エフェクターノート

エフェクターやアンプ・音作りについての実験ブログ

エフェクターのスイッチが固い時の対処法【ループスイッチャー】

こんにちは。

どうしてもこのエフェクターを使いたい、気に入っているエフェクターがあるけれど、そのエフェクターのスイッチが踏みにくくて使いづらい、残念。なんてことありませんか?そんな時に工夫する方法をご紹介します。

ループスイッチャーの画像です。

エフェクターのスイッチが固い時の対処法

Bogner Burnleyのスイッチの画像です。

エフェクターを色々試していると、メーカーによってフットスイッチの固さが違ってきます。柔らかいものから固いものまで様々です。しかし、気に入ったエフェクターのスイッチが固い場合、演奏中に踏みにくいと感じることが多いのではないでしょうか。そんな時に踏みやすくする方法としてループスイッチャーを使う方法があります。

ループスイッチャーとは

ループスイッチャーの画像です。

エフェクターをつなげて、スイッチのON/OFFをスイッチャーで切り替えるようできるモノです。今回使用したのは、Providence RX-S1で、2ループ+ABボックスタイプです。(このモデルはスイッチが自動で切り替わりません。エフェクターを直列につないだ時と同じ動作になります)

ループスイッチャーにつなげるエフェクター

MAXON ST9Pro+の画像です。
MAXONのST9Pro+ Super Tubeになります。ミドルが強烈に出るオーバードライブで、ブースターとして主に使用していますが、他のチューブスクリーマーモデルよりも、スイッチが固く踏みにくいです。しっかり踏まないと瞬間的にOFFに戻ってしまうので、通常の2〜3倍くらいの力でガンッ!と踏んでいます。操作ミスもしばしば。歪みはいいのに、ちょっと残念なモデルです。

BognerのBurnleyの画像です。

BognerのBurnley(バーンリー)です。ボグナーらしいディストーションサウンドで、JC120で相性がいいので使用していましたが、フットスイッチが意外にも固くて、踏みにくいのが残念なモデルです。固すぎて操作に困るほどではないですが、他のメーカーのフットスイッチと比べると、かなり固い部類に入ります。

ループスイッチャーにすると踏みやすくなる

ループスイッチャーでエフェクターを切り替えた画像です。

ループスイッチャーを導入することで、エフェクターのON/OFF切り替えをすると簡単に切り替えることができます。ループスイッチャーで、スイッチが均等でまとめらているので、操作性も上がります。

ループスイッチャーの注意点〜その1〜

ループスイッチャーのスイッチ画像です。
ループスイッチャーを導入するときの注意点として、ループスイッチャーのスイッチが固いモデルがあるので、せっかくループスイッチャーに変えたのに、スイッチが固いのは本末転倒です。スイッチャーは、ネットで買う前に、フットスイッチの踏み込み度合いを、実際に確認してから購入するようにしましょう。(One Controlのループスイッチャーは固くて使うのをやめた経験あります※モデルによります)

ループスイッチャーの注意点〜その2〜

ループスイッチャーとパッチケーブルの画像です。

ループスイッチャーを導入した場合、パッチケーブルがたくさん必要になります。エフェクターを直列につなぐとパッチケーブルは少なくてすみますが、ループスイッチャーを使うには、2ループの場合、最低4本は必要になってきます。同時に、エフェクターボードスペースをかなり必要とするので、大きめのエフェクターボードを用意する必要があります。

ループスイッチャー以外の方法

BognerのBurnleyにフットスイッチハットをつけた画像です。

ループスイッチャー以外の方法としては、フットスイッチハット(キャップ)をつける方法もあります。スイッチハットをつけることで、多少、固いスイッチでも踏みやすくなります。ただし、MAXONのST9Pro+のようなスイッチはつけることができないので、ループスイッチャーやラインセレクターなどのスイッチを代用できるものを導入する方法しかないと思います。

まとめ

スイッチが固いエフェクターを使いたい時には、ループスイッチャーを導入することにより、ラクエフェクターの切り替えをすることができます。エフェクター操作のミスも減らし、演奏に集中できる足下を作りましょう。

ご参考になれば幸いです。読んで頂きありがとうございました。