エフェクターノート

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エレキギターで2台のアンプを同時に接続する方法〜AB BOX〜

※この記事は2022年6月15日に更新されました。

こんにちは。

今回は、

エレキギターで2台のアンプを同時に使いたい」

「アンプを2台切り替えて使い分けたい」

と言った人に向けて、どうすればいいか解決していきたいと思います。

エレキギターで2台のアンプを同時に接続する方法〜AB BOX〜

エレキギターで、2台のアンプを同時に接続するには、「AB BOX」を使うことで簡単に解決できます。

今回は、electro-harmonix「Switchblade+」を使用した方法をお伝えしていきます。

electro-harmonix「Switchblade+」とは

electro-harmonix「Switchblade+」はシンプルな2モードのパッシブAB BOXになります。

electro-harmonix Switchblade+

「A or B」だけでなく、「A+B」に同時出力が可能です。

簡単に言うと、2台のアンプをそれぞれ切り替えることもできますし、2台のアンプを同時に鳴らすことも可能です。

さらに、チューナーアウトも装備している1台あると便利なAB BOXになります。

今回使用した機材のセッティング例

今回は、エレキギターとアンプの間には、AB BOXのみで、オーバードライブなどのエフェクターは置かずにセッティングしました。

使用するアンプは、リハーサルスタジオに置いてあった「Marshall JCM2000」と「JC120」の2台を使います。

PRS COSTOM 22(エレキギター)→electro-harmonix「Switchblade+」→「Marshall JCM 2000」+「JC120」(2台のアンプ同時出力)

Marshall JCM2000側のセッティングについて(OUT A)

では、まず「Marshall JCM2000」側のセッティングをしていきます。

electro-harmonix「Switchblade+」の「OUT A(赤LED)」と「Marshall JCM2000」のINPUTをシールドで繋ぎます。 

electro-harmonix Switchblade+

electro-harmonix「Switchblade+」の「OUT A(赤LED)」にシールドを挿します。

Marshall JCM2000」のINPUT側に、「OUT A(赤LED)」からのシールドを挿します。

これで「OUT A」に「Marshall JCM2000」のアンプが接続されました。

JC120側のセッティングについて(OUT B)

次に「JC120」側のセッティングをしていきます。

electro-harmonix「Switchblade+」の「OUT B(緑LED)」→「JC120」のINPUTをシールドで繋ぎます。

Switchblade+

electro-harmonix「Switchblade+」の「OUT B(緑LED)」にシールドを挿します。

「JC120」のINPUTに、「OUT B」(緑LED)」からのシールドを繋ぎます。

これで「OUT B」に「JC120」のアンプが接続されました。

※JC120のINPUTは、任意のチャンネルで問題ありません。今回は、CHANNEL-2のLOWに繋いでいます。

2台のアンプが切り替わるかチェックする

「Marshall JCM2000」と「JC120」の2台のアンプを繋ぎ終わったら、

「A」と「B」の切り替えをして音が出るかチェックします。

electro-harmonix Switchblade+

A → 「Marshall JCM2000」から音が出るかを確認します。

electro-harmonix Switchblade+

B → 「JC120」から音が出るかを確認します。

もし、音がでない場合は、electro-harmonix「Switchblade+」側のINPUTではなくTUNERに最終パッチケーブルが差している場合がありますので、よく確認してみましょう。

2台のアンプを同時に鳴らす場合

2台のアンプから同時出力

2台のアンプから音が出るか確認した後、electro-harmonix「Switchblade+」の右スイッチ「A+B」を踏むと「Marshall JCM2000」と「JC120」が同時に鳴らすことができます。

今回のまとめ

エレキギターで2台のアンプを同時に接続する方法は、AB BOXを使えば、簡単に解決ができます。

今回使用したelectro-harmonix「Switchblade+」では、下記のことができます。

・2台のアンプを切り替えることができる

・2台のアンプを同時に鳴らすことができる

・チューナーアウトが使える

最後に、2台のアンプを同時に接続するにあたって、気をつけたいことは、シールドの長さは3〜5m(できれば5m以上)と長いものを用意したほうがいいと思います。

アンプの位置にもよりますが、2台とも離れている場合、意外とAB BOXとアンプまでの距離がでてしまいます。

シールドが届かないといったことを防ぐためにも、準備はしっかりしておきましょう。

一度、エフェクターボードに組み込んでしまえば、どこでも2台のアンプと繋ぐことができますので、気になる方は試してはいかがでしょうか。

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