こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、BEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive」とJOYO「Vintage Overdrive」を組み合わせてみましたので、ご紹介いたします。
<目次>
この組み合わせは使えるかも?BEHRINGER TO800とJOYO Vintage Overdrive
今回は、同じS系オーバードライブ同士を組み合わせてみました。
一つは、BEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive 」です。
BEHRINGER「TO800」は、太く温かみのあるスクリームサウンドを高精度に再現したオーバードライブです。
もう一つは、JOYO「Vintage Overdrive」です。
ミドルが出やすいTS系オーバードライブです。
低音が出やすく、ヴィンテージサウンドを狙ったモデルとなっています。
試したアンプとセッティング
試してみたアンプは、JC-120(ジャズ・コーラス)です。
以下、JC-120のセッティングとなります。
それでは、見ていきましょう。
組み合わせの順番について
組み合わせの順番については、以下のようにしました。
このような順番にした理由としては、前段のBEHRINGER「TO800」が、シャープなクランチサウンドが出やすく、バッキングなどに使えると思ったからです。
そして、後段には、低音が出やすいJOYO「Vintage Overdrive」をつなぎ、組み合わせたときの芯のある太いドライブサウンドを狙いました。
BEHRINGER TO800とJOYO Vintage Overdriveのセッティング
BEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive」とJOYO「Vintage Overdrive」のセッティングとなります。
BEHRINGER TO800
DRIVE=12時
TONE=12時
LEVEL=12時
BEHRINGER「TO800 Vintage Tube Overdrive」は、基本すべて12時(センター)でも、使えるオーバードライブサウンドになります。
JOYO Vintage Overdrive
DRIVE=12時
TONE=12時
VOLUME=12時
JOYO「Vintage Overdrive」についても、基本すべて12時(センター)で、使えるオーバードライブサウンドになります。
この2台のモデルのセッティングは比較的に簡単ですね。
BEHRINGER TO800とJOYO Vintage Overdriveを組み合わせた感想
リハーサルスタジオのJC-120で、BEHRINGER「TO800」とJOYO「Vintage Overdrive」を組み合わせてみたところ、狙い通りしっかりとした太いヴィンテージドライブサウンドが出てきました。
JC-120を使うにあたって、ミドル(中域)が強いオーバードライブの重ねがけは有効のような気がします。
単体での使い分けもできる
また、組み合わせるだけでなく、以下のように、単体での使い分けもできます。
その場合は、後段につないでいるJOYO「Vintage Overdrive」の「VOLUME」を13時あたりに調節するとリードソロにも対応できると思います。
この組み合わせは、音抜け効果は高いですが、ラウドロックなどのすべてドンシャリ系サウンドで弾く場合は、浮いてしまう可能性があります。
そのため、バランスが必要な曲でリードソロがあるときなど、シーンを選んだ上で使うことをおすすめします。
今回のまとめ
今回は、BEHRINGER「TO800」とJOYO「Vintage Overdrive」の組み合わせをご紹介いたしました。
今回試したのは、「TS系オーバードライブ+TS系オーバードライブ」の組み合わせとなります。
他の似ているモデルでも同じように組み合わせて、上手く音作りができるようになると、音作りのセオリーが増えそうですね。
以上、ご参考になれば幸いです。
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