こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、エフェクターボードの固定方法にスポンジを試してみましたので、ご紹介いたします。
エフェクターボードの固定方法にスポンジを試してみました
エフェクターボードの固定方法には、エフェクターの裏にマジックテープを貼って固定することがセオリーだと思います。
しかし、マジックテープでは、剥がしたときの汚れや固定が甘く、エフェクターが中で転がってしまうこともあります。
そこで、何か別の方法があるか探してみたところ、スポンジを切り抜いてはめ込む方法がありましたので、実際に自作してみました。
以下が、今回使用した機材と素材になります。
・エフェクターケース(W355mm×H250mm×D75mm)
・エフェクター 2個
・パッチケーブル 1本(15cm L-L型)
・ACアダプター+分岐ケーブル(L型)
・NRスポンジ 1枚(正方形30cm×厚み2cm)
・カッター 1本
・30cm定規 1本
・カッターマット
スポンジを用意する
今回は、小さなエフェクターボード(ケース)で試してみました。
サイズは、W355mm×H250mm×D75mmです。
まず、エフェクターボードになる部分のサイズに当てはまるスポンジを用意します。
エフェクターボード(ケース)に対して、ぴったりのサイズがない場合が多いので、カッターでカットして当て込みます。
また、スポンジの厚みは、エフェクターのジャックにかぶらない厚みを選ぶようにします。
今回は、2cmの厚みを選びました。
エフェクターのINPUT(OUTPUT)ジャックが低いモデルは、あとでシールドやパッチケーブルが挿せなく可能性があります。
スポンジの厚みについては、実際に使うエフェクターを検討したほうがいいです。
レイアウトを決める
スポンジがカットできたら、はめ込むエフェクターを置いて、レイアウトを決めます。
今回は、小さいエフェクターボードなので、エフェクター2個でレイアウトしてみます。
カットする線をつける
スポンジをカットするための、線をボールペンなどを使って跡をつけていきます。
エフェクター2個分の線が引けました。
さらに、電源のDCジャック部分も計算して、線を引いておきます(1.5cm程度)
エフェクター部分をカットする
先ほどの線をつけた部分を、カッターでカットしていきます。
厚みがあるので、何度も繰り返して切る必要があります。
スポンジの材質によっては、スポンジの切り口がボロボロにこぼれるので、掃除しながら進めましょう。
2つともくり抜けたら、土台が完成です。
エフェクターを配置していく
スポンジの土台が完成したら、早速、エフェクターを配置し、パッチケーブルやACアダプターをつないでいきます。
DCジャックの部分も1.5cm空けることで、スムーズに入れることができますね。
これで、スポンジを使ったエフェクターボードが完成です。
エフェクターの注意点
今回は、MAXON「ST9pro +」とPROCO「RAT2」を想定してエフェクターボードを作りました。
PROCO「RAT2」のように、トップマウンドジャックの場合は、シールドをL字型のものを使わないと挿すことができないので、注意が必要です。
事前に、エフェクターのジャック部分も計算してレイアウトを考えたほうが良さそうですね。
持ち運びしても崩れることはない
スポンジで固定することで、持ち運びしても、エフェクターが崩れることはありませんでした。
スポンジではめ込む方法は、制作するのに手間がかかりますが、固定方法としては安定すると思います。
今回は、エフェクターは2個がMAXでしたので、バッキングする人や最小限のエフェクターボード専用と言った感じでしょうか。
まとめ
今回は、エフェクターボードの固定方法にスポンジを試してみました。
エフェクターボードは、工夫次第で色んな固定方法ができます。
ベストな固定方法を探せるといいですね。
以上、ご参考になれば幸いです。
<エフェクターボードに関する記事はこちら>