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ディレイをセンドリターンで使ってみる実験〜Marshall JCM2000編〜

ディレイをセンドリターンで使ってみる実験〜Marshall JCM2000編〜

こんにちは。

今回は「ディレイをセンドリターンで使ってみる実験〜Marshall JCM2000編〜 」について書きたいと思います。

f:BOSS DD7

前回は「Marshall JCM2000」のリードチャンネルに加える実践的なブースターの試しをしましたが、今回は、引き続きリードチャンネルの歪みにBOSS「DD7」でディレイをかける実験をしてみたので、簡単にまとめておきたいと思います。

  

【今回使用する機材】

PRS CUSTOM 22(ギター)→BOSS 「DD7(デジタルディレイ)」→Marshall JCM2000(アンプ)

 

【BOSS DD7のセッティングについて】

BOSS DD7

E. LEVEL=10時くらい

F. BACK=10時くらい

D.TIME=11時くらい

MODE=800ms(付点8分ディレイセッティング、ペダルを長押しでタップ)

 

今回のBOSS「DD7」のセッティングは、程よくかかるように調整しました。付点8分タップのリズムが割と速めの設定にしてあり、1回弾くとディレイ音が短い間隔で4回くらい聞こえる感じになっております。今回は実験なので、ディレイ音がわかりやすいセッティングで試しております。

 

 

【Marshall JCM2000のセッティング】

今回の「Marshall JCM2000」は、ULTRA GAIN / CHANNEL BのLEAD1 チャンネルを使用します。

Marshall JCM2000のセッティング

VOLUME=2〜3ぐらい(ドラムの音量と環境によって調整。個人練習はCD音源流しながら弾きました。4だと大音量と言われる傾向があります)

GAIN=3ぐらい (このくらいでも十分歪みます。GAINを足したい場合はこのメモリのままLEAD2ボタンを押した方が低音が上がらずに歪みを足せます)

jcm2000

PRESENS=0

TREBLE=3

MIDDLE=3

BASS=3

REVERB=3〜4(基本お好みで調整)

DEEP=OFF(低音弦5、6弦を出したい時にはON)

TONE SHIFT=ON(弾きやすくなります。OFFは全体的にトーンが上がって高音が出ます)

 

【フロント側でディレイをかける実験】

jcm2000

まず、ディレイをかける時にアンプの「INPUT」に入力する実験をしてみました。

 

〈フロント側/セッティング〉

エレキギターのジャックからBOSS「DD7」の「INPUT A(MONO)」に繋ぎます。

PRS22

BOSS DD7

次に、BOSS「DD7」の「OUTPUT A(MONO)」から「Marshall JCM2000」の「INPUT」へ繋ぎます。

BOSS DD7

jcm2000

これで「Marshall JCM2000」のリードチャンネルにフロント側からディレイがかかる状態になりました。

 

【フロント側から入力したディレイサウンドの感想について】

フロント側にBOSS「DD7」を接続して、ONにしてリードチャンネルで弾いてみた感想としては、ディレイが前面に出るサウンドになりました。出始めはキレイなディレイサウンドで弾けるように感じましたが、弾き続けるとディレイ効果が強く感じるようになります。弾いた後にすぐにディレイがかかるので、モタつくようなサウンドになってきます。(セッティングしたディレイが2倍くらい強めにかかるイメージ)ディレイのセッティングが強ければ強いほどに、クドイサウンドになる傾向がありました。

 

【センドリターンでディレイをかける実験】

センドリターン

次に、「Marshall JCM2000」のヘッドアンプの裏側にある「センドリターン端子」からディレイを入力する実験をしてみました。シールドを2本使用します。(シールドは3mあれば十分です)

※セッティングする際は、「Marshall JCM2000」の電源(POWER)はONでも問題はありませんが、スタンバイ(STAND  BY)は必ずOFFの状態で行ってください。

 

〈センドリターン側/セッティングのコツ〉

「SEND」→「IN(PUT)」、「RETURN」→「OUT(PUT)」の組み合わせで繋いでいきます。

※「センドイン」と「リターンアウト」と覚えるとセッティングがスムーズです。

 

BOSS「DD7」の「INPUT A(MONO)」と「Marshall JCM2000」側の「SEND」へ繋ぎます。(わかりやすいように赤いラベルのシールドを使用してます)

BOSS DD7

jcm2000 センドリターンe

 

次に、BOSS「DD7」の「OUTPUT A(MONO)」から「Marshall JCM2000」側の「RETURN」へ繋ぎます。

BOSS DD7

jcm2000 センドリターン

 

〈センドリターンのセッティング後〉

BOSS DD7

jcm2000 センドリターン

 

センドリターンへBOSS「DD7」を繋ぎ終わったら、フロント側からエレキギターと「Marshall JCM2000」の「INPUT」を繋ぎます。(今回はエフェクターなしのアンプ直セッティングです)

PRS22
jcm2000

 

【センドリターンを使用したディレイサウンドの感想について】

センドリターンを使ってディレイをかけたリードチャンネルで弾いてみた感想として、キレイにディレイサウンドがかかるようになりました。フロント側入力のディレイサウンドと比べると、明らかにセンドリターン使用の方が自然なディレイサウンドになります。センドリターンなので、キャビネットの後ろ側からディレイ効果が聴こえる感じがしますが、ディレイの性質上、後からついてくる音と裏側方向がマッチして自然に聴こえてくるのではと思いました。

 

【今回のまとめ】

今回のまとめとしては、「Marshall JCM2000」のリードチャンネル(アンプの歪み)にディレイをかける場合は、センドリターンで繋ぐと自然なディレイサウンドに仕上がります。ディレイが前面に強く出たクセのあるサウンドも音楽的には絶対いけないワケではないと思いますが、リードチャンネルでディレイを自然に響かせるには「センドリターン」を活用した方が賢明だと今回の実験で思いました。

センドリターンのデメリットとしては、やはりシールドを追加しないといけない点とセッティングが手間に感じる点だと思います。例えば、フロント側に「ディストーション+ブースター+ディレイ」などパッチケーブルで繋げばシールドは2本で済みますが、センドリターンを活用する場合は、ディレイペダルにセンドリターン用のシールドを2本。そして、フロント側にさらにブースターや歪み系ペダルを繋ぐ場合は、さら2本必要となり合計4本のシールドが必要になってきます。スタジオではシールドを貸し出してくれる事が多いので、まずはレンタルのシールドでセンドリターンを試してみると良いと思います。また、今回はBOSS「DD7」を使いましたが、ディレイについても色々と試していきたいと思う機会でした。

 

以上、

「ディレイをセンドリターンで使ってみる実験〜Marshall JCM2000編〜 」についてでした。

 

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