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ド素人がRAT2を修理ついでに改造した結末〜後編〜

ド素人がRAT2を修理ついでに改造した結末〜後編〜

 

こんにちは。

今回は「ド素人がRAT2を修理ついでに改造した結末〜後編〜」について書きたいと思います。

rat2

引き続き、「RAT2」を改造して壊しながらも修理したことについて書きたいと思います。

 

【修理できたのに調子にのって改造をしてしまう】

〈LED交換〉

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ボリュームポッドをなんとか直し、音が出るところで止めておけば良かったのですが、ここで改造が楽しくなりヒートアップしてしまいました。まず、LEDを赤から緑へ変更しました。これはBOSSのコンパクトエフェクターで何度もやっていたので、その応用で変更してみました。これは上手くいきました。

 

〈ミニスイッチ増設〉

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BOSS「DS1」のkeeley.modを「RAT2」にも応用してみました。歪みに関係するパーツ、ダイオードをLEDとシリコンダイオードにすることで、より強力に音量や歪みをアップさせる改造です。

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ミニスイッチ増設は、慣れていればすんなり改造ができますが、極端に音量が上がるので、抵抗値などで他にも調整する必要があるかもしれません。改造は上手く行きましたが、実際に使えるかは別問題のように感じます。一応、ここまでは順調に改造ができました。

 

【さらに調子にのって闇雲にパーツの値を変え始める】

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改造でよくあるのは、電解コンデンサーやフィルムコンデンサー、抵抗の値を変えることです。これによりサウンドが変わってきます。さらに調子にのってしまったため、それらの改造も施してしまいした。これが回路構造や電圧計算もできないのに闇雲にやったのがダメでした。当たり前ですが、どんどん音が変になっていきます。写真を見るとわかりますが、至る所にソケットを付けてあります。これによりパーツを変えて色々試していましたが、結論を言えば、下手にパーツ交換はしない方がいいです。(とくにRAT2は)「高品質パーツ交換=サウンドが良くなる」とは限らず、理論的なアプローチが絶対不可欠と感じました。当てずっぽうの改造はサウンドが悪くなります。結局、最初にくっつけてあったパーツと値に可能な限り戻すことになりました。

 

【その結果フットスイッチも壊れる】

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修理したにも関わらず、調子にのってしまい改造をしてしまったあげく、今度はフットスイッチの配線が泣く泣く切れてしまいました。仕方なくフットスイッチも新品のものを買ってきて同じように全て配線し直しました。その間にもイタチごっこのように、他の配線が切れる度に直していきました。

 

【そして修理&改造完結へ⁈】

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ボリュームポッドを壊してしまい、修理から改造までここまで費やした期間、なんと2年くらい。そのため、レビューが全く書けず、壁にぶつかり一時的には完全に音が出なくなることもありましたが、諦めずに直し続けて現在の「RAT2」の姿になりました。ようやく修理と改造がひと段落。と思いきや、最近、フットスイッチを踏むと音が出たり出なかったりの不具合が発生し始めています。フットスイッチを再び交換しないといけないような気がしますが、自分の「RAT2」は修理と改造を繰り返しどこに向かっているのかがわからない歪みエフェクターになってゆくのでした。もう同じ「RAT2」を買おうか迷っています。

 

 

【最後のまとめ】

今回のまとめとしては、ド素人が「RAT2」を改造する時はちゃんと勉強して調べてから改造した方がいいと思います。BOSSのコンパクトエフェクターとは違って難しいです。むしろ、ヘタに改造はしない方が良いかもしれません。予算があるなら市販のモディファイモデルを買うことをオススメしておきます。もしくは、サウンドの向上を目指すならば、クリーンブースターケンタウロス系エフェクターの併用してコントロールした方が早いようにも思います。エフェクターの改造はほどほどに。改造をたくさんしたい場合はエフェクター自作の方がいいと思いました。ただ、矛盾してますが、改造ってめちゃくちゃ楽しいです。

 

以上、「ド素人がRAT2を修理ついでに改造した結末〜後編〜」についてでした。

 

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