こんにちは。
今回は、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove(オーバードライブ/ディストーション)」をご紹介いたします。
本記事内のリンクには広告が含まれています。
ELECTRO-HARMONIX OD Gloveとは?
ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、オーバードライブとディストーションどちらにも使えるエフェクターで、クリアでリッチなサウンドが特徴です。
きらびやかなクリーンブーストから分厚いクランチサウンド、スイートなオーバードライブから真空管を歪ませたようなハイゲインなディストーションまで、幅広いサウンドに対応しています。
サウンドを細かく作りこめるトーンシフトとボルテージ切換機能があるモデルとなっています。
それでは、早速、見ていきましょう。
個性的なデザイン
ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、個性的な紫色のプリントデザインが際立ちます。
重さは、240g。
比較的軽いペダルですね。
LEDは赤色
ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、赤色のLEDです。
大きめのLEDが使われているため、ON/OFFの視認は問題なくできます。
9Vのアダプターで電源供給できます
ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。
DCジャックは、エフェクターの上側に付いていますので、配線がしやすいです。
アダプターでの使用には、純正アダプターJP9.6DC-200(別売)を使用する必要があります。
筆者は、パワーサプライで電源を供給しています。
電池が使えます
ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、電池が使えます。
電池を入れるには、裏フタのネジを4つプラスドライバーで外す必要があります。
内部基板の下のほうに、電源プラグがあるので、こちらに電池を入れることができます。
内部スイッチについて
ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」には、内部スイッチがついています。
ボルテージ切換は内部のスイッチで動作電圧を9Vから18Vに変更可能です。
9Vではタイトなサウンド、18Vではオープンなサウンドになります。
フットスイッチについて
ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、フットスイッチについて取り上げてみました。
フットスイッチの踏み心地は、やや硬めとなっています。
コントロールノブについて
ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、3つのコントロールノブと一つのミニスイッチから構成さています。
・VOL = 出力レベルを調節
・TONE = トーンを調節
・GAIN = 歪みを調節
・SHIFT(ON/OFF)= TONEノブの中域を切り換える
ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、「GAIN」のコントロールノブを右に回すほど、ディストーションサウンドになっていきます。
「VOL」の出力は高めとなっています。
「TONE」については、コントロールノブだけでなく、後述するミニスイッチ「SHIFT」のON・OFFで、中域〜中高域を足すことができます。
SHIFTのミニスイッチについて
ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」の「SHIFT」スイッチについてです。
・ON =中域と中高域を強調+音量が少しだけ上がる
・OFF = フラット+中低域を少し強調する
SHIFTスイッチのON・OFFで、音域が変わります。
特徴的なのが、ONにすることで、トーンが上がりますので、輪郭があるサウンドになります。
ELECTRO-HARMONIX OD Gloveのセッティング例について
ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」のセッティング例について考えてみました。
・VOL = 9時
・TONE = 12時
・GAIN = 12時
・SHIFT = ON
・内部スイッチ = 9V
ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」のセッティングについては、オーバードライブセッティングを目指してみました。
まず、「VOLUME」は、出力が大きいので、9時あたりにしました。
「TONE」は、12時に設定しましたが、「SHIFT」スイッチをONにすることで、トーンを上げています。
「GAIN」は、12時にして、オーバードライブサウンドが出せるくらいにしました。
ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、歪みを上げると低音と音量が出ますので、スッキリしたセッティングがいいかもしれませんね。
ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの感想
ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、Fulltone「OCD」と似ているとのことで、ずっと気になっていたモデルです。
同じオーバードライブ/ディストーションであり、実際に弾いてみたところ、Fulltone「OCD」に近いニュアンスを感じました。
また、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」に少し驚いたことは、内部スイッチで9V〜18Vに変換できるところです。
劇的にサウンドが変わるわけではありませんが、このモデルで面白いなと感じるポイントです。
サウンドは、エレハモらしいドライブサウンドがしますね。
歪みの粒が揃って聞こえるので、コードを素早く弾くと気持ちがいいです。
今回のまとめ
ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」をご紹介しました。
本モデルの価格帯は、新品1万円台となっていますが、手に取りやすい価格帯だと思います。
定番のオーバードライブではなくて、人と違ったモデルを使いたい人は試してみると面白いかもしれませんね。
以上、ご参考になれば幸いです。
<ELECTRO-HARMONIX OD Gloveに関連する記事はこちら>