こんにちは。
今回は、BOSS「AW-3(オートワウ)」をご紹介いたします。
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BOSS AW-3 Dynamic Wahとは?
BOSS「AW-3」は、ピッキングごとに反応するピッキングワウ、周期的に変化するオート・ワウなど5つのモードを搭載しています。
ヒトの声のような効果のヒューマナイザーが個性的で、エクスプレッション・ペダルを使うことでペダルワウとしても使えることが特徴です。
それでは、早速、見ていきましょう。
ゴールドカラーが目立つ
BOSS「AW-3」は、見た目がゴールドカラーです。
他のBOSSコンパクトエフェクターと比べると、少しリッチな印象がしますね。
重さは、430g。(乾電池含む)
LEDは赤色
BOSS「AW-3」は、赤色のLEDです。
そこまで明るくはありませんが、ON/OFFの視認は問題なくできます。
9Vのアダプターで電源供給できます
BOSS「AW-3」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。
DCジャックは、エフェクターの上側に付いていますので、配線がしやすいです。
消費電流は、50mA。
BOSSのACアダプター「PSA-100」(別売り)が使えます。
電池が使えます
BOSS「AW-3」は、電池が使えます。
BOSSのコンパクトエフェクターは、フットスイッチのサムスクリューを回すことで、電池を簡単に入れることができます。
フットスイッチについて
BOSS「AW-3」は、ペダル式のフットスイッチとなります。
BOSSコンパクトエフェクターは、面積が広くしっかりしているので、踏みやすいです。
接続端子について
BOSS「AW-3」の接続端子について、見てみましょう。
・GUITAR IN = エレキギターを接続します
・BASS IN = ベースを接続します
・OUTPUT = アンプやエフェクターに接続します
・EXP/CTL = BOSS / Roland製のエクスプレッション・ペダルを接続できます
コントロールノブについて
BOSS「AW-3」は、4つのコントロールノブから構成さています。
・DECAY = ワウ効果やヒューマナイザー効果が変化する時間を調節
・MANUAL = ワウ効果の効き始めの周波数を調節
・SENS = 入力レベルに対する、ワウ効果のかかり具合を調節
・MODE = モードを選びます(UP / DOWN / SHARP / HUMANIZER / TEMPO)
BOSS「AW-3」は、「MODE」を搭載しているオートワウです。
多彩なモードにより、様々なオートワウサウンドを楽しむことができます。
後述しますが、「HUMANIZER」のモード時には、「MANUAL」と「SENS」のコントロールノブは、母音の選択に変わります。
MODEについて
各モードについて見ていきましょう。
UP
フィルターが高い周波数方向に動くワウ効果が得られます。
カッティングした場合に、高音弦を弾くとワウが強くなります。
DOWN
フィルターが低い周波数方向に動くワウ効果が得られます。
カッティングした場合に、低音弦を弾くとワウが強くなります。
SHARP
フィルターが高い周波数方向に動くクセの強いワウ効果が得られます。
HUMANIZER
ギター音を人間の声のように変えるモードです。
ピッキングに合わせて母音(a・i・u・e・o)が変わります。
「SENS」が「VOWEL 1」へ、「MANUAL」が「VOWEL 2」となります。
TEMPO
オート・ワウのテンポを、本体のペダル・スイッチまたは BOSS製のフットスイッチを使用して、 200msec〜4secの範囲で設定することができるモードです。
このモードでは、ペダルを2秒押すことで、「TEMPO」モードに切り変わるとLEDが緑に変わります。
このモードでは、「MANUAL」と「SENS」のコントロールノブは無効になります。
BOSS AW-3のセッティング例について
BOSS「AW-3」のセッティング例について考えてみました。
・DECAY = 12時
・MANUAL = 12時
・SENS = 12時
・MODE = DOWN
BOSS「AW-3」のセッティングについて、スタンダードなワウサウンドを目指しました。
オートワウなので、主にカッティングで使うことが多いと思います。
そのため、「MODE」は「DOWN」を選び、ピッキングがダウンから入るとワウがかかるようにしました。
「DECAY」「MANUAL」「SENS」は、ともに12時(センター)に設定。
ワウかかりや弾き方で変わってくるので、まずは、ベーシックなセッティングからはじめるといいです。
BOSS AW-3の感想
BOSS「AW-3」を購入するきっかけとなったのは、バンドでワウが必要な曲を弾くことになったからでした。
当時、まだエレキギターやエフェクターも慣れていない頃で、ワウペダルを踏んでフレーズを弾くということにハードルが高いと感じました。
そこで、オートワウがあると知り、すぐにBOSS「AW-3」を手に入れました。
エフェクターをONにするだけで、自動でワウがかかるので、演奏がとても楽でした。
ライブ本番では、緊張しすぎてエフェクターを踏み外すという失敗はしたものの、とても助かった思い出のペダルでもあります。
BOSS「AW-3」は、ワウだけでなく、「HUMANIZER」という人の声に似たサウンドも出せます。
使いこなすには、ややセッティングが難しいモードではありますが、遊べるという意味では面白いと思います。
また、歪み系エフェクターやモジュレーション系エフェクターと組み合わせて、オリジナリティー溢れる音作りに挑戦してもいいかもしれませんね。
今回のまとめ
BOSS「AW-3(オートワウ)」をご紹介しました。
BOSS「AW-3」は、新品で1万5000円くらいですが、機能相応の価格だと思います。
自分の足で踏むワウペダルが難しい人には、オートワウをおすすめします。
また、別売りのエクスプレッション・ペダルをつなげば、ワウペダルのようにも使えますので、入門用としてもいいかもしれませんね。
以上、ご参考になれば幸いです。