こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、BEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive」をご紹介いたします。
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BEHRINGER TO800 Vintage Tube Overdriveとは?
BEHRINGER(ベリンガー)は、ドイツの音響機器メーカーから発売されているエフェクターとなります。(製造は中国)
価格帯は、新品で5000円前後の格安エフェクターなので、手にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
BEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive」は、太く温かみのあるスクリームサウンドを高精度に再現したオーバードライブとなります。
リアルなヴィンテージサウンドを再現するため、オリジナルの4558オペアンプと有名なMA150ディストーションダイオードを採用してるモデルとのことです。
それでは、早速、見ていきましょう。
見た目はあのオーバードライブをイメージ
BEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive」は、チューブスクリーマーをイメージをしたモデルと一眼でわかりました。
ライムグリーンが映えますね。
重さは、プラスチック製なので軽めです。
LEDは見やすい赤色
BEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive」をONにすると、赤色のLEDがつきます。
小さめのLEDですが、しっかり発光するので視認性はいいです。
9Vのアダプターで電源供給できます
BEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。
DCジャックは、エフェクターの横側に付いていますので、エフェクターボードにおいての配線はL字型のケーブルが楽です。
ACアダプターについては、BEHRINGERのACアダプターが別売りでありますが、筆者は、BOSSのACアダプターやパワーサプライで使用しています。
電池が使えます
BEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive」は、電池が使えます。
BEHRINGERのエフェクターは、電池の入れ方にひと手間かかるので、ACアダプターやパワーサプライの使用をおすすめします。
詳しい電池の入れ方については、下記の記事をご覧ください。
フットスイッチについて
BEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive」のフットスイッチは、ペダル式となっています。
プラスチック製と作りの問題で、ややギシギシすることもありますが、使うぶんには問題なく踏むことができます。
フットスイッチは、柔らかいので踏みやすいです。
コントロールノブについて
BEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive」は、シンプルに3つのコントロールノブから構成されています。
DRIVE
歪みの量を調節します。
右に回すほど、GAINが増していきますが、歪む量は多くありません。
TONE
音の高さを調節します。
右に回すほど、トーンが高くなっていきます。
MAXにすると高音になってきます。
LEVEL
音量を調節します。
右に回すほど、音量が大きくなっていきます。
BEHRINGER TO800 Vintage Tube Overdriveのオーバードライブセッティング例
BEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive」のオーバードライブセッティング例を考えてみました。
DRIVE=MAX
TONE=13時
LEVEL=13時
BEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive」では、オーバードライブセッティングを目指しました。
まず、「DRIVE」についてはMAX。
あまり歪むモデルではありませんが、「DRIVE」をMAXにするとオーバードライブくらいの歪みを得ることができます。
「TONE」は、GAINを上げることでサウンドがぼやけてくることがありますので、やや上げました。
「LEVEL」も、「TONE」と同じ考えでやや上げてあります。
TS系オーバードライブは、GAINを上げすぎてしまうと、音がこもる傾向がありますので、音量やトーンで調節する必要があります。
コントロールノブの操作もしやすく、オーバードライブ感もしっかり出ますので、セッティングがしやすいと思います。
BEHRINGER TO800 Vintage Tube Overdriveの感想
筆者が、はじめてBEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive」を手にしたときは、格安エフェクターのイメージが強く、ちゃんとしたミドルサウンドが出るか不安でした。
しかし、実際にエフェクトをONにして試してみると、ちゃんとチューブスクリーマーのようなオーバードライブが出ました。
自宅のミニアンプでしばらく弾いていましたが、チューブスクリーマーとそこまで大きな差はないような気もします。
強いて言えば、音の太さやマイルドさは、本家のチューブスクリーマーのほうが上だと思います。
長く使用した場合に、耐久性の問題などは出てくるかもしれませんが、普通に使えるTS系オーバードライブではないでしょうか。
また、ブースターとして使った場合に真価が問われやすいオーバードライブなので、いろいろ試してみたいですね。
今回のまとめ
BEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive」をご紹介しました。
チューブスクリーマーがほしいけど手が出せない人には、5000円台の低価格モデルで試してみるにはいいと思います。
また、オーバードライブだけでなく、ブースターとしての使い方で発揮するモデルでもあります。
マーシャルアンプへのブーストやディストーションの組み合わせも試してみたいですね。
以上、ご参考になれば幸いです。
ベリンガー ギター用エフェクトペダル チューブ・オーバードライブ TO800 VINTAGE TUBE OVERDRIVE
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