エフェクターノート

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ギター演奏中にエフェクターを踏みやすくする工夫〜ステッカー編〜

こんにちは。

今回は「ギター演奏中にエフェクターを踏みやすくする工夫〜ステッカー編〜」について書きたいと思います。

エフェクターを踏みやすくする工夫

最近、ライブの練習と準備でバタバタしておりましたが、ライブ演奏にあたって、エフェクターの踏みやすさの工夫を考えてみたので、簡単にまとめておきたいと思います。

 

【今回組んだエフェクターボードの紹介】

エフェクターボード

今回は、以前エフェクターボードを組んだ時よりも、もう少しコンパクトさと重さの軽減を考えて、エフェクターボードをひと回り小さくして組み直してみました。

〈前回のエフェクターボード〉

エフェクターボード

前回は、スペースに余裕があったため「常時ONのエフェクター」を横に配置し、「使用頻度が多いエフェクター」を手前に配置しました。

 

〈演奏する曲とエフェクター操作について〉

演奏曲は、B’z「今夜月の見える丘で」Superfly「beautiful」の2曲を弾く前提で必要なエフェクターでボードを組みました。2曲とも、クリーントーンと歪みの切り替えが必要で、基本的にはBOSS「ST2」+Z.VEX「Box of Rock」のブースト側で歪みを作り、ギターボリュームコントロール側でクリーンと歪みをコントロールして演奏しています。また、同じく2曲ともショートディレイ(パワーコードとバッキング)とロングディレイ(アルペジオを含むフレーズ、リードソロ)と2パターンのディレイを切り替えることもしています。トータル的には、ギター側ではクリーン〜歪みのコントロール、トーンをセレクターで切り替え、エフェクター側では、ディレイの切り替え、ゲインブースター(Ibanez TS9)、レベルブースター(Z.VEX Box of Rock)と手元と足元をフルに使った操作をしています。演奏以外にやることが多く、こうやって書いて見るとかなり大変なことをやっているのだと思いました。

 

〈使用しているエフェクターのご紹介〉

Ibanez「TS9」(TS系オーバードライブ)

BOSS「ST2」(アンプライク系ディストーション

・Z.VEX「Box of Rock」(アンプライク系ディストーション / 前回より変更)

・BOSS 「DD20」(デジタルディレイ / ショートディレイとロングディレイの2パターンの切り替え)

electro-harmonix「Switchblade+」(AB BOX)

(A「 Marshall JCM2000」+B「JC120」)

※繋いだ順番になります。

 

〈前回と比べたエフェクターの変更点〉

Z.VEX Box of Rock

 前回と比べての変更点は、自作のSuper Hard On(クリーンブースター)を既存のZ.VEX「Box of Rock」に変更しました。これは実際に演奏してみた時に、ブースターとしてIbanez「TS9」をレベルMAXにしてONにして使っていましたが、中域が上がって音抜けは良くなるものの、歪みの前段にIbanez「TS9」を設置しているため、音量が上がらないということに気づきました。演奏曲によりますが、多少、ソロ時には多少音量を上げた方が迫力が出ると判断し、使う使わないにしろ、いざ音量を上げれるようにZ.VEX「Box of Rock」のドライブセクション(右側)を音量用のブースターとして変更しました。ブースター側(左側)は常時ON。

 

【ギター演奏中にエフェクターを踏みやすくする工夫】

蛍光色のステッカーをエフェクターに貼る

↑パッと見たとき、どのペダルを踏めばいいかすぐ認識できる。

前回は、ブースターやディレイなどの「踏む回数が多いエフェクターと歪み系エフェクターなどな「常時ONにするエフェクターで分けて、踏む回数が多いエフェクターをレイアウト的にまとめて踏みやすい一番手前に配置しました。このことで、かなり足元の操作にムダが少なくなりましたが、今回はさらに「蛍光色のステッカー」を使ってより視覚的にわかりやすく分けてみました。

エフェクターを踏む回数が多い、Ibanez「TS9」とBOSS 「DD20」といざ音量を上げる時のZ.VEX「Box of Rock」のドライブ側の3ヶ所のペダル部分にステッカーを貼りました。初めは、やり過ぎかなと思いましたが、スタジオ練習では、意外と演奏中はギターに意識が集中してしまうものです。ステッカーがあるのとないのとでは、足元を見た時に瞬間に踏むペダル位置分かるので、踏み間違えたり、踏み損ねることはかなり少なくなりました。エフェクターを認識して踏むまで、実際は1秒もかからないくらいの速さで切り替えないといけない場面が多いので、スピードが要求される場面では、こういった目立つ目印をつけておくと迷わずペダルを踏むことができます。

 

【今回のまとめ】

今回のまとめといたしまして、ギター演奏中にペダルを踏みやすくする工夫で、「蛍光色のステッカー」を貼るという工夫をしてみましたが、物理的に踏みやすくするというよりは、自信を持ってエフェクターを踏むという心理的な効果があるように思います。よくスタジオ練習では、ブースターなどのエフェクターを踏んでいたけど、ライブ本番では、会場の雰囲気に飲まれてエフェクターを踏むことに消極的になったりする場面もあります。そういった時に、目印をつけておくと「もう踏むしかない」と言うプラスの心理が働き、そういった思い切った演奏をした方が良い演奏ができるように個人的には感じます。エフェクターは、足元に置くものなので、基本的に死角になりやすく、視認性も悪いモノと思います。ライブ会場では、緊張も加えてさらに視野も狭くなりがちです。エフェクター1個を切り替える程度ならば問題はありませんが、小節ごとに細かくエフェクターを2個以上切り替える場面では、少しやり過ぎくらいのわかりやすい目印をつけていっても損はないと思います。さらに、エフェクターを踏む順番を目印にマジックで番号を書いておくのも効果的だと思います。エフェクターのセッティング、アンプのセッティングをしっかりしたのならば、演奏中もここぞと言う時は、しっかり踏むといった心構えと工夫は大事だと思います。是非、エフェクターを踏むのに躊躇する方は、目印をつける工夫を試してはいかがでしょうか。

 

以上、「ギター演奏中にエフェクターを踏みやすくする工夫〜ステッカー編〜」についてでした。

 

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