エフェクターノート

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【ヴィンテージマーシャルサウンドが出せる】Xotic SLdrive【review/レビュー】

この記事は2023年1月11日に更新されました。

こんにちは。

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、Xotic「SLdrive」について、ご紹介していきます。

SLdrive Xotic

Xotic SLdriveとは

Xotic「SLdrive」は、60〜70年代の「Marshall 1959」のヴィンテージサウンドをイメージしたミニペダルになります。

基本は、オーバードライブですが、歪み幅があるためディストーションサウンドまで出すことができます。

また、アンプライクでもありますので、エレキギターのボリュームコントロール追従性も高いモデルです。

Xotic SLdriveのコントロールノブ

Xotic「SLdrive」は、以下の3つのコントロールノブから構成されています。

・DRIVE(歪み)

・TONE(音の高さ)

・VOLUME(音量)

後述しますが、モードが設定できるディップスイッチが内蔵されています。

Xotic SLdriveのセッティングについて

f:id:jundrive3:20170628231658j:imageDRIVEとTONEが透明のツマミで調整できます。

DRIVEの下の小さいツマミがVOLUMEとなります。

SLdrive Xotic

はじめは、デフォルトの#1「スーパー・リードモード」でセッティング試しました。

DRIVE(歪み)は、12時〜13時ぐらいが歪みのピークポイントだと思います。

13時〜14時以降は歪み量はあまり変わらないので、この位置でセッティングしておきます。

はじめからクランチ気味にしたい場合は、10時前後で調節するといいでしょう。

アンプライクなので、エレキギターのボリュームコントロールを絞るとクリーンに音が近づいていきますね。

SLdrive Xotic

TONEについては、右いっぱいに回すとかなりハイ(高域)になりますが、ミニアンプでは、マーシャル特有のキンキンする高音にはなりませんでした。

極端なドンシャリセッティングもできそうです。

Xotic SLdriveのLEDについて

SLdrive Xotic

Xotic「SLdrive」のLEDは温かみのあるオレンジになっています。

エフェクターのLEDは、レッドやブルー、グリーンを目にすることが多いですが、オレンジは珍しいですね。

Xotic SLdriveのジャック位置について

SLdrive Xotic

Xotic「SLdrive」は、ジャックの位置が高めになっています。

そのため、エフェクターボードの縁の高さを気にせず組めそうですね。

また、ミニペダルですが、かなり重量感あるので、単体で置いても、しっかり踏めそうです。

Xotic SLdriveのディップスイッチについて

Xotic「SLdrive」には、モードが設定できるディップスィッチが内蔵されています。

SLdrive Xotic

少しわかりにくいですが、裏フタをドライバーで開けるとディップスィッチが付いてます。

SLdrive Xotic

ディップスイッチは、少し押しにくいですが、1〜4番のミニスイッチの上下で、さまざまなサウンドモードがセッティングが可能です。

(初期値はデフォルトモードになっています)

Xotic SLdriveのディップスイッチ機能について

Xotic「SLdrive」の1〜4番のディップスイッチについて解説しています。

1.ハイ・ミッドレンジコントロール♯1

ハイ/ミッドレンジのブーストされる周波数をコントロールします。

オンポジションでは、より高音がブーストされます。

2.ハイ・ミッドレンジコントロール♯2

ハイ/ミッドレンジのブーストされる周波数をコントロールします。

オンポジションでは、より高音がブーストされます。

♯2は♯1よりもブースト周波数域が低く設定してあります。

♯1と♯2を同時にオンすると、より滑らかな高音域のブーストを得られます。

3.ハイ・ミッドカット

トーンコントロールで、よりハイミッドカットされます。

4.+6dBブースト

オフポジションで+6dBブーストします。

Xotic SLdriveのディップスイッチは6種類のモードがある

1〜4番のディップスイッチを組み合わせて、6種類のモードが紹介されています。

・スーパーリード(デフォルト)

・スーパーリード/ハイ・ミッドカット

・スーパーベース

・スーパーリード+6dbブースト

・リード/ベース

・スーパーリード+ハイ・ミッドブース

補足で説明書の画像をのせておきます。

SLdrive Xotic

ミニペダルにしては、幅広い音作りのセッティングができる仕様となっています。

どういったサウンドになるかは、こちらのモードを参考にして、実際に使ってみるといいでしょう。

Xotic SLdriveをミニアンプで弾いた感想

自宅で使っているRolandmicro cube」(ミニアンプ)で、Xotic「SLdrive」を試してみました。

SLdriveとmicro cubeアンプのセッティングはクリーンチャンネル使用で、Xotic「SLdrive」をONにして弾いた感想となります。

弾きはじめの印象は、安定かつ上質な歪みと感じました。

Marshall 1959のサウンドをイメージしてるだけあって、マーシャルっぽいリードサウンドがいいですね。

ミニアンプで試した感じですが、現代のマーシャルで言うのであれば、Marshall JCM900に近い感じがしました。

各ツマミもしっかりの効くので、細かいセッティングもできそうです。

ディップスイッチは、各モード試しましたが、微妙にサウンドが変わるため、ミニアンプではその差を聞き分けることは難しいように感じました。

その中でも、筆者としては、「スーパーリード+6dbブースト」が一番効果がわかりやすかったです。

ブーストされるので、ミニアンプ使用でも太く迫力のあるサウンドになります。

小さいアンプでも迫力あるリードサウンドが楽しめました。

以上、参考になりましたら幸いです。

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