こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、Ibanez「TS9 Tubescreamer(チューブスクリーマー)をご紹介いたします。
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Ibanez TS9 Tubescreamer チューブスクリーマーとは?
Ibanez「TS9 Tubescreamer(チューブスクリーマー)」は、数多くのミュージシャンが愛用する世界的に有名なオーバードライブペダルとなります。
ミッドにフォーカスした温かみのあるサウンドで、粘り感があることが特徴です。
真空管アンプの前段につなげることで、まさにアンプがスクリームする(叫ぶ)ような伸びやかなリードトーンをつくることができます。
それでは、早速、見ていきましょう。
見た目よりも重いエフェクター
Ibanez「TS9 Tubescreamer」をはじめて持ったときは、思っていたよりも重いエフェクターだなと感じました。
一見、ライトグリーンカラーで軽そうに見えますが、重めのボディとなっています。
LEDはちょっと見えにくい赤色
Ibanez「TS9 Tubescreamer」をONにすると、LEDは赤色のライトがつきます。
光がやや弱めなので、角度によってはON/OFFがわかりにくいかもしれませんね。
筆者のIbanez「TS9 Tubescreamer」は、かなり前に購入したものですが、現行品ではLEDが明るくなったようです。
9Vのアダプターで電源供給できます
Ibanez「TS9 Tubescreamer」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。
DCジャックは、エフェクターの上側に付いていますので、配線がしやすいです。
消費電流は、6mA。
純正のアダプター「AC509」が別売りであります。
筆者は、BOSSのACアダプターやパワーサプライで使用していますが、音が出なかったり壊れてしまったことはないので、純正アダプターでなくても問題なさそうです。
電池が使えます
Ibanez「TS9 Tubescreamer」は、電池が使えます。
エフェクターの裏側に電池を入れる専用のフタがついていますので、こちらを開けて簡単に電池を入れることができます。
フットスイッチについて
Ibanez「TS9 Tubescreamer」のフットスイッチは、他のエフェクターと違う仕様なので、取り上げてみました。
Ibanez「TS9 Tubescreamer」は、ペダル式のフットスイッチとなります。
あまり音はしませんが、小さく「カチッ」と音がします。
一見、硬くて踏みにくそうに思いますが、意外と柔らかいので踏みやすいです。
コントロールノブについて
Ibanez「TS9 Tubescreamer」は、シンプルに3つのコントロールノブから構成されています。
DRIVE
歪みの量を調節します。
右に回すほど、GAINが増していきますが、歪む量は多くありません。
MAXにすると音が太くなっていきます。
TONE
音の高さを調節します。
右に回すほど、トーンが高くなっていきます。
MAXにすると音の輪郭がしっかりとするくらいの高音になりますが、耳障りにはなりません。
LEVEL
音量を調節します。
右に回すほど、音量が大きくなっていきます。
MAXにしても、大きすぎる音量まではいきません。
Ibanez TS9 Tubescreamerのオーバードライブセッティング例
Ibanez「TS9 Tubescreamer」のオーバードライブセッティング例を考えてみました。
DRIVE=MAX
TONE=14時
LEVEL=13時
Ibanez「TS9 Tubescreamer」で、オーバードライブセッティングを目指してみました。
まず、「DRIVE」は、MAX。
MAXにすると、すごく音が太いドライブサウンドになります。
「TONE」は、GAINを上げるとぼやける傾向がありますので、やや上げました。
「LEVEL」は、「TONE」同じ考えでサウンドをハッキリさせたいため、少し上げてあります。
チューブスクリーマーは、GAIN(歪み)を上げるとサウンドがこもる傾向がありますので、音量やトーンで調節する必要があります。
Ibanez TS9 Tubescreamerの感想
筆者が、はじめてIbanez「TS9 Tubescreamer」を試したとき、魅力がまったくわかりませんでした。
しかし、バンドやライブでの演奏を通して、ミッドの大切さに気づかせてくれたオーバードライブとなったモデルです。
それ以来、エフェクター ボードには必ずといっていいほどチューブスクリーマーが入っています。
冒頭に先述しましたが、Ibanez「TS9 Tubescreamer」の特徴として、サウンドに粘りが出てくるのため、弾きやすくなります。
エレキギターは、ある程度GAINがないと弾きにくいものです。
マーシャルなどの大型アンプでは、フィンガリングがしにくくなることもありますので、そういった場合に、Ibanez「TS9 Tubescreamer」が大活躍します。
また、バンドアンサンブルでは、エレキギターの音抜けがあるリードソロにはかかせないブースターにもなります。
ウォーミーなドライブサウンドが、とても心地いいです。
Ibanez「TS9 Tubescreamer」のよくある傾向として、自宅などのミニアンプでは、チューブスクリーマーの魅力には気づきにくいと思います。
ミッドサウンドは、音がこもったようなサウンドになります。
トーンや歪みが強いディストーションと比べてしまうと、サウンドが劣るように感じてしまいますが、あくまでもオーバードライブモデルであることを理解しましょう。
リハーサルスタジオやバンドでの大型アンプで使ってからこそ、魅力がわかるモデルです。
今回のまとめ
Ibanez「TS9 Tubescreamer」をご紹介しました。
とても有名なオーバードライブなので、一度は試してみることをおすすめします。
チューブスクリーマーは、1台持っていても損はないモデルだと思います。
マーシャルアンプへのブーストやディストーションの組み合わせでも使えそうですね。
以上、ご参考になれば幸いです。
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