こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、BOSS DA-2 Adaptive Distortionのレビューをしていきます。
BOSS DA-2 Adaptive Distortionとは?
BOSSの公式ページによる特徴は以下の通りです。
BOSS DA-2は、ローランドの最新デジタル・テクノロジー「MDP」により、従来のディストーションとは一線を画する、最新のディストーション・サウンドを実現しています。例えば、従来のディストーションではエッジの効いたタイトな低音にセッティングすると高域の音が細くなり、反対に太くメロウな高音にセッティングすると低域の音が潰れることがあります。DA-2では各音域に最適な歪みを加えることにより、ひとつのセッティングで低音リフから高音リード・ソロまで全ての音域で妥協のない最適な歪みを得ることが可能です。
BOSS公式HPより引用 https://www.boss.info/jp/products/da-2/
簡単にまとめると、BOSS DA-2は、新技術MDP(Multi-Dimensional Proceeing)によるバランスの良いサウンドメイクをしてくれるディストーションペダルといった感じですね。
それでは、早速、見ていきましょう。
LEDは赤色
BOSS DA-2のLEDは、赤色です。
LEDのON/OFFはよく視認できます。
9V電源で動きます
BOSS DA-2は、9V電源で駆動します。
DCジャックは、エフェクターの上側についてます。
消費電流は、45mA。
電源供給には、BOSSのACアダプター(PSA-100シリーズ)を使うと便利です。
電池が使えます
BOSSのコンパクトエフェクターは、電池を簡単に入れることができます。
BOSS DA-2のサムスクリューを回すことで、フットペダルカバーが開きます。
ペダルカバーを開けると、電源プラグと電池の格納スペースがあります。
ここに電池を入れて使うことができます。
BOSS DA-2 Adaptive Distortionのコントロールノブについて
BOSS DA-2のコントロールノブについて、見ていきましょう。
LEVEL
音量を調節します。
LOW
低域を調節します。
HIGH
高域を調節します。
A-DIST
歪み(GAIN)を調整します。
BOSS DA-2 Adaptive Distortionのセッティング例
BOSS DA-2のセッティング例を考えてみました。
・LEVEL = 10時
・LOW = 12時
・HIGH = 13時
・A-DIST = 13時
ここでは、スタンダードなディストーションサウンドを目指してみました。
BOSS DA-2は、細かいセッティングせず良い感じのディストーションサウンドを作ることができます。
コントロールノブ(ツマミ)の効きもいいので、少し調整するだけでサウンドが変化します。
LEVELは、出力が大きいので10時あたりへ設定。
LOWは、元々のサウンドが太いので12時に設定。MAXにするとさらに図太い低音を出すことができます。
HIGHは、音抜けをよくするために13時に設定して、少し高音を足してあります。
A-DISTは、13時に設定し、やや歪みを増して弾きやすい歪み量にしています。
弾き心地としては、歪んでいても分離感がよく、とても弾きやすいです。
また、極端なセッティングしても使えるサウンドになるので、非常に使いやすいディストーションモデルだと思います。
BOSS DA-2 Adaptive Distortionのメリット
BOSS DA-2のメリットを以下のまとめました。
・図太いディストーションサウンドが出せる
・分離感がいいのでガッツリ弾ける
・細かいセッティングが不要
・大型アンプと相性が抜群
BOSS DA-2のメリットはたくさんあります。
図太いディストーションサウンドが出せる
BOSS DA-2は、デジタルディストーションんですが、従来のディストーションのように歪ませるほど、音が細くなるということがありません。
どんなアンプにつないでも、図太くパワフルなサウンドが出ててきます。
分離感がいいのでガッツリ弾ける
BOSS DA-2は、歪ませていても1〜6弦の分離感がいいので、ガッツリ弾くことができます。
ピッキングの喰いつきがいいので、リフからリードソロまで幅広く対応しています。
細かいセッティングが不要
BOSS DA-2は、細かいセッティングをしなくとも、簡単に最適なディストーションサウンドを出すことができます。
エフェクターの扱いに慣れていない初心者の人にも使いやすいモデルとなっています。
大型アンプと相性が抜群
BOSS DA-2は、リハーサルスタジオに置いてある大型アンプとの相性が良いです。
筆者が試したアンプでは、Marshall JCM2000・Marshall JCM900・JC-120の3台ですが、どれも同じディストーションサウンドを出すことができました。
まさに、Adaptive(適応力)する唯一無二のディストーションモデルですね。
BOSS DA-2 Adaptive Distortionのデメリット
BOSS DA-2のデメリットを以下のまとめました。
・生産終了で手に入らない
BOSS DA-2のデメリットとしては、すでに生産終了しているため、手に入りにくいことです。
中古市場では、ここ数年でプレミア価格(2万円台)が付いて出回っていましたが、現在では見かけることが少なくなりました。
筆者は、BOSS DA-2を2台持っていますが、バンドで重宝するディストーションはなかなか手放すことができません。
デメリットが少ないディストーションモデルは貴重な存在ですね。
今回のまとめ
今回は、BOSS DA-2についてレビューをしてみました。
BOSS DA-2は、先述したように生産終了していますが、BOSSエフェクターで新しいモデルで登場してくれると期待しています。
大型アンプとの相性が良いディストーションモデルは、本当に希少な存在です。
筆者としては、BOSSコンパクトエフェクターの中では、No.1とも言えるディストーションだと思っています。
興味がありましたら、ぜひ試してほしいですね。
以上、ご参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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<BOSS DA-2に関する記事はこちら>