エフェクターノート

エフェクターやアンプについての実験ブログです【本サイトはプロモーションが含まれています】

3種類のモードが選べるTC ELECTRONIC Spark Booster クリーンブースター【review/レビュー】

こんにちは。

今回は、TC ELECTRONIC「Spark Booster」を購入してみましたので、ご紹介いたします。

TC ELECTRONIC Spark Boosterの画像です

TC ELECTRONIC Spark Boosterとは?

TC ELECTRONIC「Spark Booster」は、最大26dBのクリーン・ブーストができるクリーンブースターとなります。

(CLEANモードでは+20dBのブーストが可能)

2バンドアクティブEQ(TREBLE・BASS)と3種類のモード(FAT・CLEAN・MID)を搭載したモデルです。

エレキギターサウンドを損ねないトゥルーバイバス仕様となっています。

9Vの電源で動きます

TC ELECTRONIC「Spark Booster」は、9VのACアダプターやパワーサプライで駆動できます。

TC ELECTRONIC Spark Boosterの画像です

DCジャックは、エフェクターの上に付いています。

電池も使えます

電池でも駆動可能です。

裏フタの大きなネジをコインで回すと開けることができます。

TC ELECTRONIC Spark Boosterの画像です

裏フタを取り外すと、下の方に電源プラグがあるので、こちらに電池を入れて使うことができます。

TC ELECTRONIC Spark Boosterの画像です

大きなネジひとつで裏フタを開けるモデルは、なかなか見ないので、面白いですね。

LEDは白色(ホワイト)

TC ELECTRONIC「Spark Booster」は、珍しい白色(ホワイト)です。

TC ELECTRONIC Spark Boosterの画像です

かなり明るいので、視認性が良くON/OFFがわかりやすくなっています。

(写真は眩しくないような角度で撮影しています)

コントロールノブについて

TC ELECTRONIC「Spark Booster」のコントロールノブについて見てみましょう。

TC ELECTRONIC Spark Boosterの画像です

GAIN

歪みの量を調節します。

クリーンブースターなので、GAINをMAXにしても、あまり歪みません。

他のオーバードライブやディストーションと組み合わせた時に、少しGAINを足すと言ったイメージで使うといいと思います。

GAINをMAXにしても、オーバードライブとまでは難しいGAIN量です。

LEVEL

音量を調節します。

かなり出力が高いので、極端なセッティングには気をつけましょう。

MODEによって、最大出力が変わってきます。(特にFAT・MIDモードは出力が大きいです)

TREBLE

高域を調節します。

右に回すほど、高域が増していきます。

反対に、時計の針で言うと、12時を起点として、左に回すと高域が下がっていきます。

MAXにすると、高音が目立つようになり、サウンドの輪郭がしっかりしてきます。

BASS

低域を調節します。

右に回すほど、低域が増していきます。

反対に、時計の針で言うと、12時を起点として、左に回すと低域が下がっていきます。

MAXにすると「ボワッ」とした低音が強調されます。

3種類のモードについて

TC ELECTRONIC Spark Boosterの画像です

FAT

ロー・エンドが自然にブーストされるFATモードです。

こちらのモードにすると、アタック感が増し、音量が跳ね上がります。

CLEAN

クリーンなレベルブーストするCLEANモードです。

このモードが一番スタンダードなモードになります。

MID

中音域を持ち上げるMIDモードです。

リードソロ時に有効なモードとなります。

こちらのモードもFATモードと同じように、エッジの効いたサウンドになり、音量が跳ね上がります。

TC ELECTRONIC Spark BoosterのCLEANモード・セッティング例

TC ELECTRONIC「Spark Booster」で、CLEANモードのセッティング例を考えてみました。

TC ELECTRONIC Spark Boosterの画像です

GAIN=11時

LEVEL=11時

BASS=12時

TREBLE=12時

MODE=CLEAN

今回は、アンプのクリーンサウンドに対して、音量がやや上がるセッティングにしました。

「LEVEL」と「GAIN」は、かなり出力が大きいので、時計の針で言うと、11時あたりにしました。

12時にすると、かなりの音量になります。

「LEVEL」で音量は上がりますが、「GAIN」を上げると音量も上がるようになっています。

ライブなどで、リードソロなどを弾くときには、音量を大きめにセッティングしてもいいかもしれません。

「TREBLE・BASS」は、12時にして何も変化させない(フラット)セッティングにしました。

また、「FATモード」と「MIDモード」では、さらに音量が上がりますので、再度、調節が必要になります。

下記に、各モードのセッティング例について書かれた記事がありますので、ご覧ください。

TC ELECTRONIC Spark Boosterの感想

TC ELECTRONIC「Spark Booster」を使った感想としては、TREBLE・BASSやGAINのコントロールノブや3種類モードと機能がたくさんあるクリーンブースターと言った印象でした。

様々なシチュエーションに対応しやすいモデルですが、その反面、セッティングする幅も広くなるため、使いこなすのも難しくなりそうです。

純粋に音量を上げるだけのクリーンブースターを求める場合は、同じモデルで言えば、ミニエフェクターのTC ELECTRONIC「Spark Mini Booster 」の方が使いやすいかもしれません。

ディストーションなどの歪み系エフェクターを組み合わせて、試してみたいですね。

今回のまとめ

TC ELECTRONIC「Spark Booster」をご紹介しました。

シンプルなクリーンブースターが多い中、2バンドアクティブEQ(TREBLE・BASS)と3種類のモード(FAT・CLEAN・MID)が付いているクリーンブースターで、価格帯1万円のモデルは、あまり見かけないと思います。

クリーンブースターでも、細かくセッティングしたい人には、向いているモデルでしょう。

クリーンブースターはたくさんのモデルがあるので、色々試した上で選ぶことをおすすめします。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

tc electronic アナログ ブースター SPARK BOOSTER【国内正規品】

<TC ELECTRONIC Spark Booster の使い方・セッティング例はこちら>

www.effectornote.com