エフェクターノート

エフェクターやアンプ・音作りについての実験ブログ

エフェクターを動かす〜ACアダプターと分岐ケーブルの選び方〜

こんにちは。

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、

「エフェクターのACアダプターってなに?」

「エフェクターの電池の入れ替えが面倒」

「エフェクターが何個もある場合はどうすればいいの?」

といった疑問や悩みを解決していきます。

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エフェクターを動かす〜ACアダプターと分岐ケーブルの選び方〜

筆者は、エフェクターをはじめて買ったときに、「どうやって動かすの?」という疑問がありました。

エフェクターを動かす方法は、大きく分けて3つあります。

・9V電池を内蔵する方法

・ACアダプターを使う方法

・パワーサプライを使う方法

今回は、エフェクターにACアダプターを使う方法を解説していきます。

エフェクターのACアダプターってなに?

ACアダプターとは、名の通りコンセントにACアダプターを入れて、エフェクターに電源供給する方法です。

ACアダプターは、電池と比べてコンセントさえあれば、いつでもエフェクターに電源が供給できますので、非常に便利なアイテムです。
電池の場合は、切れてしまうと電池をその度に購入し、入れ替える必要が出てきます。
こんなときに、ACアダプターがあると電池残量を気にせずエフェクターを使えるのでいいですね。

おすすめのACアダプター

初心者の方は、BOSSのコンパクトエフェクターを使うことが多いと思いますので、BOSSのACアダプター(PSA-100シリーズ)がおすすめです。
BOSSのACアダプターは、仕様が変更されていますが、PSA-100S2(500mA)を購入しておけば、問題なく使えると思います。

マルチエフェクターは専用ACアダプターがあるか確認しよう

マルチエフェクターは、消費電流が500mA〜1200mAと高いため、ACアダプターの容量や専用ACアダプターが指定されているか確認しましょう。

ACアダプターの使い方

ACアダプターの使い方は、とても簡単です。

エフェクターのDCジャックにACアダプターを挿し込んで、コンセントに入れるだけです。

また、接続する順番については、エフェクターにACアダプターを挿してから、コンセントにプラグを挿して電源を入れる順番で接続します。

【順番】①エフェクターにACアダプターを挿す→②コンセントへプラグを挿す

電源を先に入れてからエフェクターにつなぐと、アンプがONになっている場合に、「ボツッ」と言ったポップノイズが発生してしまいます。

エフェクターを複数つなぎたい場合

ACアダプターは、基本1個のエフェクターに使いますが、エフェクターを複数つなぎたい場合もあると思います。

そんなときは、分岐ケーブルを使うことで電源供給することができます。

分岐ケーブルは、メーカーにもよりますが、3〜5個のエフェクターをつなげるケーブルが多いと思います。

ちなみに、この分岐して電源を入れることを数珠つなぎ(デイジーチェーン)と言います。

1個のACアダプターで、分岐ケーブルでつなぐ場合の注意点としては、つなぐエフェクターによっては、音痩せすることがあります。

特に、デジタル系のエフェクターは消費電力が多いので、音痩せする傾向があります。

ACアダプターの容量を超えないように、エフェクターをつなぐようにしましょう。

分岐ケーブルの種類について

分岐ケーブルには、S型(ストレート型)とL型の2種類あります。

↑S型(ストレート型)の分岐ケーブル

↑L型の分岐ケーブル

筆者の経験から、L型タイプをオススメします。

理由としては、L型の方がエフェクターボードを組んだ時に、差し込みやすいためです。

S型(ストレート)は、BOSSコンパクトエフェクターのように、9Vのジャック部分が上にあるモデルは差し込みやすいです。

しかし、横に9VのDCジャックが付いているエフェクターでは、ケーブルの配線に場所をとるため、やはりL型の方が使い勝手は良いです。

今回のまとめ

エフェクターを動かす〜ACアダプター編〜として、以下にまとめました。

・コンセントさえあればずっと使える

・演奏中も電池切れを気にすることがない

・ジャックを差すだけで手間が省ける

・分岐ケーブルはL型タイプがオススメ

ACアダプターを一つ持っていると便利なことが多いので、ぜひ試して頂けると幸いです。
以上、ご参考になれば幸いです。