」「BD2」は改造見本が手元にあったのでスムーズに行きましたが、なかなか「OD3」の見本がなかったため、自己判断で改造をしていました。素人は、回路図や電圧など詳しいことを知らないため、実際に改造品として認められている以外のことをすると音が変になったり、音が出なくなることがあります。このBOSS「OD3」は、LED交換とオペアンプ交換、ミニスイッチ増設を残したまま、交換した電解コンデンサーの品質と値をすべて戻すことで直りましたが、改造の道しるべがない場合は、改造はしない方がしない方が無難かもしれません。サウンドが変になったら、元に戻すことが大事です。

 

〈BOSS MT2〉

BOSS MT2 改造

最後は、BOSS「MT2」ハイゲインディストーションになります。こちらもKeeley.ModでBOSS「MT2」はありましたが、高価なためオリジナルの改造をしました。やはり参考するモディファイエフェクターが手元にないと、失敗率は高くなります。BOSS「MT2」は、一部のオペアンプを交換してありますが、オペアンプアンプの形状が違うため、オペアンプ変換のソケットを自作で作り搭載してあります。BOSS「MT2」は、パーツが多く大変でした。何度も配線が切れたり、音が出なくなるなどのトラブルの連続。ミニスイッチを付けた箇所が悪く、裏蓋を閉めると音が出なくなるということがあったため、絶縁テープと緩衝材を詰め込んであります。このBOSS「MT2」は、ギリギリ改造が成功しましたが、裏蓋を開けた瞬間に音が出なくなります。もう二度と開けることはないと思いますが、パーツが多い、もしくはパーツ変換をしなければならないモデルは、素人は避けた方が無難です。改造するならば、最小限の改造に留めた方が得策です。このくらい複雑ならば、モディファイモデルを購入した方がいいかもしれません。

 

【改造に成功したBOSSコンパクトエフェクターのまとめ】

エフェクターの改造は非常に楽しいものです。持っていたエフェクターが、改造によりサウンドが良くなる。良い音になる。エレキギターを弾く人にとっては、この上ない喜びだと思います。しかし、改造にはトラブルがつきもので注意が必要です。必ずしも上手く改造ができるワケではありません。遠回りかもしれませんが、1個でもモディファイモデルを購入し、どう改造してあるのか、どうサウンドが変わるのかを研究することをオススメします。見本があるのとないのでは、結果が大違いです。また、改造はサウンド面だけでなく歪みサウンドの耳が鍛えられます。パーツ交換で少しのサウンドの変化を聴き分けることを自然とするので、歪みサウンドを聞くと、低域、中域、高域、歪みの深さ、歪みの細かさなどが分かるようになり、バンド練習でもギターサウンドの計算も感覚でできるようになります。逆に言えば、サウンドを聞き分ける耳を持ちたいならば、エフェクターの改造に挑戦することをオススメします。

 

以上、改造したBOSSエフェクターの試行錯誤ストーリーでした。