エフェクターノート

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TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delay デジタルディレイの使い方【3種類のセッティング例あり】

こんにちは。

今回は、「TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delay」の使い方について、ご紹介いたします。

TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delayの画像です

TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delay デジタルディレイの使い方

「TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delay」は、3つのディレイタイム(1/16・1/8・3/8)が搭載されているデジタルディレイです。

ディレイタイムを切り替えると、ディレイのかかり具合やセッティングが変わってきます。

今回は、「TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delay」の3種類のセッティング例をご紹介します。

1/8のモードのセッティング例

まず、ディレイタイム「1/8」モードでの、セッティング例をご紹介いたします。

TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delayの画像です

・TIME=MAX

・MIX=8時〜9時

・REPEATS=9時

「1/8」のディレイタイムでは、「TIME」をMAXにすると、上手くディレイサウンドが作れます。

「MIX」と「REPEATS」は、控えめにセッテイングしてあげると、自然に後からついてくるようなディレイサウンドになります。

1/16のモードのセッティング例

次に、ディレイタイム「1/16」モードでの、セッティング例となります。

TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delayの画像です

・TIME=10時

・MIX=10時〜11時

・REPEATS=13時〜14時

「1/16」モードでは、ショートディレイのセッティングをすると、スプリングリバーブのようなディレイサウンドが出せます。

今回は、スプリングリバーブのようなディレイサウンドを作ってみました。

「TIME」は、センター(12時)以降にセッティングすると、短いディレイになります。

「MIX」は、やや強めにすると、エレキギターの原音が強くなります。

「REPEATS」も、強めにすることで、リバーブ感が出てきます。

このスプリングリバーブのようなディレイサウンドのコツは、「TIME」の短いディレイタイム設定と「REPEATS」を強めにかけることです。

3/8のモードのセッティング例

最後に、ディレイタイム「3/8」モードでの、セッティング例となります。

TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delayの画像です

・TIME=10時

・MIX=10時〜11時

・REPEATS=10時

「3/8」モードでは、ロングディレイのセッティングにすると、深いディレイサウンドが作れます。

「TIME」は、短めにセッティングしましょう。

右に回しすぎてしまうと、ディレイが、1〜2秒後とかなり遅れてくるので、短めにした方が、サウンドが作りやすいです。

「MIX」は、弾くフレーズで調整するとよいですが、やや強めにするとサウンドがハッキリしてきます。

「REPEATS」で、ディレイの回数を繰り返しすぎると、ディレイサウンドが重なってしまい、クドいディレイサウンドになるので、控えめに設定しましょう。

また、「TIME」は、弾くフレーズや曲のテンポ(BPM)に合わせて、微調整をする必要があります。

三連符など弾き方によっても、ディレイサウンドが変わってきます。

「TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delay」は、ハイエンドディレイモデルのように、ディレイタイムやテンポ(BPM)を正確な数字での設定はできませんので、弾いた感覚で合わせるようにしましょう。

ディレイタイムとセッティングの使い分けについて

今回は、筆者が「TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delay」を実際にセッティングした例となります。

以下に、3つのディレイタイムモードに使い分けをまとめました。

・1/16モード=スプリングリバーブのようなショートディレイ

・1/8モード=スタンダードなディレイ

・3/8モード=付点8分音符のようなロングディレイ

上記の使い分けように、狙いたいディレイサウンドで「TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delay」のセッティングしています。

TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delay」は、ハイエンドなディレイモデルのように、フットスイッチでディレイサウンドを切り替えれるわけではありませんので、その都度、弾きたいフレーズや曲に合わせたディレイタイム(1/16・1/8・3/8)に切り替えて、セッティングする必要があります。

一つのモデルで、ディレイタイムとセッティングの組み合わせにより、様々なディレイサウンドを出せるというモデルになります。

また、今回、セッティングは、アンプをクリーンサウンドの状態で行いましたので、「TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delay」の前に、歪みエフェクターをつなげる場合は、少し強めにディレイをかけるなど、微調整が必要になると思います。

実際に、サウンドを聴きながらセッティングすることをおすすめします。

今回のまとめ

「TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delay(デジタルディレイ)」の使い方についてご紹介いたしました。

ディレイタイムを切り替えることで、幅広いディレイサウンドが作ることができます。

今回、ご紹介したセッティング例以外にも、「MIX」と「REPEATS」を調節することで、意外なディレイサウンドができるかもしれません。

「TC ELECTRONIC The Prophet Digital Delay」で、お気に入りのディレイサウンドを作ってみましょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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