こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、チューブスクリーマーとディストーションを組み合わせる方法について、ご紹介いたします。
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チューブスクリーマーとディストーションを組み合わせる方法
筆者は、チューブスクリーマーの使い方として、よくディストーションと組み合わせて使うことが多いです。
チューブスクリーマーを組み合わせることで、どんな効果があるのか、実際に試しながら見ていきましょう。
今回使用するチューブスクリーマーのモデル
今回は、チューブスクリーマーとして、Ibanez「Tube Screamer Mini」をモデルにしました。
Ibanez 「Tube Screamer Mini」は、同じメーカーIbanezから発売されている「TS808」をダウンサイジングしたモデルとなります。
Tube Screamerサウンドはそのままで、本格的なペダルとなっています。
また、チューブスクリーマーの特徴である、ウォームなドライブサウンドでありながらも、サスティーン(音の伸び)を出すことができます。
チューブスクリーマーと組み合わせるディストーションについて
チューブスクリーマーと組み合わせるディストーションについてです。
基本的には、どのディストーションを選んでも問題ありませんが、今回は、定番モデルであるBOSS「DS-1」を選んでみました。
BOSS「DS-1」は、エッジが効いた粒が細かいディストーションモデルとなっています。
チューブスクリーマーとディストーションを組み合わせる順番について
チューブスクリーマーとディストーションの組み合わせの順番については、以下のようにします。
1.チューブスクリーマー(前段)
2.ディストーション(後段)
チューブスクリーマーは、ディストーションの前につなぎます。
エフェクターは、後ろにつないだエフェクターのほうが効果が強くなりますので、後段のディストーションがメインの歪みとなります。
つまり、後段のディストーションにチューブスクリーマーでブーストするイメージですね。
各セッティングについて
それでは、チューブスクリーマーとディストーションそれぞれのセッティングを見ていきましょう。
Ibanez Tube Screamer Miniのセッティング
Ibanez「Tube Screamer Mini」のセッティングになります。
・LEVEL=14時
・TONE=10時
・OVERDRIVE=10時
Ibanez「Tube Screamer Mini」は、ブースターのセッティングにする必要があります。
コツとしては、LEVELを大きめにして、歪みを抑えることです。
BOSS DS-1のセッティング
BOSS「DS-1」のセッティングになります。
・TONE=12時
・LEVEL=10時
・DIST=16時
BOSS「DS-1」のセッティングは、GAINをMAXに近ずけた状態のセッティングにしました。
ディストーションのモデルによっては、GAIN量が違うので、ベストなサウンドになるように調整しましょう。
組み合わせたときに、多少のノイズは出てしまいますが、許容範囲だと思います。
チューブスクリーマーとディストーションを組み合わせる効果について
チューブスクリーマーとディストーションの組み合わせることで、得られる効果について以下にまとめました。
サスティーン(音の伸び)が良くなる
ディストーションに、チューブスクリーマーを組み合わせることで、サスティーン(音の伸び)が良くなります。
これにより、ロングトーンやギターソロや速弾きがしやすくなります。
サウンドにエッジが効いて弾きやすくなる
ブーストセッティングしたチューブスクリーマーをディストーションにプラスすることで、エッジが効いたサウンドになります。
ピッキングがしやすくなり、ブリッジミュートがよく響くようになったりします。
音抜けが良くなる
チューブスクリーマーでブーストすると、特徴であるミドル(中域)がディストーションに加わります。
すると、バンドなどで有効な音抜けが良くなる傾向が出てきます。
今回のまとめ
チューブスクリーマーとディストーションを組み合わせる方法について、ご紹介いたしました。
チューブスクリーマーの使い方は、ブースターとして使うことが多いですが、エレキギターを弾くにあたって効果的なサウンドになりやすいので、1台持っておくと便利ですね。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
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