エフェクターノート

エフェクターやアンプ・音作りについての実験ブログ

エフェクターのセッティングを変えない工夫

※この記事は2020年9月18日に更新されました。

こんにちは。

エフェクターボードを開けたら、エフェクターのツマミが変わっていた」「いざライブ本番で音を出したらいつもと違う音が出てしまった」といった経験はありませんか?

今回は、エフェクターのセッティングを変えない工夫についてお教えします。

エフェクターとシール

エフェクターのセッティングがいつの間にか変わる現象

しっかりエフェクターのセッティングしたのに、

いざライブ本番で音を出した時「あれ?なんかスタジオの時と音が違う⁈、、どうしよう(汗)」

もう演奏中は止めることができないし、原因も考えている余裕もない。

いつもと音が違うと焦りますよね。

筆者もエフェクターを使いはじめて間もない時、何度か経験して冷や汗をかいたことがあります。 

よく起こるのがエフェクターのセッティングしたツマミが、

ステージへの移動中やセッティング中の時に知らず知らず触ってしまい、ツマミがズレてしまうことです。

エフェクターのツマミが割れていたり、元々、ツマミがゆるいタイプだと知らず知らず動いてしまうことがあります。

では、ツマミが動かないようするには、どうすればいいのでしょうか。

セッティングを変えないための対策①〜セロハンテープ〜 

エフェクターとセロハンテープ

ツマミを本番前にうっかり触らないようにするには「固定」することが一番です。

一番簡単なのが、セロハンテープを使うことです。

よくプロのエフェクターボードの本を見るとエフェクターのツマミがガムテープやセロハンテープでグルグル巻きにされているのを見ます。

これはエフェクターのセッティングを変えないための工夫です。

でも、テープでエフェクターをグルグル巻きつけるのは、確実ではありますが、

ライブハウスなどでアンプを借りる場合は、セッティングに微調整が必要なもの。

「少し高音を下げたい」「少しゲインを上げたい」など微調整したい時に大変になってしまいます。

また、テープを剥がした時に粘着でエフェクターの塗装が剥がれる場合もあるので、

エフェクターを傷つけたくない場合は、

各ツマミの表面だけ最小限をテープで貼ることをオススメします。

最小でも十分効果はあります。

セロハンテープとハサミ

最小限で固定すれば、セッティングを微調整する時にすぐはがせます。

市販のセロハンテープで十分固定できますので、ツマミの上にペタッと貼るだけで固定されます。

セッティングを変えないための対策②〜マーキングシール〜

エフェクターとマーキングシール

もう一つの方法としては、

小さい目印となるマーキングシールやステッカーを貼ることです。

東急ハンズや画材屋さんなどで売っているシールを、

セッティングしたエフェクターに貼るだけです。

小さいためカッターの刃の先やハサミの先でのせるように貼りましょう。

ひとつのエフェクターで、いくつかのセッティングをマークしたい場合は、

統一した色のマーキングシールで分けて目印にしておくとサッとセッティングできます。

微調整する場合も、マーキングシールが目安になってしやすいです。

エフェクターとマーキングシール

マーキングシール以外にも、キラキラした小さなステッカーを貼るのもアリです。

また、マスキングテープとペンで印をつけておくのもエフェクターを傷つけずに、

マーキングできます。

絶対にセッティングを変えないのならばしっかり固定

エフェクターをテープ固定

また、ライブ本番時には慌ただしくなることがありますので、

もう二度とセッティングを変えないのであれば、

セロハンテープとマーキングシールのダブルで固定しておくこともオススメです。

ライブ本番では、何が起こるのかわからないので、

こういった小さな工夫により失敗を防ぐことにつながります。

まとめ

これだけしっかり準備をしていても、

ライブ本番では何が起こるかわからないものです。

お気に入りのエフェクターサウンドで気持ちよく演奏したかったのに、

ライブ本番でトラブルを起こしてしまったら、せっかくのライブが台無しになってしまいます。

思いがけないトラブルも楽しむくらいの気持ちは大切ですが、

小さな工夫でミスを防ぎ、最高のパフォーマンスをしていきたいものです。

ご参考にした頂けたら幸いです。