SDT-2 Providence シュミレーションレビュー
こんにちは。
今回は「SDT-2 Providence シュミレーションレビュー」を書きたいと思います。
今回、ご紹介するProvidence「SDT-2」は、良さげなディストーションを探していた時に、たまたまyoutubeの動画を見てイイ感じの歪み方だったのでずっと気になっていたペダルになります。楽器屋に行った時にProvidence「SDT-2」を偶然、他の方がJC-120で試奏されていて、そのサウンドを聴いて、すごいキレがよく「このエフェクターはやっぱり良いかもしれない」といつか買おうと思っていましたが、なかなかProvidence SDT-2が出回っておらず、価格も高いため手が出せずにいましたが、やっと最近中古特価で見つけたので購入しました。1〜2年ぐらい経ってしまいましたが、はじめて「Providence」のエフェクターを購入してみましたが、使用感についても書けたらと思います。
【基本のセッティングチェック】
このProvidence「SDT-2 」は4つのツマミから構成されています。OUTPUT、GAIN、BASS、TREBLEとなります。
割とOUTPUT(出力)は高いです。10時ぐらいがアンプの音量と差がない範囲でした。
GAIN(歪み)は、13時ぐらいの方向が歪みが増す位置です。13時以降は歪みが深くなりあまり変わらないので、この位置が適切と思います。
GAINを0にしても歪みます。オーバードライブよりのクランチサウンドになります。少しジリジリした歪み方をします。
BASS(低域)はあまりツマミの位置を変えても変わらないので13時ぐらいで、TREBLE(高域)はBASSのツマミとは違い効きがすごく良いです。MAXにするとかなりの高音が出ます。TREBLEはアンプによって位置が変わると思うので12時を基本にしておきます。
あとは、LEDが ブルーなので、眩しいライトが飛び交うステージや暗いステージでのエフェクトのON/OFFの確認がしやすいです。視認性が高いです。(※かなり強い光なので、あまりLED部分を見過ぎないでください)
もう1つ他のエフェクターと比べて気になったのがフットスイッチ部分。スイッチガードでしょうか。「Providence」ならではの仕様となっています。スイッチは普通に踏める硬さなので、ストレスなくON/OFFができます。
【ミニアンプで弾いてみました】
最近なかなかスタジオに行けておりませんが、家のミニアンプ、Roland MICRO CUBEでの感想になります。
アンプのセッティングはクリーンチャンネル使用で、ONにして弾いた感想といたしましては、歪みの粒が細かくハッキリした明るいサウンドのディストーションです。動画や試奏していた通りのサウンドでした。スタジオなどで、大きな音量で弾くとまた聴こえ方は変わってくると思いますが、自分好みのサウンドです。弾き心地は、若干コンプレッションが強めで、音が潰してあるような歪みの印象がありました。粘りがあるような歪みをしますので弾きやすいです。しかし、粘りがある分、アタック感は抑えめです。強く弦をアタックしても、吸収する感じがしました。アタック感をこの「SDT-2 」で出したい場合は、中域が上がる「TS系オーバードライブ」を前段に加えると良いかもしれません。
今回は、ミニアンプでの感想になりましたがProvidence「SDT-2」は、弾きやすく音がハッキリしたディストーションでした。歪ませてソロを弾くなど、サウンドを変えずに弾きまくる人にはベストなペダルだと思います。また、スタジオで「JC120」や「Marshall JCM2000」などの大型アンプを使うとどうなるか試したいと思います。