こんにちは。
エレキギターをはじめたばかりの方は「歪み系エフェクター」と聞いてもよくわからないとおもいます。
今回は、歪み系エフェクターの種類をザックリとご紹介します。
<目次>
歪み系エフェクターの種類はザックリ3つ!
オーバードライブ
<オーバードライブの特徴>
比較的に歪み量が少なめ。幅広く使える。
ディストーション
<ディストーションの特徴>
比較的に歪み量が多い。激しいサウンドには必要。
ファズ
<ファズの特徴>
歪み系エフェクターの中でも一番歪むモデル。でも、使用頻度は少なめ。
参考モデル:electro-harmonix Big Muff Pi
はじめての人にオススメする歪み系エフェクターの種類は?
人によっては幅広く使えるオーバードライブをおすすめするかもしれませんが、
個人的には「ディストーション」をオススメします。
理由:エレキギターのはじめの練習はパワーコードを弾くからです
エレキギターを教本やスクールで習ったことがある方は知っていると思いますが、エレキギターではじめて練習するフレーズがパワーコードです。
パワーコードは5、6弦を使ったフレーズで、パワーコードのサウンドには歪みサウンドがとても重要です。
筆者もギタースクールでは、一番はじめに弾いた曲はVan Halen「You Really Got Me」の簡単なパワーコードのリフでした。
(下の動画はバリバリ難しいリフですが…)
Van Halen - "You Really Got Me" (Official Music Video)
また、はじめてバンドを組んだ時の曲もBon Jovi「Livin' on a Prayer」を弾きました。
ハードロック系はパワーコードが多いため、比較的簡単で弾きやすいです。
(ただし、ギターソロは超難易度高めが多い…)
オーバードライブでも弾けるんじゃないの?
GAIN=歪み量が多いオーバードライブならば、ぜんぜん弾けます。
でも、注意点が2つあります。
注意点1:歪みの調整がモデルによってむずかしい
オーバードライブは歪みを抑えてあるモデルなため、歪ませるためにはGAINを上げる必要があります。歪み系エフェクターはGAINを上げるほどノイズが多くなりがちで、大型アンプによってはハウリングすることも。また、ムリに歪ませすぎで音抜けが悪くなることもあります。
注意点2:オーバードライブは強く弾かないと歪まないこともある
オーバードライブはピッキングニュアンスが出やすいなど、繊細な歪み系エフェクターですが、エレキギター初心者の方はピッキングの力が弱いため、オーバードライブの特性を活かしきれないこともあります。弦を強く抑えることもサウンドに影響します。
オーバードライブは、ピッキングの強弱をコントロールできるようになって、はじめて使いこなせる中級者向け歪みエフェクターだとおもっています。
ということで、
結論:はじめての歪み系エフェクターはしっかり歪むディストーションがオススメ
練習するアンプにもよりますが、エフェクターを踏むだけで簡単に歪んでくれるディストーションがラクに楽しめるとおもいます。
なにより歪んだギターサウンドはカッコイイ。
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