Hughes and Kettner(ヒュース&ケトナー) Triamp Mk2〜セッティング編〜
こんにちは。
今回は「Hughes and Kettner(ヒュース&ケトナー) Triamp Mk2〜セッティング編〜」を書きたいと思います。
自分はよく「Marshall JCM 2000」をスタジオでは使っていますが、同じハイゲインアンプの「Hughes and Kettner(ヒュース&ケトナー)」を、気になっていたので実際にスタジオに行って弾いてきました。
この「Hughes and Kettner(通称ヒューケト)」は、ヘッドアンプが青いLEDが発光するので、かなりハイゲインアンプの中ではインパクトが強いアンプだと思います。同じ真空管アンプの「Marshall JCM 2000」と「Hughes and Kettner(ヒュース&ケトナー)」ではサウンドの比較や、セッティング(使い方)も書いてみたいと思います。
【Hughes and Kettner(ヒュース&ケトナー)Triamp Mk2をセッティングしてみる】
それでは、「Hughes and Kettner Triamp Mk2」のセッティングをしたいと思います。
実は初めて使うアンプなので、使い方はあまりよくわかっていませんが「Marshall JCM 2000」と「JCM900」で培われた経験を元に、手探りですがセッテイングをしていきたいと思います。
まず、真空管アンプなので必ず、電源をONにして真空管を温める必要がありまが、スタジオからの説明書がアンプに貼ってあったので参考にしたいと思います。
まず、コンセントとヘッドアンプとキャビネットが接続されてるかを確認して、POWERをONにします。
↑大きな赤いLEDの下のスイッチが電源スイッチです。こちらをまず上にあげます。
↑上に上げました(POWER ON)
↑すると、ヘッドアンプの青色LEDが付きます。この時点で音は出ません。
↑POWERスイッチとなりのSTANDBYスイッチを上げると音が出るようになります。(このスイッチはイコライジングした後に入れた方がいいかもしれません)
【Hughes and Kettner Triamp Mk2は3つに区切るとわかりやすい】
続いて、アンプのイコライジングをしていきたいと思いますが、この「Hughes and Kettner Triamp Mk2」はどうもイコライジングが3つセッティングできるようです。(3つのセクションに分けられている)
↑これだけコントロールのツマミがあると何を触ったらいいのか一見わからなくなりますが、ヘッドアンプを3つのセクションで区切ってみると扱いやすくなると思います。
まず、ヘッドアンプの右のINPUT側から区切っていきたいと思います。
〈AMP1〉
↑一番右側のセクション。INPUTにギターからのシールドを差す側です。
〈AMP2〉
↑真ん中のセクションです。
〈AMP3〉
↑一番左のPOWERとSTANDBYスイッチがある側のセクションです。
【1つのセクション構成を見てみる】
基本3つとも同じ構成になっているので、1つのセクションでイコライザー部分を見てみたいと思います。
左から、
MASTER=そのセクションの音量調整
TRLBLE=高域調整
MID=中域調整
BASS=低域調整
GAIN B=歪み調整
GAIN A=歪み調整
の順になっています。
GAIN AとGAIN Bはツマミの下にあるボタンで切り替えれるようになってます。
写真の「AMP3」では、赤いLEDがついている方が選択されているので「GAIN A」になっています。
試しにそれぞれGAINを調整してみたところ、そのセクションではAとBには差が感じられませんでした。
つまり、2つの違うGAINをあらかじめセッティングしておいて、切り替えて使用するという感じになると思います。
例えば、クランチとオーバードライブと歪みをセッティングしておいて、使い分けることができる仕様となっています。(写真ではGAIN AのLEDが光っているので、GAIN Aが選択されている)
1つのセクションに対して「GAIN」コントロールが2つ付いているのが「Hughes and Kettner Triamp Mk2」の特徴です。
【Hughes and Kettner(ヒュース&ケトナー) Triamp Mk2〜セッティング編〜まとめ】
「Hughes and Kettner Triamp Mk2」は各セクションは独立しているので、3つのイコライジングと2つ歪みをセッティングして、サウンドを使い分けることができるアンプです。
次回は、もう少し詳しくHughes and Kettner Triamp Mk2の各セクションの違いやサウンドについて書きたいと思います。