こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、MXR「Phase90(フェイザー)」をご紹介いたします。
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MXR Phase90 フェイザーとは?
MXR「Phase90」は、約30年間モデルチェンジすることなく、トップセールスを維持している定番のフェイズシフターです。
他のフェイザーにありがちな音ヤセが非常に少なく、かつ効果の高いフェイズサウンドが得られます。
また、ギターやベースだけではなくボーカルやキーボード・オルガン等の鍵盤楽器で使用すると、音に独特なフェイズシフト効果が加わりとても効果的です。
それでは、早速、見ていきましょう。
オレンジカラーが目立つ
MXR「Phase90」は、ボディがオレンジカラーです。
手触りは、表面の塗装に凹凸がついているため、少しザラザラしています。
重さは、約450g。
やや重めのモデルとなっています。
LEDは赤色
MXR「Phase90」は、赤色のLEDです。
そこまで明るくはありませんが、ON/OFFの視認は問題なくできます。
9Vのアダプターで電源供給できます
MXR「Phase90」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。
DCジャックは、INPUT側の横に付いていますので、エフェクターボードに組み込む場合は、L字型のプラグがおすすめします。
消費電流は、4mA。
ACアダプターについては、特に指定がなさそうなので、筆者は、BOSSのACアダプターやパワーサプライで電源供給をしています。
電池が使えます
MXR「Phase90」は、電池が使えます。
エフェクターの裏フタのネジを4本、プラスドライバーで外すして、電池を入れることができます。
フットスイッチについて
MXR「Phase90」の、フットスイッチを取り上げてみました。
フットスイッチは、非常に踏みやすいです。
丁度いい硬さになっていますので、切り替えはしやすいでしょう。
コントロールノブについて
MXR「Phase90」は、シンプルに1つのコントロールノブで構成さています。
・SPEED = うねりの速さを調整
MXR「Phase90」は、1つのコンロトールノブですが、右に回すほど、うねるスピードが速くなっていきます。
右にMAXまで回すとトレモロのようなサウンドに変化します。
MXR Phase90のセッティング例について
MXR「Phase90」のセッティング例について考えてみました。
・SPEED =12時
MXR「Phase90」のセッティングについては、スタンダードなフェイザーサウンドを目指しました。
シンプルに「SPEED」を12時へ設定するだけで、フェイザーサウンドになります。
速さを変えるだけで、サウンドが変化するので、いろいろ試してみると面白いですね。
MXR Phase90の感想
MXR「Phase90」を手に取ったきっかけとしては、ミニアンプに内蔵されているフェイザーエフェクトで遊んでいたときに、エフェクターでも同じようなサウンドを出したいと思い購入しました。
当時は、フェイザーとディストーションを組み合わせて、ジェットサウンドの音作りにハマっていました。
MXR「Phase90」の使いどころとしては、あまり頻繁の使うモデルではないものの、一味違うサウンドにしたいときに有効です。
フェイザーサウンドは、「シュワンシュワン」とうねりますので、弾くと面白いと思います。
また、トゥルーバイパス仕様のため、音痩せしないことも特徴です。
歪み系エフェクターの後ろにつないで、MXR「Phase90」をONにすると、太いサウンドになります。
シンプルですが、奥が深いペダルと言えるでしょう。
今回のまとめ
今回は、MXR「Phase90」をご紹介しました。
本機は、シンプルなモデルであるがゆえに、新品1万円台とやや高いイメージがあります。
中古で出回っていること多いモデルなので、傷や使用感が気にならない方は、中古モデルを検討してもいいでしょう。
また、近年では、ミニサイズ化された「M279 DEEP PHASE」やスクリプトロゴ時代のサウンドを踏襲し、LEDやDC電源ジャックを追加された「CSP101SL Script Phase 90 LED」などが発売されています。
モジュレーション系のエフェクターを使ってみたい方には、MXR「Phase90」を試してみるのもいいですね。
以上、ご参考になれば幸いです。
<中古エフェクターを探す場合>
筆者は、中古のエレキギターを探すときに、イシバシ楽器のオンラインショップを利用することが多いです。
全国に店舗があるため中古品が豊富で、タイミングがよければ、欲しいエレキギターを安く手に入れることもできます。
新古品や珍しいモデルも見つけることができるのでおすすめです。