エフェクターノート

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TS系オーバードライブ・エフェクターの種類は2つあると思う【ドライブ系とミッド系】

こんにちは。

ミッドブースターとしての便利なTS系オーバードライブ。

TS系オーバードライブでもエフェクターの種類がたくさんありますが、筆者がTS系オーバードライブを区別していた方法を書いてみたいと思います。

TS系オーバードライブ・エフェクターの種類は2つあると思う

TS系オーバードライブ・エフェクターの種類は2つあると思う

TS系(チューブスクリーマー)エフェクターの特徴は、中域(ミドル)が出るオーバードライブです。

よく大型アンプの耳が痛いサウンドをマイルドにしたり、サウンドにエッジを効かすなどの特徴があります。

Ibanez Tubescreamer Overdrive Pro TS808

Ibanez Tubescreamer TS9

Ibanez「TS808」「TS9」が有名ですが、TS系オーバードライブにもたくさんの種類が存在します。

そのいつくかのTS系オーバードライブを試していたとき、同じTS系オーバードライブなのに、効果が違うことに気づきました。

そこで、

TS系オーバードライブを【ドライブ系とミッド系】の2種類でわける

TS系オーバードライブでいくつか試していた時に、自然と「ドライブ系」と「ミッド系」の2種類に分けて使っていました。

分ける基準は「ブースターとしてLEVELを上げた時、歪みやすいかどうか」です。

TS系オーバードライブはたくさんのモデルがありますが、

例えば、Ibanez「TS9」。

例えば、Ibanez「TS9」。

特徴として、中域(ミドル)が強いモデルを「ミッド系」のカテゴリーにしています。ブーストしても、サウンドを変えることなく素直にミッドを加えてくれるTS系オーバードライブ。

チューブスクリーマーがミッド系になります。歪みはやや弱め、サスティーンが強い。

もう一つ、例題のモデルで、Fulltone「Fulldrive」。

もう一つ、例題のモデルで、Fulltone「Fulldrive」。

このモデルは、個人的にはTS系オーバードライブの「ドライブ系」のカテゴリーにしていました。

特徴としては、名前の通り〇〇drive、◯◯overdriveエフェクターに表記されており、歪みが目立つモデルを差します。(一部、例外あり)ブーストしてみるとわかりますが、歪みが加わることが多いです。歪みがやや強め、サスティーンはやや弱め。

TS系オーバードライブの種類を勝手に分けた2つの理由

1つ目は、

同じTS系オーバードライブでも個性が強く、ブーストした時に効果が違ってくることで「一概にTS系オーバードライブと言えるのか?」と疑問に思ったこと。

2つ目は、

TS系オーバードライブを試した時に、効果がイマイチよくわからないこと。

そのため、

TS系オーバードライブでも、効果で種類を分けた方がわかりやすいのでは?と思うようになりました。

TS系オーバードライブでも歪みが強いものは「ドライブ系」にしよう。

TS系オーバードライブでもミドルが強いものは「ミッド系」にしよう。

こうやって種類をわけることで、他のエフェクターとの組み合わせがしやすくなりました。

TS系オーバードライブを種類で分けるのは、あくまで個人の選択肢の話なので、カテゴリーが決まっているワケではありませんが、種類を分けることで、たくさんのTSオーバードライブを判別がしやすくなるのではと目論んでいます。

TS系オーバードライブを2個重ねるときに便利な【ドライブ系・ミッド系】

TS系オーバードライブを「ドライブ系」「ミッド系」で分けた時に、わかりやすいのが、TS系オーバードライブを2個重ねるときです。

TS系オーバードライブを2個重ねるときに便利な【ドライブ系・ミッド系】

例えば、Ibanez「TS9DX」(ミッド系)JOYO「Sweet Baby Overdrive」(ドライブ系)を組み合わせる時に、「ミッド系」と「ドライブ系」を合わせると上手くサウンドが作れることがあります。

モデルによる相性やセッティングが難しい面があるので、必ず上手くサウンドが作れるとは限りませんが、TS系エフェクターを種類に分けておくと組み合わせが少し楽になるのではと思います。

今回のまとめ

他のエフェクターとの組み合わせで何かと便利なTS系オーバードライブですが、

いろいろ組み合わせて、自分のお気に入りの組み合わせを考案してみてはいかがでしょうか。