エフェクターノート

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【多彩な機能で奏でるハーモニスト】BOSS PS-6 Harmonist【review/レビュー】

こんにちは。

今回は、BOSS「PS-6(ハーモニスト)」をご紹介いたします。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

BOSS PS-6 Harmonistとは?

BOSS「PS-6」は、ピッチ・シフターの定番モデルとして長くギタリストに愛用されてきた「PS-5」の後継モデルとなります。

ハーモニー機能を3声に強化し、曲のキーに合わせた最適なボイシングで厚みのあるギター・パフォーマンスが行うことができます。

また、高性能DSP採用により処理能力が飛躍的に向上し、新たに「S-BEND(スーパー・ベンド)」モードも搭載し、よりアグレッシブなピッチ操作が簡単にできるのが特徴です。

それでは、早速、見ていきましょう。

メタリックブルーのボディ

BOSS「PS-6」は、見た目がメタリックブルーなので、少し高級感があります。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

重さは、約420g。(乾電池含む)

BOSSコンパクトエフェクターの中でも、少し重めですね。

LEDは赤色

BOSS「PS-6」は、赤色のLEDです。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

それほど輝きはありませんが、視認性できるくらいの明るさです。

9Vのアダプターで電源供給できます

BOSS「PS-6」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

DCジャックは、エフェクターの上側に付いていますので、配線がしやすいです。

消費電流は、65mA。

BOSSのACアダプター「PSA-100」シリーズが使えます。(別売り)

電池が使えます

BOSS「PS-6」は、電池が使えます。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

BOSSのコンパクトエフェクターは、フットスイッチのサムスクリューを回すことで、電池を簡単に入れることができます。

フットスイッチについて

BOSS「PS-6」は、ペダル式のフットスイッチとなります。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

BOSSコンパクトエフェクターは、面積が広くしっかりしているので、踏みやすいですね。

INPUT・OUTPUT端子について

BOSS「PS-6」のINPUT・OUTPUT端子について取り上げてみました。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

・INPUT =エレキギターエフェクターをつなぎます

・EXP = エクスプレッション・ペダルを接続します

・OUTPUT A(MONO)= アンプにつないでで使用します

・OUTPUT B =もう一台のアンプにつないでステレオ出力します

「EXP」には、別売りのエクスプレッションペダルをつなげることができます。

対応モデルは、EV-30、FV-500H、FV-500L、Roland EV-5となっています。

「OUTPUT B」では、もう一台のアンプにつなぐことができますが、「MODE」や「SHIFT」のツマミによって音程やシフト量が変わってきます。

コントロールノブについて

BOSS「PS-6」は、4つのコントロールノブから構成されています。

モードによって、各コントロールノブの機能や操作が変わってくるので注意が必要です。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

・BALANCE / RISE TIME = ダイレクト音とエフェクト音の出力バランス調整 / 設定したピッチになるまでの時間調整

・SHIFT / HARMONY = ピッチ・シフト量の設定 / ハーモニーの音程設定

・FALL TIME / KEY = 設定したピッチの時間 / 演奏するキーの設定

・MODE = モード選択

BOSS「PS-6」は、コンパクトながらも多機能なモデルとなっています。

まずは、「MODE」から「HARMONY(Major・minor)」「PITCH SHIFTER」「DETUNE」「S-BEND」の4つのモードの中から選択する必要があります。

BOSS PS-6のモードについて

BOSS「PS-6」の各モードについて解説いたします。

BOSS PS-6 Harmonistの画像です

HARMONY(Major・minor)

入力音にエフェクト音(最大2音)を加えて、3声のハーモニーを作り出します。

正確なチューニング(A4=440Hz )と単音で演奏しないと上手くサウンドが作れないことがあります。

<Major・minorの有効なコントロールノブ>

・BALANCE

HARMONY

・KEY

PITCH SHIFTER

最大±2オクターブのピッチ・シフト音を出力します。

単音・和音の両方で演奏できます。

このモードでは、「KEY」つまみは無効になります。

<PITCH SHIFTERの有効なコントロールノブ>

・BALANCE

・SHIFT

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DETUNE

入力音に微妙に音の高さがずれたピッチ・シフト音を加えます。

単音・和音の両方で演奏できます。

このモードでは、「KEY」つまみは無効になります。

<DETUNEの有効なコントロールノブ>

・BALANCE

・SHIFT

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S-BEND

ギターのアーム奏法では不可能な、ピッチ・アップとピッチ・ダウンの効果が得られます。

ペダルを踏んでいる間だけ、「S-BEND」の効果がでます。

<S-BENDの有効なコントロールノブ>

・RISE TIME

・SHIFT

・FALL TIME

コントロールノブの調整については、「S-BEND」のときだけ「RISE TIME」と「FALL TIME」となりますので、ここだけ抑えておけば、ややこしくはないと思います。

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BOSS PS-6の感想

筆者が、BOSS 「PS-6」を購入したきっかけは、「MODE」の「S-BEND」でした。

ペダルを踏むことで、ワーミーペダルのようなサウンド出るエフェクターに面白さを感じました。

「S-BEND」は、実際にあまり使う場面が少ないですが、B'zの「恋心(KOI-GOKORO)」のコピーバンドで「S-BEND」を使った経験があります。

また、「HARMONY(Major・minor)」については、曲のキーを合わせなければいけないので、やや使いこなすには難しい面があります。

BOSS 「PS-6」の使い方としては、はじめは、「DETUNE」や「S-BEND」が効果がわかりやすいので、そのあたりから使うことをおすすめします。

という筆者も完ぺきには使いこなせておりませんが、持っておくと何かしら便利なモデルですね。

今回のまとめ

BOSS 「PS-6(ハーモニスト)」をご紹介しました。

BOSS 「PS-6」は、1万5000円を超えるモデルですが、機能相応の価格だと思います。

こういったエフェクターは珍しいので、興味あれば手にしてみるのもいいですね。

以上、ご参考になれば幸いです。

BOSS PS-6 Harmonist