こんにちは。
エフェクターボードを組む時に、一番はじめのエフェクターにシールドを挿すと縁(フチ)とぶつかることはありませんか?
今回は、エフェクターボードの一番はじめのエフェクターについて考えてみました。
<目次>
エフェクターボードを組む時はエフェクターの高さに注意
エフェクターボードを組む時に気をつけたいことは、エレキギターのシールドを挿す一番はじめのエフェクターの高さに注意をすることが重要です。
なぜならば、
通常のアルミケースでエフェクターボードを組み込む際に、エフェクターボードの縁(フチ)がシールドとぶつかることがあるからです。
エフェクターの高さが低い場合は、インプットジャックが低く設置されていること多いです。特にエフェクターボードの初段にジャックの位置が低いエフェクターを配置する場合は、シールドが挿しにくいといった場合があります。
エフェクターボードの一番はじめのエフェクターは高さで決めるとスムーズ
エフェクターボードを組み時に、一番はじめに設置することが多いエフェクターの種類は、TS系オーバードライブ、クリーンブースター、コンプレッサーあたりだと思います。
人それぞれによって、一番はじめに設置するエフェクターは異なりますが、どのエフェクターでもエフェクターに高さがあるものを選んだ方が組みやすいです。
例えば、
TS系オーバードライブといったミドルをブーストするIbanez TS9DX。
Ibanez TS9DXはインプットジャックまでの高さがあるので、そのまま置いてもなんの問題のなくシールドが挿せます。
また、同じミドルが強いオーバードライブBOSS SD1もインプットジャックまでの高さがあるので、こちらもぶつかることなくシールドが挿すことができます。
こう考えると使うメーカーが限られてしまいますが、エフェクターケースの仕様に縁がある場合は、こだわりがなければ、エフェクターの底からインプットジャックまでに2cmくらいの高さがあるものを選んでおいた方が無難です。
クリーンブースターの高さがあるメーカー・モデルのご紹介
EP Boosterはミニサイズのクリーンブースターですが、ジャックが約2cmと高く取り付けられているので、エフェクターボードの一番はじめでもスムーズにシールドが挿せる仕様になっています。EP Boosterのようなエフェクターと同じようなモデルを探して選ぶといいです。
コンプレッサーで高さがあるメーカー・モデルのご紹介
BOSS Compression Sustainer CS-3(T)
BOSSのコンパクトエフェクターは、基本的にジャックが高くついているので、エフェクターボードの縁があたって困るということはないです。そういった観点からも、よくわからない場合やはじめてエフェクターを選ぶ時には、BOSSコンパクトエフェクターが安心です。
エフェクターのジャックが上についているものも有効
エフェクターの中にはジャックが上についているメーカーもあります。
この場合は、エフェクターボードの縁とシールドがぶつからないため、こういったジャックが上についているモデルを探して選ぶのもありだと思います。ただし、エフェクターが高価なものについていることが多いです。
エフェクターの高さをかさ増しするのもアリ
どうしても気に入っているエフェクターを一番はじめに置きたいという場合は、ペダルライザーのようなエフェクターの高さをかさ増しできるアイテムを活用する方法もあります。マジックテープだけ買い、板のようなもので自作するのもアリです。
Diago ディアゴ ペダルライザー Pedal Riser 【国内正規輸入品】 エフェクターボード
ジャンクションボックを使用する方法
エフェクターがお気に入りで、高さをかさ増しすると足元の操作性が気になる方は、ジャンクションボックスでシールドを挿す位置を変えてしまう方法もあります。
ジャンクションボックスを使う場合は、エフェクターボードにパッチケーブルやジャンクションボックスを置けるだけのスペースも必要となってきます。
One Control ワンコントロール Minimal Series ジャンクションボックス Pedal Board Junction Box
今回のまとめ
Pedaltrain(ペダルトレイン)やARMOR(アルモア )などのエフェクターボードに縁がないものに変えてしまうという手もありますが、エフェクターケースは縁がついているものが大半だと思いますので、エフェクターの高さも考えた選び方をするとスムーズにエフェクターボードを組むのはことができると思います。
また、インプットだけでなくアンプ側に挿すアウトプットにも同じことが言えるので、エフェクターボードに縁がある場合は工夫が必要です。
ご参考になりましたら幸いです。