エフェクターノート

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ELECTRO-HARMONIX OD GloveをJC120で使ってみた【18Vがおすすめ】

こんにちは。

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove(オーバードライブ/ディストーション)」を、JC-120(ジャズ・コーラス)で試してみましたので、ご紹介したいと思います。

ELECTRO-HARMONIX OD GloveとJC120の画像です

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ELECTRO-HARMONIX OD GloveをJC120で弾いてみた

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」を、リハーサルスタジオに置いてあるJC-120で試してみました。

JC-120の画像です

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、オーバードライブとディストーションどちらにも使えるエフェクターで、クリアでリッチなサウンドが特徴です。

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」をJC -120で使うと、一体どんなサウンドになるのか検証してきました。

今回、試した機材は、以下の通りとなります。

・エレキギター:ストラトキャスター(SSH)

・アンプ:JC-120(ジャズ・コーラス)

・エフェクター:ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」(オーバードライブ/ディストーション)

つなぎ順は、エレキギター→ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」→「JC-120」(アンプ)です。

それでは、見ていきましょう。

JC-120のセッティング

まず、今回試したJC-120のセッティングです。

JC-120の画像です

・CHANNEL-2 / LOW

・VOLEME=1〜2

・TREBLE=5

・MIDDLE=5

・BASS=5

・DISTORTION=0

・REVERB=4

・BRIスイッチ=OFF

筆者が、いつもJC-120を使う場合は、「CHANNEL2」の「LOW」を使用しています。

イコライザーは、すべてフラット(センター・5)です。

DISTORTIONは、ゼロ(0)。

REVE RBは、お好みで4〜5くらいに設定し、程よく効かせるくらいです。

BRI(ブライト)スイッチは、基本OFFです。

このセッティングで、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」をONにして、いろいろ弾いてみました。

ELECTRO-HARMONIX OD GloveをJC120で使ってみた感想

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

早速、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」をJC-120で使ってみましたが、クセになりそうなドライブサウンドでした。

以下に、ハイライト(良かったところ)とローライト(悪かったところ)をまとめました。

ハイライト

オーバードライブ的なセッティングにして、ブラッシングを入れたコードカッティングを弾いてみましたが、ザクっとしたエレハモらしいサウンドが良かったです。

JC-120との相性やサウンドのノリも良いと感じました。

重圧なドライブサウンドなので、バッキングに使うと最適ですね。

ローライト

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、オーバードライブ/ディストーションとされていますが、「GAIN」を上げていくと潰れ気味なサウンドになっていきます。

歪みの度合いは、クランチ〜オーバードライブあたりが使いやすいモデルだと思いました。

また、「SHIFT」のミニスイッチをONにすると、音量とトーンが上がりますが、JC-120で使うと、音が割れたような使いにくいサウンドになってしまいました。

また、アタック感が鈍いので、強くピッキングをする必要があります。

18Vに変換してみる

試しに、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」の内部スイッチを切り替えて、18Vに変換してみました。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの18V切り替えた画像です

すると、9Vの状態では、重厚なドライブサウンドが、少しだけクリアになりました。

感覚的には、スッキリしたドライブサウンドですね。

筆者としては、サウンドの変化に驚きでしたが、9Vよりも18Vのほうがクセが少なく使いやすいかもしれません。

SHIFTスイッチについて

また、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」に付いている「SHIFT」スイッチは、先述したように「ON」にすると、JC-120で使用すると音が割れる傾向がありました。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

そこで、「SHIFT」スイッチの使いどころとしては、音量が小さいミニアンプで音の輪郭をしっかり出したいときに使うといいと思います。

JC-120や大型アンプは、アンプの音量を上げると、高音が出やすくなります。

高音を抑える意味でも、「SHIFT」スイッチは、基本OFFで使うと音作りはしやすいでしょう。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveのセッティング

実際に、JC-120で試したときのELECTRO-HARMONIX「OD Glove」のセッティングとなります。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

・VOL = 9時

・TONE = 13時

・GAIN = 13時

・SHIFT = OFF

・内部スイッチ = 18V

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、オーバードライブセッティングがおすすめです。

「GAIN」は、13時くらいが歪みのピークです。

13時以降は、低音が出てくるようになりますが、同時にサウンドが潰れていく傾向があります。

「VOL」は9時くらいと、小さめに感じますが、かなり出力が大きいモデルなので、このくらいで丁度いいです。

「TONE」は、13時と耳障りにならない音の高さに合わせました。

「SHIFT」スイッチは、OFF。

内部スイッチは、18Vでの使用をおすすめしておきます。

今回のまとめ

今回は、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」をJC-120で使ってみました。

エレハモらしいクセになるようなサウンドがいいですね。

ピッキングの反応が鈍いので、正確さや強さを意識して使う必要があると思います。

バッキングで使うぶんには、問題なく使えるモデルでした。

以上、JC-120で使うときのご参考になりましたら幸いです。

<ELECTRO-HARMONIX OD Gloveのレビュー記事はこちら>

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