こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、格安TS系オーバードライブを重ねがけを試してみましたので、ご紹介いたします。
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オーバードライブを重ねがけする意味とは
オーバードライブを重ねがけする意味としては、2個のオーバードライブを使って、GAINを上げたり、音作りをしたりなど、組み合わせるモデルで意味合いが違ってきます。
今回は、ミッド(中域)が強いTS系オーバードライブを重ねがけしてみました。
ミッドが強いオーバードライブを重ねがけすることで、より強力なドライブサウンドを狙うという組み合わせとなります、
さらに、格安モデルと言われるTS系オーバードライブで試してみました。
それでは、見ていきましょう。
格安TS系オーバードライブのご紹介
今回使った格安TS系オーバードライブとセッティングのご紹介です。
ARION MTE-1 TUBULATOR
ARION「MTE-1 TUBULATOR」は、低音が出やすく温かみのあるTS系オーバードライブです。
新品で3000〜4000円台とかなり格安なモデルとなります。
BEHRINGER TO800
BEHRINGER「TO800」は、太く温かみのあるスクリームサウンドを高精度に再現したオーバードライブとなります。
価格帯も5000円台とリーズナブルとお手頃な値段です。
オーバードライブを重ねがけする順番
まず、はじめにオーバードライブを重ねがけする順番を決めました。
前段:ARION「MTE-1 TUBULATOR」
後段:BEHRINGER「TO800」
このような順番にした理由としては、後段のBEHRINGER「TO800」が、シャープなクランチサウンドが出やすいため、メインの歪みとして後段へつなぎました。
そのBEHRINGER「TO800」を、低音が出やすいARION「MTE-1 TUBULATOR」でブーストする形にしました。
セッティングについて
それぞれのセッティングについて解説いたします。
ARION MTE-1 TUBULATOR
・LEVEL=13時
・TONE=10時
・DIST=11時
ARION「MTE-1 TUBULATOR」は、低音が出やすい傾向があるので、前段においてブースターセッティングにしました。
「LEVEL」を上げつつ、「DIST」は抑えてあります。
「TONE」については、重ねたときに調整するイメージです。
BEHRINGER TO800のセッティング
・DRIVE=12時
・TONE=12時
・LEVEL=13時
BEHRINGER「TO800」は、スッキリしたクランチサウンドが特徴なので、後段につないでメインの歪みにしました。
「DRIVE」は、12時(センター)で、アルペジオやコード弾きで音が潰れないくらいの歪み量にしました。
「LEVEL」は、アンプと同じ音量に設定してあります。
TS系オーバードライブを重ねがけした結果
ARION「MTE-1 TUBULATOR」とBEHRINGER「TO800」を重ねがけした結果としては、上手くドライブミックスができ、低音が出つつもしっかりとしたミッドサウンドができあがりました。
ARION「MTE-1 TUBULATOR」が、BEHRINGER「TO800」に足らない低域を補って全体バランスがよくなるイメージでしょうか。
あくまでも、ミニアンプでの試しとなりますが、マイルドで太いオーバードライブサウンドになりました。
ミドルが強いTS系オーバードライブ同士は、上手く重ねることができそうです。
TS系オーバードライブを重ねがけの使い分けについて
これにより、ARION「MTE-1 TUBULATOR」は、低域をブーストするTS系オーバードライブ。
BEHRINGER「TO800」は、クランチサウンドのTS系オーバードライブと使い分けることができます。
フレーズからの観点では、アルペジオやコード弾きは、BEHRINGER「TO800」で弾き、リードソロやパワーがあるサウンドにしたい場合には、ARION「MTE-1 TUBULATOR」をONにして使い分けることができます。
さらに、両方のTS系オーバードライブをミックスしてサウンドを作ることもできますね。
今回のまとめ
今回は、格安TS系オーバードライブを重ねがけを試してみました。
格安TS系オーバードライブを2つ重ねることで、新しいドライブサウンドが作れると思います。
それぞれのキャラクターを理解した上で、いろいろ組み合わせると面白いですね。
以上、ご参考になれば幸いです。
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