※この記事は2024年07月23日に更新されました。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、MESA BOOGIE HROTTLE BOX(メサブギー スロットルボックス)についてレビューします!
本記事内のリンクには広告が含まれています。
MESA BOOGIEと言えば、ハイゲインアンプのRectifier Head(レクチファイア)をイメージする方が多いのではないでしょうか。
MESA BOOGIEと言えば、激歪みサウンドのイメージがありますよね。
THROTTLE BOX(スロットル ボックス)は、発売当時から気になっていたモデルで、たまたま楽器屋さんをのぞいたら、中古で売っていたので即買いしてきました。
とりあえずカッコいいぞ。MESA BOOGIE THROTTLE BOX!
MESA BOOGIE THROTTLE BOXは、見た目がカッコいいです。
一目惚れして買ってしまいましたが、なんとも言えない存在感があります。
BOSSコンパクトエフェクターと比べれば、一目瞭然のカッコよさがTHROTTLE BOXにはあります。
ちなみに、購入して驚いたことがあります。
それは、エフェクターの筐体の高さです。
他のエフェクターと組み合わせる場合は、踏みやすさはあるものの、高低差を考える必要があるかもしれませんね。
MESA BOOGIE THROTTLE BOXの音はどうなの?
カッコよくても、エフェクターは使えなきゃ意味がないですよね。
果たしてTHROTTLE BOXの音は使えるのか、いろんなアンプで試してみましたが、第一印象はちょっとぼんやりするというか、サウンドがボケる感じがしました。
低音がかなり強めのファズといったイメージでしょうか。
特に、エレキギターの5・6弦でパワーコードを弾いてみるとボンボンするので、ハードロックにありがちなブリッジミュートのリフは不向きのように感じます。
ただ、歪みはかなり深く、Marshall JCM2000で使うと激歪みサウンドへ変化します。
このあたりは、さすがメサブギーといった感じでした。
MESA BOOGIE THROTTLE BOXの使い方
THROTTLE BOXの使い方としては、激歪みサウンドなので、強烈なバッキングを弾きたいときやリードソロに使えると思いました。
リードソロでは、かなり低音が出るので、前段にチューブスクリーマーなどのミドル(中域)が出やすいオーバードライブと組み合わせて使うとバランスが良いサウンドに仕上がるはずです。
ツマミについては、「MID CUT」や「LO/HI」のミニスイッチが搭載されていますが、そこまで効きが良いという印象はありませんでした。
細かくセッティングしても、あまりサウンドは変わらないことにはちょっと残念。
同じハイゲインディストーションモデルと比較すると、BOSS MT-2(メタルゾーン)のほうが細かくセッティングは効きますね。
THROTTLE BOXは、大味な効き具合のように感じます。
MESA BOOGIE THROTTLE BOXのまとめ
それでは、MESA BOOGIE THROTTLE BOXのまとめをしていきます。
良いところ
良いところは、とにかく深く歪む点です。
懐の深い感じがする激歪みペダルですね。
ディストーションではありますが、どちらかと言うとファズよりサウンド傾向があります。
また見た目がカッコいいので、持っているだけでもテンションは上がりそうです。
悪いところ
悪い点は、音の輪郭がボヤける点です。
輪郭がはっきりしたハイゲインディストーションサウンドを求めるならば、他のモデルを探したほうがいいと思います。
サウンドがボヤける点を活かすのであれば、リードソロで太いサウンドを狙う使い方もありかもしれません。
色んなツマミやミニスイッチがついているものの、効きが弱いため、THROTTLE BOX単体での音作りは限界がありそうです。
そのため、他の歪み系エフェクターと組み合わせて使うことおすすめします。
以上、ご参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
<手に入らないエフェクターは中古で見つけよう>
※在庫切れの場合もございますので、予めご了承ください。
中古エフェクターは、イシバシ楽器オンラインショップがオススメです。
全国に店舗があるため中古品が豊富。安くエフェクターが手に入るだけでなく、新古品や珍しいモデルも見つけることができます。
ぜひ一度のぞいてみてください^^