ハイゲインディストーションまとめ〜JC120編〜
こんにちは。
今回は「ハイゲインディストーションまとめ〜JC120編〜」について書きたいと思います。
エフェクターでの歪み探しは、一度、BOSSで落ち着いたのですが、様々なメーカーのディストーションを試したいという興味で色々試してみましたが、最近よくわらなくなってきたので、一旦、簡単にまとめておきたいと思います。
中には、まだレビューができていないペダルもありますが、簡単にご紹介できればと思います。
【試したハイゲインディストーションペダルと個人評価】
原音がしっかり出るハイゲインディストーション。全体的にツマミの効きが良く、クオリティとコストパフォーマンスに優れたペダル。
5,6弦の鳴り
★★★★
ギターボリュームの追従性
★★★★
コストパフォーマンス
★★★★
JC120との相性
★★★★
歪みの威力(深さ)
★★★★
ペダルの汎用性(使いやすさ)
★★★
弾き心地の良さ
★★★★
歪み属性→トランスペアレント(透明系)
ファズ寄りの歪みながらも、明るく輪郭がハッキリしているサウンド。スイッチガードで踏みやすく、弾きやすいディストーションペダル。
5,6弦の鳴り
★★★★
ギターボリュームの追従性
★
コストパフォーマンス
★★
JC120との相性
★★★★
歪みの威力(深さ)
★★★★★
ペダルの汎用性(使いやすさ)
★★★★
弾き心地の良さ
★★★★
歪み属性→パワフル(粘り系)
BOSSの新しい技術「MDP」を搭載したデジタルディストーション。 歪みながらもコードの分離感が良く、アンプを選ばないペダル。
5,6弦の鳴り
★★★★
ギターボリュームの追従性
★★★★
コストパフォーマンス
ー(生産終了)ー
JC120との相性
★★★★★☆
歪みの威力(深さ)
★★★★
ペダルの汎用性(使いやすさ)
★★★★★
弾き心地の良さ
★★★★★
歪み属性→ソフト(柔らか系)
BOSSのメタル系ハイゲインディストーションペダル。歪みながらも音の芯がしっかり出るのが特徴。ハイゲインなのにノイズレス。
5,6弦の鳴り
★★★★★
ギターボリュームの追従性
★★
コストパフォーマンス
★★★★★
JC120との相性
★★★★★☆
歪みの威力(深さ)
★★★★★
ペダルの汎用性(使いやすさ)
★★★★
弾き心地の良さ
★★★★★
歪み属性→ストレート(芯がしっかり系)
MESA BOOGIE(メサ・ブギー)のディストーションペダル。かなり歪みが深く、ゲインブースターとして使うと超強力。
5,6弦の鳴り
★
ギターボリュームの追従性
★★★
コストパフォーマンス
★★★
JC120との相性
★★★
歪みの威力(深さ)
★★★★★☆
弾き心地の良さ
★★★
ペダルの汎用性(使いやすさ)
★★
歪み属性→ソフト(柔らか系)
MAD PROFESSOR / Stone Grey Distortion
MAD PROFESSOR(マッドプロフェッサー)のハイゲインディストーションペダル。特徴は名前の通り、石のように固いサウンド。ボリュームコントロールは良好。
5,6弦の鳴り
★★★★
ギターボリュームの追従性
★★★★
コストパフォーマンス
★★★
JC120との相性
★★
歪みの威力
★★★★
ペダルの汎用性(使いやすさ)
★
弾き心地の良さ
★
歪み属性→スーパーハード(超硬い系)
Bogner(ボグナー)のディストーションペダル。LEDがピッキングするたびに色が変わるのが特徴。ボグナーらしいサウンドです。限定カラーも出ています。
5,6弦の鳴り
★★★★
ギターボリュームの追従性
★★★
コストパフォーマンス
★
JC120との相性
★★★★★
歪みの威力(深さ)
★★★★★
ペダルの汎用性(使いやすさ)
★★★
弾き心地の良さ
★★★★
歪み属性→ソフト(柔らか系)
【ハイゲインディストーションを色々弾いてみた感想】
様々なディストーションを試してみて、やはりそれぞれ個性があるということに気付きました。ジャンルは同じディストーションですが、性格がそれぞれにあると思います。メーカーやビルダーなどの「らしさ」が詰まったモノと考えると妙に納得したりもします。エフェクターはそれぞれのサウンドに対しての解釈が違っていることが魅力的かなと個人的には感じております。
【ハイゲインディストーションのまとめ】
今回のご紹介した歪み系エフェクターの総合的な意見としては、まず、「JC120」での相性面での歪みエフェクターは「BOSS」が良いかなと感じました。「BOSS」は「JC120」を元に設計されているエフェクターなので、「JC120」には最適だと個人的には思います。もちろん「BOSS」以外のメーカーでも相性が良いものはありますが「JC120対策」をするなら、一番てっとり早い選択肢は「BOSS」から歪み系エフェクターを選ぶの良いと思います。今回はご紹介はしてませんが、アンプライク系のBOSS「ST2」を含め、BOSS「DA2」「ML2」は使いやすく普通に良い感じの音が出ます。生産終了してますが「DA2」は音楽ジャンルに幅広く対応できそうです。
「JC120」の相性だけ言えば、BOSS以外ではまだレビューが書けていないBogner「Burnley」は弾きやすいかなと思いました。「JC120」と上手く馴染む感じがします。ただ、Bogner(ボグナー)のエフェクターは価格がBOSSの3倍くらいの値段なのでなかなか手が出ないペダルでもあります。「JC120」で、どうしてもボグナーサウンドを出したい方は「Burnley」を使うといいかなと思います。ちなみに「Burnley」は、ザ・ディストーションといったペダルです。
あとは、使いやすさではProvidence「SDT2」かなと思います。フットスイッチを踏めば、良い感じのサウンドが「バーン!」と出るペダルです。「9/9」も良いサウンドですが、ややクセがある気がしているので、「9/9」「THROTTLE BOX」「Stone Grey Distortion」は少し使いこなすのに時間が必要だと思います。いわゆる玄人向きペダルかなと思います。中でも「THROTTLE BOX」は、実用性はなかなか難しい面がありますが、歪みに特化したようなペダルという印象です。
「Stone Grey Distortion」は、MAD PROFESSOR(マッドプロフェッサー)らしい北欧センスを感じるディストーションです。感覚は「9/9」に近いかもしれませんが、音質が硬いにも関わらず、ギターのボリュームコントールの追従性が良いという不思議なペダルです。歪みの性質は、柔らかい方が弾きやすい傾向がありますが、硬いとフィンガリングがしにくいです。ご参考までに。
以上、簡単ではありますが、最近のハイゲインディストーションまとめでした。