エフェクターノート

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bogner burnley レビュー【JC120で試してきました】

※この記事は2022年4月30日に更新されました。

こんにちは。

今回は「Bogner Burnley(ボグナー・バーンリー)」のレビューをしたいと思います。

Bogner Burnley ボグナー・バーンリー

bogner burnley レビュー【JC120で試してきました】

bogner burnley(ボグナー・バーンリー)は、ディストーションペダルになります。

bogner burnleyの印象としては、図太くてキレイな歪みの印象を受けるディストーションです。

今回は、実際にリハーサルスタジオに足を運び、JC120で試してみましたので、レビューをしていきます。

bogner burnleyの基本セッティング

Burnleyの基本セッティング

LEVEL=3ぐらい(9時あたり)

GAIN=10(MAX)

TONE=7ぐらい(14時あたり)

ミニスイッチ=F(FAT)/ T(TIGHT)選択

※画像はTを選択(左)Fは音量が上がります。

エフェクターのツマミは基本的なLEVEL、GAIN、TONEとミニスイッチ(F&T)の構成となります。

LEVELについては、出力がかなり大きめなので、そこまで上げる必要はないと思います。

GAINは、MAX(10)で右側に振り切ることで、歪みがMAXになります。

少し歪み量が多い場合は、ややGAINを下げるとよいと思います。

TONEは、あまり効かないのでかなり上げ気味の位置でいいと思います。

TONEをMAX(9〜10)にすると急激にトーンが上がりますが、その手前で程よい位置を見つけると良いと思います。

その他の特徴としては、LEDがピッキングの強さに反応して色が変わるという仕様になっています。

※中古で購入したので、LEVELとGAINの目印が剥がれていましたが、セロハンテープを貼って、油性マジックで矢印を書いて応急処置してあります。

bogner burnleyをJC120で試してみました

リハーサルスタジオで試した機材の構成は、以下の通りです。

PRS CUSTOM22(エレキギター)→bogner burnley(ディストーション)→JC120(アンプ)

JC120でのセッティングは、以下のようにしました。

JC120

VOLUME=2〜3(環境により調整)

TREBLE=3〜4

MIDDLE=3〜4

BASS=3〜4

DISLTORTION=0

REVERB=2〜3

BRIスイッチはOFF

※チャンネルリンクはなし

bogner burnleyの歪みについて

JC120でburnleyを使った感想としましては、バリバリのディストーショを想像していましたが、意外にも優しいソフトな歪みの印象でした。

歪みの質が柔らかいので、とても弾きやすいです。

サウンド的には、他のペダルと比べてみるとボグナーらしさは表現されていると思います。

言葉ではなかなか言い表せないですが、ボグナー独特の奥深いサウンドを維持しながらも、音の芯を保っている感じがしました。

ボワっとしたディストーションですが、音の芯がしっかり出るので、おもいっきり弾いた方が心地いいと思います。

bogner burnleyとJC120の相性について

JC120との相性はかなり良いと思います。

burnleyを使うと、JC120にある特有のフラットな硬いサウンドが、柔らかく奥行きのあるサウンドに変わります。

JC120っぽくならないところが個人的には良いと思っています。

曲によりますが、ディストーションサウンドでフルに弾く場合などには、ぜひ使いたいですね。

bogner burnleyの気になる点について

burnleyで気になったところは、人によって感じ方は違うと思いますが、トーンが甘く、個人的にはもう少し高域がほしいなと感じました。

スタジオでは、JC120側のイコライジングを再度、調整してみました。

JC120のフラットセッティング

VOLUME=2〜3(環境により調整)

TREBLE=5

MIDDLE=5

BASS=5

DISLTORTION=0

REVERB=2〜3

BRIスイッチはOFF

※チャンネルリンクはなし

JC120をフラットなセッティングにしました。(TREBLE・MIDDLE・BASSのすべて12時へ)

このイコライジングに調整したところ、バッチリの納得いくサウンドになりました。

他のディストーションペダルは、高域が出るモデルが多かったですが、burnleyは高域があまり出ないため、アンプのイコライジング側で全体トーンを調節する必要があるかもしれません。

(試すの忘れましたが、イコライジングそのままで、BRIスイッチONという手もありました)

また、フットスイッチが硬めなので、力強く踏む必要があります。

bogner burnleyのボリュームコントロール追従性について

ディストーションペダルでは、あまり使わないことが多いですが、ボリュームコントロール追従性についても検証してみました。

burnleyをONの状態で、エレキギターのボリュームコントロールを絞るとギリギリ1ぐらいでクリーンサウンドに変化しました。

Burnleyとボリュームコントロール

ギリギリ1ぐらいなので、実際に演奏中にコントロールをすることは、至難の技ですので、難しいかもしれません。

5、6弦あたりを弾くと、やや音が濁る傾向と音の艶感は失われるため、万能とまではいきませんが、クランチでも使えなくはないディストーションペダルといった感じです。

bogner burnleyのまとめ

bogner burnleyのまとめとなります。

今回、JC120で使ってみて、良かった点と悪かった点を以下にまとめました。

<良かった点>

・気持ちのいいディストーションサウンドがでる

・他のエフェクターと組み合わせなくとも、単体で使える

・JC120との相性が良い

<悪かった点>

・トーンの効きが甘いため、アンプのイコライジングで調節する必要がある

・フットスイッチがやや硬いため、強く踏み込む必要がある

・値段が高い

bogner burnleyについては、はじめは値段が高いディストーションペダル(中古でも2万円くらい)のため、抵抗がありましたが、これだけのディストーションサウンドを出せるのであれば、一台持っていてもいいと感じました。

筆者としては、すごく気に入りましたので、今後使っていこうと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

※bogner burnleyは、現在、モデルチェンジされており、bogner burnley V2となっております。