※この記事は2021年7月6日に更新されました。
こんにちは。
今回は「ハイゲインディストーションで音がこもる」と言った方に向けて解決していきます。
<目次>
ハイゲインディストーションで音がこもる時の対処法
ハイゲインディストーションを使っている時に、なんだか音がこもる時はありませんか?
その理由として、ハイゲインディストーションは、歪みが多いため、音が引っ込んでしまうことがあります。
では、どのように対処していけばいいのでしょうか。
いくつか下記に方法をまとめてみました。
ハイゲインディストーションの歪みを下げる
ハイゲインディストーションは、もともとGAIN(歪み)量が多いモデルです。
GAINを上げなくても、かなり歪むモデルが多いです。
ハイゲインディストーションは、歪ますほど、音抜けが悪くなっていく傾向があります。
そのため、音がこもる原因になっていることがあります。
「なんだか音がこもるな」と思ったら、ハイゲインディストーションのGAINにあたるツマミを下げてみましょう。
アンプを変えてみる
ハイゲインディストーションだけでなく、すべての歪みエフェクターは、アンプにサウンドが左右されます。
アンプとの相性が悪ければ、音がこもってしまったり、歪みが潰れてしまうことがあります。
アンプのセッティングの見直しも必要ですが、使うアンプを変えてみるのも一つの手です。
自宅のミニアンプでは、音がこもってしまうけど、スタジオの大型アンプでは音がこもらなかったこともあります。また、その逆もあります。
クリーンブースターを使ってみる
ハイゲインディストーションで音がこもる時に、クリーンブースターを使って、音を前に出すという方法もあります。
この場合は、ハイゲインディストーションの後ろにクリーンブースターを設置して、ブーストしてみましょう。
そうすることで、音のこもりが解消することがあります。
クリーンブースターは、できるだけシンプルで素直なものを選びましょう。
TS系オーバードライブでブーストしてみる
音がこもる原因として、中域(ミドルレンジ)が足りていないこともあります。
ハイゲインディストーションに限ったことではありませんが、中域が強いモデル「TS系オーバードライブ」を組み合わせみると解決することがあります。
TS系オーバードライブは、ハイゲインディストーションの前に設置して、ブーストしてみましょう。
この時に、TS系オーバードライブのGAIN(歪み量)に注意してください。
あまりGAINを上げすぎると、ノイズの原因になります。
TS系オーバードライブは、定番のモデルで十分です。
ハイゲインディストーションのモデルを変えてみる
ハイゲインディストーションは、ディストーションを含む、たくさんのモデルがありますが、中にはどうしても「音がこもってしまうモデル」もあります。
一概に、そのモデルが悪いとは言えませんが、最終手段として、ハイゲインディストーションのモデルを変えてみましょう。
試奏するときに、同じハイゲインディストーションを何個か比較して選ぶとよいです。
高価なモデルは、必ずしも良いとは限りませんので、先入観で選ばないことが大切です。
今回のまとめ
ハイゲインディストーションで音がこもる時の対処法をまとめてみました。
対処法の中でも、一番大事なのは、ハイゲインディストーションとアンプの選び方だと思います。
どんなアンプでも使えるモデルを選びたいですね。
ご参考になりましたら幸いです。