こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、MOOER「Micro PreAMP 001(プリアンプ)」をご紹介いたします。
本記事内のリンクには広告が含まれています。
MOOER Micro Preamp 001とは?
MOOER「Micro Preamp 001」は、Diezel Hagenタイプのプリアンプペダルです。
モダンハイゲインアンプの代表格であるDiezel Hagen特有の重低音と、コシのあるミッドレンジを持つサウンドを再現しています。
ラウドシーンを牽引し続ける圧巻のサウンドをコンパクトにしたモデルとなっています。
それでは、早速、見ていきましょう。
Diezel Hagenを意識したデザイン
MOOER「Micro Preamp 001」は、Diezel Hagenを意識したデザインとなっています。
重さは、160g。
かなり軽めですね。
LEDは2種類
MOOER「Micro Preamp 001」は、2種類のLED(青・赤)が使われています。
後述しますが、チャンネルによってLEDが切り替わります。
LEDが、ボタンスイッチに内蔵されている珍しいタイプですが、視認性は良好です。
9Vのアダプターで電源供給できます
MOOER「Micro Preamp 001」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。
DCジャックは、エフェクターの上側に付いていますので、配線がしやすいです。
消費電流は、300mA。
消費電流が高めのモデルとなっています。
ACアダプターの指定は特になさそうなので、筆者はパワーサプライで使用しています。
電池が使えません
MOOER「Micro Preamp 001」は、電池が使えません。
裏フタを開けると、電源プラグは付いていないので、ACアダプターかパワーサプライで使う必要があります。
フットスイッチについて
MOOER「Micro Preamp 001」のフットスイッチについて取り上げてみました。
フットスイッチは、踏み心地が良く「カチッ」とスムーズに押せます。
丁度いい硬さのスイッチなので、チャンネルの切り替えなどのストレスはないでしょう。
また、フットスイッチを長押しすることで、「アクティブ/バイパス」と「チャンネル切替え」の2種類のモードを切り替えできます。
コントロールノブについて
MOOER「Micro Preamp 001」は、5つのコントロールノブとチャンネルを切り替えるボタンから構成さています。
・VOL = 音量の調整
・GAIN = 歪みの強さを調整
・TRE = 高域を調整
・MID = 中域を調整
・BASS = 低域を調整
・CH/CAB = 押すことでチャンネルを切替えます。また、2秒間の長押しでキャビネットシミュレータのON/OFFを切替えます。
CH/CABボタンについて
CH/CABボタンについて見ていきましょう。
CH/CABボタンは、押す長さで2つの動作モードを切り替えすることができます。
デュアルチャンネルの切り替え
CH/CABボタンを一回押すことで、完全独立したデュアルチャンネル切り替えれます。
青のLEDがクランチチャンネル。
赤のLEDがリードチャンネルといった具合に切り替えができます。
フットスイッチで、チャンネル切り替えモードにしておけば、足で踏んでチャンネルを切り替えれます。
キャビネットシミュレーター
CH/CABボタンを2秒以上長押しすることで、キャビネットシミュレータのON/OFFを切替えます。
Micro Preampシリーズにはスピーカーから出た音をシミュレートするスピーカーシミュレータを内蔵しています。
PAやモニター・オーディオインターフェイスなどに直接接続することもできます。
キャビネットシミュレータがONになっている間、LEDはゆっくりと点滅します。
MOOER Micro Preamp 001のセッティング例について
MOOER「Micro Preamp 001」のセッティング例について考えてみました。
・VOL = 12時
・GAIN = 14時
・TRE = 12時
・MID = 12時
・BASS = 12時
・CH/CAB = CH
MOOER「Micro Preamp 001」のセッティングについては、Diezel Hagenアンプのようなハイゲインサウンドを目指しました。
まず、CH/CABは、チャンネルモードにして、GAINが高いチャンネル(赤LED)を選びました。
「GAIN」は、14時くらいと強めに設定しました。
イコライザーの「TRE」「MID」「BASS」は、すべて12時(センター)へ。
「VOL」は、アンプの音量に合わせました。
かなり「ドシッ」とした重低音サウンドが弾きやすいですね。
MOOER Micro Preamp 001の感想
MOOER「Micro Preamp 001」は、Diezel Hagenタイプのアンプを再現したモデルとのことで、興味が湧き購入してみました。
ミニアンプで弾いてみると、Diezel Hagenらしいハイゲインサウンドが出てきます。
普段は、マーシャル系の歪みをよく使いますが、また違った歪みの質がするので、面白いですね。
使用感については、CH/CABボタンの機能と操作方法を理解していないと、使い方がわからなくなってしまうと思います。
CH/CABボタンとフットスイッチの長押しで、動作モードが変わるため、そのあたりが戸惑うポイントでしょう。
アンプのINPUT入力で使う場合は、チャンネル(CH)切り替えモードで使うことをおすすめします。
チャンネル切り替えモードでは、クランチとハイゲインとサウンドを一つのフットスイッチで切り替えることができるので、非常に便利です。
MOOERは、中国製ですが、想像以上にしっかり作られたエフェクターだと感じました。
まだ、JC-120などの大型アンプでは試せていないので、実戦でも使えたらパーフェクトですね。
今回のまとめ
MOOER「Micro Preamp 001」をご紹介しました。
MOOER「Micro Preamp 001」は、新品で1万円くらいですが、機能相応の価格だと思います。
思っているイメージよりも、エフェクターのクオリティは高いと思いますので、興味がある方は試して手に取って見てはいかがでしょうか。
以上、ご参考になれば幸いです。
<MOOER Micro Preamp 001の関連記事はこちら>