こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、ZOOM「G1 FOUR」のエフェクトにある「XtasyBlue」を使った音作りについて、ご紹介いたします。
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XtasyBlueとは?
「XtasyBlue」とは、Bogner「Ecstasy Blue Channel」をモデリングしたエフェクトになります。
ほとんどの場合は標準で入っているエフェクトですが、もし入っていない場合は、G1 FOURの専用アプリ「Guitar Lab」より、エフェクトを追加する必要があります。
XtasyBlueの音作りの手順
それでは、「XtasyBlue」を使った音作りの手順を説明していきます。
まず任意のパッチを選択します
50〜59で空いているパッチを任意で選びます。
筆者は、空いていた57のパッチで登録を進めていきます。
エフェクトの選択は、ZOOM「G1 FOUR」の左上のボタンを押し、「EDIT」モードに切り替えます。
XtasyBlueを登録します
はじめに、AMPの「XtasyBlue」を1番に登録します。
先ほどの「XtasyBlue」を選択します。
「XtasyBlue」のセッティングは、以下の通りです。
「XtasyBlue」のセッティングは、3ページに分けられていますので、4番のコントロールノブを右に回すとページを移すことができます。
・Bass=50
・MID=80
・Treble=50
・PRSNC=40
・STRCT=HI
・Gain=45
・VOL=25
1番に「XtasyBlue」が登録されました。
Xtasy Blueだけでは使えるサウンドにはならない
「XtasyBlue」だけでは、使える歪みサウンドにはならないため、さらにエフェクトを追加する必要があります。
XtasyBlueの後段にMS4×12を追加する
まず、2番を選択します。
そして、CABINETの「MS4×12」を選択しましょう。
「MS4×12」は、「Marshall 1960 A-type cabinet with for 12」をモデリングしたエフェクトです。
以下が、「MS4×12」のセッティングです。
・MIC=OFF
・D57:D421=50
・Hi=65
・Lo=65
CABINETの「MS4×12」を追加することで、迫力があるサウンドになります。
①「XtasyBlue」→②「MS4×12」の順番になりました。
これで、「XtasyBlue」を使った音作りが完成です。
サウンドにエッジを効かせたい場合
さらにエッジを効かせたい場合は、DRIVEの「VioletDST」を「XtasyBlue」の前段に追加するといいです。
「VioletDST」は、SUHR「Riot Reloaded」をモデリングしたエフェクトです。
1番のエフェクトを入れ替えます
1番に「VioletDST」を追加したいため、エフェクトを入れ替える必要があります。
まず、本体の「SETTING」ボタンを押します。
そして、「CHAIN(1番のボタン)」を押します。
するとエフェクト画面に「CHAIN」の文字が表示されます。
そして、2番のボタンを押すと、手のマークがエフェクトに表示されます。
その状態で、3番のボタンを押します。
すると、2番の「MS4×12」のエフェクトが、3番に移行しました。
続いて、同じように、1番と2番を入れ替えます。
これで、1番のエフェクトを空けることができました。
操作が完了したら、「SETTING」ボタンを押して「CHAIN」を終了します。
1番にVioletDSTを登録する
続いて、先ほどの1番ボタンを選択します。
そして、DRIVEの「VioletDST」を選択しましょう。
以下、「VioletDST」のセッティングです。
・Gain=30
・Tone=60
・Voice=1
・VOL=45
「VioletDST」を追加することで、「XtasyBlue」のサウンドにエッジを加えることができます。
①「VioletDST」→②「EXtasyBlue」→③「MS4×12」の順番になりました。
これで、「XtasyBlue」のサウンドがブラッシュアップされました。
仕上げとしてディレイを入れる場合
最後に、好みでディレイを入れるとできあがりです。
今回は、DELAYの「P-P Delay」を選びました。
P-P Delayを追加する
まず、4番を選択します。
そして、DELAYの「P-P Delay」を選択します。
以下が、「P-P Delay」のセッティングです。
・Time=410
・F.B=30
・Mix=45
・Tail=OFF
「P-P Delay」は、ロングディレイのセッティングにしました。
ディレイのフィードバック(F.B)やミックス(Mix)がやや強いと感じる場合は、少し下げるといいです。
もし、ディレイが必要ない人は、登録しないか、エフェクトをOFFにしておきましょう。
完成したパッチ構成
完成したパッチのエフェクト構成です。
①「VioletDST」→②「XtasyBlue」→③「MS4×12」→④「P-P Delay」の順番になりました。
4つのエフェクトで構成しましたので、あと1つのエフェクトを追加することができます。
コーラスなど好きなエフェクトを入れてもいいですね。
また、パッチに入れたエフェクトは、「VioletDST」の手順で説明したように順番を入れ替えすることができます。
最後にパッチ名を登録して完了
最後に、パッチ名を登録して完了です。
パッチ名を登録するには、名前をつけたいパッチを選択し、「SETTING」を押します。
次に、「PATHC」を選択=2番のボタンを押します。
すると、文字スペースが点滅しますので、アルファベットと数字・記号を入力することができます。
操作方法は、1のコントロールノブ「CHAR」で文字を選択し、2と3のコントロールノブで、文字を入れたい箇所を選択できます。
3のコントロールノブ「SKIP」は、「空欄→英大文字→英小文字→数字→記号」の順番でカテゴリーを選択できますので、入力の省略に便利です。
4のコントールノブ「VALUE」は、パッチメモリーの音量を調節します。
初期値「LEVEL100」ですが、そのままで大丈夫です。
最後に、もう一度、「SETTING」を押すと、登録されたパッチ名が表示されます。
今回は、「XtasyBlue」にするとエフェクト名とかぶるため、「XtasyMod」にしました。
今回のまとめ
ZOOM「G1 FOUR」の「XtasyBlue」を使った音作りの方法ご紹介いたしました。
「JC-120(ジャズ・コーラス)」でも使えるようにセッティングしてありますので、ぜひご活用して頂けたらと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
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