エフェクターノート

エフェクターやアンプについての実験ブログです。

ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDを比較してみました

こんにちは。

今回は、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)」を比較してみましたので、ご紹介いたします。

ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDの画像です

ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDを比較しました

今回は、オーバードライブ/ディストーションのモデルを比較してみました。

ひとつは、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」です。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

もうひとつは、Fulltone「OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)」です。

Fulltone OCDの画像です

早速、比較してみましょう。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの特徴

まず、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」の特徴を見ていきたいと思います。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」の特徴を以下にまとめてみました。

・オーバードライブ/ディストーションである

・クランチサウンドディストーションまで幅広いサウンドメイクできる

・トーンシフトスイッチが付いている

・内部のスイッチで9Vから18Vに変更可能

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」の特徴は、きらびやかなクリーンブーストから分厚いクランチサウンド、スイートなオーバードライブから真空管を歪ませたようなハイゲインなディストーションまで、幅広いサウンドに対応しているモデルです。

また、トーンシフトスイッチや内部スイッチによって18Vヘ切り替え可能です。

Fulltone OCDの特徴

次に、Fulltone「OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)」の特徴をから見ていきたいと思います。

Fulltone OCDの画像です

・オーバードライブ/ディストーションである

・クランチサウンドディストーションまで幅広いサウンドメイクできる

・HP/LP切り替えスイッチが付いている

・クリーンブースターとして使える

Fulltone「OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)」の特徴は、オーバードライブの決定版とも言えるモデルです。

クラスAアンプが本来持ち合わせているきらびやかな響きと豊富なオーバートーン。

厚みのある素晴らしい歪みを引き出し、ギターのボリュームコントロール操作によってあらゆるトーンを引き出します。

また、HP(High Peak)/ LP(Low Peak)を切り替えるミニスイッチが搭載されています。

2つのモデルの共通点は?

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)」の共通点を洗い出してみました。

ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDの画像です

オーバードライブ/ディストーションである

2つのモデルの共通点として、クランチ〜ディストーションまでと幅広いサウンドメイクができるモデルです。

低音が出やすい

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD」は、GAINを上げていくと低音が出やすいモデルです。

ミニスイッチがついている

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD」は、名称や効果にはやや違いがあるものの、トーンに影響を及ぼすミニスイッチが付いています

2つのモデルの違いとは?

では、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD」の違いを見ていきましょう。

クリーンブースターとして使えるかどうか

2つのモデルの違いはクリーンブースターできる範囲が違います。

Fulltone「OCD」は、歪みのコントロールノブ「Drive」を0(最小)にしても音が出ます。

Fulltone OCDの画像です

それに対して、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、歪みのコントロールノブ「GAIN」を0(最小)にすると、音が出ません。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

このことから、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、クリーンブーストができないことはありませんが、Fulltone「OCD」の方が、クリーンブースターとしては使いやすいでしょう。

内部スイッチがあるかないか

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」には、9V〜18Vの変換できる内部スイッチが搭載されています。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

一方、Fulltone「OCD」には、内部スイッチは搭載されていません。

Fulltone OCDの画像です

エフェクターのサイズ

2つのモデルの違いとして、エフェクターのサイズが若干違います。

ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDの画像です

Fulltone「OCD」よりも、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」の方がややひと回り小さい印象ですね。

Fulltone「OCD」は、見た目は白色ですが、重量があるエフェクターとなっています。

DCジャックの位置

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD」では、電源供給のためのDCジャックの位置が違います。

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、DCジャックが真上に付いています。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

Fulltone「OCD」は、OUTPUT側の横にDCジャックが付いています。

Fulltone OCDの画像です

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」のほうが、ケーブル配線はしやすいですね。

ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDのどちらを選ぶか?

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD」のどちらを選ぶか迷うと思います。

そこで、筆者の考えで選び方をまとめてみました。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveを選んだ方がいい人

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」を選んだ方がいい人を、以下にまとめました。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

・Fulltone OCDの価格が高いと感じる人

・9V〜18Vまでと細かくセッティングしてみたい人

・エレハモらしいクセのあるサウンドがほしい人

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD」は、全体のキャラクターは似ていると思います。

サウンド面では、ややエレハモらしいサウンドがしますが、相応の音作りができるのではないでしょうか。

見た目のデザインが、Fulltone「OCD」とは対極なので、サウンドは近しいけれど、見た目で抵抗が出てしまう人もいるかもしれませんね。

また、後述しますが、2023年の時点では、Fulltone「OCD」が手に入りにくくなっています。

従って、Fulltone「OCD」の代替品となるモデルとして、割り切れるのであれば、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は一つの選択肢になるでしょう。

Fulltone OCDを選んだ方がいい人

Fulltone「OCD」を選んだ方がいい人を、以下にまとめました。

Fulltone OCDの画像です

・定番のオーバードライブ/ディストーションがほしい人

・Fulltone OCDの見た目が好きな人

・クリーンブーストとしても使いたい人

Fulltone「OCD」は、定番となったオーバードライブ/ディストーションです。

クリーンブーストから歪みが深いオーバードライブまでと、幅広く使えるモデルは重宝するものです。

試してみる価値があるモデルですが、2023年の時点では、Fulltone「OCD」が、新品で手に入りにくい状況になっています。

中古で出回っているところを見かけても、4万円以上と価格が高騰しています。

また、手に入れやすい状況になることを願うばかりですね。

今回のまとめ

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)」の比較をしてみました。

2つのモデルは、オーバードライブ/ディストーションとして似ている部分が大きいと思います。

Fulltone「OCD」が手に入りにくい状態なので、非常に残念ではありますが、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、比較的手に入れやすいので、機会があれば試して頂ければです。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

<ELECTRO-HARMONIX OD Gloveのレビュー記事はこちら>

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【Diezel Hagenアンプを再現】MOOER Micro PreAMP 001 プリアンプ【review/レビュー】

こんにちは。

今回は、MOOER「Micro PreAMP 001(プリアンプ)」をご紹介いたします。

MOOER Micro PreAMP 001の画像です

MOOER Micro PreAMP 001とは?

MOOER「Micro PreAMP 001」は、Diezel Hagenタイプのプリアンプペダルです。

モダンハイゲインアンプの代表格であるDiezel Hagen特有の重低音と、コシのあるミッドレンジを持つサウンドを再現しています。

ラウドシーンを牽引し続ける圧巻のサウンドをコンパクトにしたモデルとなっています。

それでは、早速、見ていきましょう。

Diezel Hagenを意識したデザイン

MOOER「Micro PreAMP 001」は、Diezel Hagenを意識したデザインとなっています。

MOOER Micro PreAMP 001の画像です

重さは、160g。

かなり軽めですね。

LEDは2種類

MOOER「Micro PreAMP 001」は、2種類のLED(青・赤)が使われています。

後述しますが、チャンネルによってLEDが切り替わります。

MOOER Micro PreAMP 001の画像です

MOOER Micro PreAMP 001の画像です

LEDが、ボタンスイッチに内蔵されている珍しいタイプですが、視認性は良好です。

9Vのアダプターで電源供給できます

MOOER「Micro PreAMP 001」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。

MOOER Micro PreAMP 001の画像です

DCジャックは、エフェクターの上側に付いていますので、配線がしやすいです。

消費電流は、300mA。

消費電流が高めのモデルとなっています。

ACアダプターの指定は特になさそうなので、筆者はパワーサプライで使用しています。

電池が使えません

MOOER「Micro PreAMP 001」は、電池が使えません。

MOOER Micro PreAMP 001の画像です

裏フタを開けると、電源プラグは付いていないので、ACアダプターかパワーサプライで使う必要があります。

フットスイッチについて

MOOER「Micro PreAMP 001」のフットスイッチについて取り上げてみました。

MOOER Micro PreAMP 001の画像です

フットスイッチは、踏み心地が良く「カチッ」とスムーズに押せます。

丁度いい硬さのスイッチなので、チャンネルの切り替えなどのストレスはないでしょう。

また、フットスイッチを長押しすることで、「アクティブ/バイパス」と「チャンネル切替え」の2種類のモードを切り替えできます。

コントロールノブについて

MOOER「Micro PreAMP 001」は、5つのコントロールノブとチャンネルを切り替えるボタンから構成さています。

MOOER Micro PreAMP 001の画像です

・VOL = 音量の調整

・GAIN = 歪みの強さを調整

・TRE = 高域を調整

・MID = 中域を調整

・BASS = 低域を調整

・CH/CAB = 押すことでチャンネルを切替えます。また、2秒間の長押しでキャビネットシミュレータのON/OFFを切替えます。

CH/CABボタンについて

CH/CABボタンについて見ていきましょう。

MOOER Micro PreAMP 001のCH/CABボタンの画像です

CH/CABボタンは、押す長さで2つの動作モードを切り替えすることができます。

デュアルチャンネルの切り替え

CH/CABボタンを一回押すことで、完全独立したデュアルチャンネル切り替えれます。

青のLEDがクランチチャンネル。

MOOER Micro PreAMP 001の画像です

赤のLEDがリードチャンネルといった具合に切り替えができます。

MOOER Micro PreAMP 001の画像です

フットスイッチで、チャンネル切り替えモードにしておけば、足で踏んでチャンネルを切り替えれます。

キャビネットシミュレータ

CH/CABボタンを2秒以上長押しすることで、キャビネットシミュレータのON/OFFを切替えます。

Micro Preampシリーズにはスピーカーから出た音をシミュレートするスピーカーシミュレータを内蔵しています。

PAやモニター・オーディオインターフェイスなどに直接接続することもできます。

キャビネットシミュレータがONになっている間、LEDはゆっくりと点滅します。

MOOER Micro PreAMP 001のセッティング例について

MOOER「Micro PreAMP 001」のセッティング例について考えてみました。

MOOER Micro PreAMP 001の画像です

・VOL = 12時

・GAIN = 14時

・TRE = 12時

・MID = 12時

・BASS = 12時

・CH/CAB = CH

MOOER「Micro PreAMP 001」のセッティングについては、Diezel Hagenアンプのようなハイゲインサウンドを目指しました。

まず、CH/CABは、チャンネルモードにして、GAINが高いチャンネル(赤LED)を選びました。

「GAIN」は、14時くらいと強めに設定しました。

イコライザーの「TRE」「MID」「BASS」は、すべて12時(センター)へ。

「VOL」は、アンプの音量に合わせました。

かなり「ドシッ」とした重低音サウンドが弾きやすいですね。

MOOER Micro PreAMP 001の感想

MOOER「Micro PreAMP 001」は、Diezel Hagenタイプのアンプを再現したモデルとのことで、興味が湧き購入してみました。

ミニアンプで弾いてみると、Diezel Hagenらしいハイゲインサウンドが出てきます。

普段は、マーシャル系の歪みをよく使いますが、また違った歪みの質がするので、面白いですね。

使用感については、CH/CABボタンの機能と操作方法を理解していないと、使い方がわからなくなってしまうと思います。

CH/CABボタンとフットスイッチの長押しで、動作モードが変わるため、そのあたりが戸惑うポイントでしょう。

アンプのINPUT入力で使う場合は、チャンネル(CH)切り替えモードで使うことをおすすめします。

チャンネル切り替えモードでは、クランチとハイゲインとサウンドを一つのフットスイッチで切り替えることができるので、非常に便利です。

MOOERは、中国製ですが、想像以上にしっかり作られたエフェクターだと感じました。

まだ、JC-120などの大型アンプでは試せていないので、実戦でも使えたらパーフェクトですね。

今回のまとめ

MOOER「Micro PreAMP 001」をご紹介しました。

MOOER「Micro PreAMP 001」は、新品で1万円くらいですが、機能相応の価格だと思います。

思っているイメージよりも、エフェクターのクオリティは高いと思いますので、興味がある方は試して手に取って見てはいかがでしょうか。

以上、ご参考になれば幸いです。

ZOOM G1 FOUR エフェクトの順番を入れ替える方法

こんにちは。

今回は、ZOOM「G1 FOUR」のエフェクトの順番を入れ替える方法をご紹介いたします。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

ZOOM G1 FOUR エフェクトの順番を入れ替える方法

早速、ZOOM「G1 FOUR」のエフェクトの順番を入れ替える手順を説明していきます。

SETTINGボタンを押す

まず、本体の「SETTING」ボタンを押します。

ZOOM G1 FOURのSETTING画像です

そして、「CHAIN(1番のボタン)」を押します。

ZOOM G1 FOURのCHAINの画像です

するとエフェクト画面に「CHAIN」の文字が表示されます。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

ここでは、1番と2番のエフェクトを入れ替えてみましょう。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

まず、1番のボタンを押します。

すると、手のマークが表示されます。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

そして、2番のボタンを押します。

すると、1番と2番のエフェクトが入れ替わりました。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

操作が完了したら、「SETTING」ボタンを押して終了します。

空のエフェクトがある場合

次は、空のエフェクトがある場合で順番を入れ替えてみましょう。

先ほどと同じように本体の「SETTING」ボタンを押す→「CHAIN(1番のボタン)」を押して、「CHAIN」の文字を表示させます。

ZOOM G1 FOURのCHAINの画像です

そして、2番のボタンを押すと、手のマークがエフェクトに表示されます。

ZOOM G1 FOURのCHAINの画像です

その状態で、3番のボタンを押します。

ZOOM G1 FOURのCHAINの画像です

すると、2番のエフェクトが、3番に移行しました。

続いて、同じように、1番と2番を入れ替えます。

ZOOM G1 FOURのCHAINの画像です

1番のボタンを押すと、手のマークがエフェクトに表示されます。

ZOOM G1 FOURのCHAINの画像です

そして、2番のボタンを押すと、エフェクトが移動します。

これで、空のエフェクトがある場合の順番を入れ替えができました。

ZOOM G1 FOURのCHAINの画像です

操作が完了したら、「SETTING」ボタンを押して終了します。

エフェクトが全部埋まっている場合

続いて、パッチメモリーにエフェクトが全部埋まっている場合で、順番を入れ替えてみましょう。

はじめは、同様に「SETTING」ボタンを押す→「CHAIN(1番のボタン)」を押して、「CHAIN」を表示させます。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

この状態で、1番「GRAY COMP」と3番「EP Stomp」を入れ替えてみます。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

1番を押すと、手のマークが表示されます。

続いて、3番のボタンを押します。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

すると、2番「GOLD DRIVE」と3番「EP Stomp」が、そのまま2つのエフェクトごと前へ移動し、3番に「GRAY COMP」が間に入りました。

エフェクトが全部埋まっている場合での操作では、任意のエフェクトを間に入れるという感覚で操作するといいでしょう。

今回のまとめ

ZOOM「G1 FOUR」のエフェクトの順番を入れ替える方法をご紹介いたしました。

エフェクトの順番を簡単に入れ替えることができますので、音作りを試すときに便利ですね。

以上、ご参考になれば幸いです。

<ZOOM G1 FOURに関する記事はこちら>

www.effectornote.com

www.effectornote.com

www.effectornote.com

www.effectornote.com

www.effectornote.com

<ZOOM G1 FOURのレビュー記事はこちら>

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【ヒトみたいな声も出せるオートワウ】BOSS AW-3 Dynamic Wah【review/レビュー】

こんにちは。

今回は、BOSS「AW-3(オートワウ)」をご紹介いたします。

BOSS AW-3の画像です

BOSS AW-3  Dynamic Wahとは?

BOSS「AW-3」は、ピッキングごとに反応するピッキングワウ、周期的に変化するオート・ワウなど5つのモードを搭載しています。

ヒトの声のような効果のヒューマナイザーが個性的で、エクスプレッション・ペダルを使うことでペダルワウとしても使えることが特徴です。

それでは、早速、見ていきましょう。

ゴールドカラーが目立つ

BOSS「AW-3」は、見た目がゴールドカラーです。

BOSS AW-3の画像です

他のBOSSコンパクトエフェクターと比べると、少しリッチな印象がしますね。

重さは、430g。(乾電池含む)

LEDは赤色

BOSS「AW-3」は、赤色のLEDです。

BOSS AW-3の画像です

そこまで明るくはありませんが、ON/OFFの視認は問題なくできます。

9Vのアダプターで電源供給できます

BOSS「AW-3」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。

BOSS AW-3の画像です

DCジャックは、エフェクターの上側に付いていますので、配線がしやすいです。

消費電流は、50mA。

BOSSのACアダプター「PSA-100」(別売り)が使えます。

電池が使えます

BOSS「AW-3」は、電池が使えます。

BOSS AW-3の画像です

BOSSのコンパクトエフェクターは、フットスイッチのサムスクリューを回すことで、電池を簡単に入れることができます。

フットスイッチについて

BOSS「AW-3」は、ペダル式のフットスイッチとなります。

BOSS AW-3の画像です

BOSSコンパクトエフェクターは、面積が広くしっかりしているので、踏みやすいです。

接続端子について

BOSS「AW-3」の接続端子について、見てみましょう。

BOSS AW-3の画像です

・GUITAR IN = エレキギターを接続します

・BASS IN = ベースを接続します

・OUTPUT = アンプやエフェクターに接続します

・EXP/CTL = BOSS / Roland製のエクスプレッション・ペダルを接続できます

コントロールノブについて

BOSS「AW-3」は、4つのコントロールノブから構成さています。

BOSS AW-3の画像です

・DECAY = ワウ効果やヒューマナイザー効果が変化する時間を調節

・MANUAL = ワウ効果の効き始めの周波数を調節

・SENS = 入力レベルに対する、ワウ効果のかかり具合を調節

・MODE = モードを選びます(UP / DOWN / SHARP / HUMANIZER / TEMPO)

BOSS「AW-3」は、「MODE」を搭載しているオートワウです。

多彩なモードにより、様々なオートワウサウンドを楽しむことができます。

後述しますが、「HUMANIZER」のモード時には、「MANUAL」と「SENS」のコントロールノブは、母音の選択に変わります。

MODEについて

各モードについて見ていきましょう。

BOSS AW-3の画像です

UP

フィルターが高い周波数方向に動くワウ効果が得られます。

カッティングした場合に、高音弦を弾くとワウが強くなります。

DOWN

フィルターが低い周波数方向に動くワウ効果が得られます。

カッティングした場合に、低音弦を弾くとワウが強くなります。

SHARP

フィルターが高い周波数方向に動くクセの強いワウ効果が得られます。

HUMANIZER

ギター音を人間の声のように変えるモードです。

ピッキングに合わせて母音(a・i・u・e・o)が変わります。

BOSS AW-3の画像です

「SENS」が「VOWEL 1」へ、「MANUAL」が「VOWEL 2」となります。

TEMPO

オート・ワウのテンポを、本体のペダル・スイッチまたは BOSS製のフットスイッチを使用して、 200msec〜4secの範囲で設定することができるモードです。

このモードでは、ペダルを2秒押すことで、「TEMPO」モードに切り変わるとLEDが緑に変わります。

BOSS AW-3の画像です

このモードでは、「MANUAL」と「SENS」のコントロールノブは無効になります。

BOSS AW-3のセッティング例について

BOSS「AW-3」のセッティング例について考えてみました。

BOSS AW-3のセッティングの画像です

・DECAY = 12時

・MANUAL = 12時

・SENS = 12時

・MODE = DOWN 

BOSS「AW-3」のセッティングについて、スタンダードなワウサウンドを目指しました。

オートワウなので、主にカッティングで使うことが多いと思います。

そのため、「MODE」は「DOWN」を選び、ピッキングがダウンから入るとワウがかかるようにしました。

「DECAY」「MANUAL」「SENS」は、ともに12時(センター)に設定。

ワウかかりや弾き方で変わってくるので、まずは、ベーシックなセッティングからはじめるといいです。

BOSS AW-3の感想

BOSS「AW-3」を購入するきっかけとなったのは、バンドでワウが必要な曲を弾くことになったからでした。

当時、まだエレキギターエフェクターも慣れていない頃で、ワウペダルを踏んでフレーズを弾くということにハードルが高いと感じました。

そこで、オートワウがあると知り、すぐにBOSS「AW-3」を手に入れました。

エフェクターをONにするだけで、自動でワウがかかるので、演奏がとても楽でした。

ライブ本番では、緊張しすぎてエフェクターを踏み外すという失敗はしたものの、とても助かった思い出のペダルでもあります。

BOSS「AW-3」は、ワウだけでなく、「HUMANIZER」という人の声に似たサウンドも出せます。

使いこなすには、ややセッティングが難しいモードではありますが、遊べるという意味では面白いと思います。

また、歪み系エフェクターモジュレーション系エフェクターと組み合わせて、オリジナリティー溢れる音作りに挑戦してもいいかもしれませんね。

今回のまとめ

BOSS「AW-3(オートワウ)」をご紹介しました。

BOSS「AW-3」は、新品で1万5000円くらいですが、機能相応の価格だと思います。

自分の足で踏むワウペダルが難しい人には、オートワウをおすすめします。

また、別売りのエクスプレッション・ペダルをつなげば、ワウペダルのようにも使えますので、入門用としてもいいかもしれませんね。

以上、ご参考になれば幸いです。

ZOOM G1 FOUR MS1959を使った音作りの方法【手順あり】

こんにちは。

今回は、ZOOM「G1 FOUR」のエフェクトにある「MS1959」を使った音作りについて、ご紹介いたします。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

MS1959とは?

「MS1959」とは、「Marshall 1959 SUPER LEAD 100」をモデリングしたエフェクトになります。

ZOOM G1 FOURのMA1959の画像です

ほとんどの場合は標準で入っているエフェクトですが、もし入っていない場合は、G1 FOURの専用アプリ「Guitar Lab」より、エフェクトを追加する必要があります。

ZOOM G1 FOURのGuitar Labの画像です

MS1959の音作りの手順

それでは、「MS1959」を使った音作りの手順を説明していきます。

まず任意のパッチを選択します

50〜59ので空いているパッチを任意で選びます。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

筆者は、空いていた52のパッチで登録を進めていきます。

エフェクトの選択は、ZOOM「G1 FOUR」の左上のボタンを押し、「EDIT」モードに切り替えます。

MS1959を登録します

はじめにAMPの「MS1959」を2番に登録します。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

2番に登録する理由は、後述しますが、他のエフェクトを前段に追加するためです。

先ほどの「MS1959」を選択します。

ZOOM G1 FOUR MS1959の画像です

「MS1959」のセッティングは、以下の通りです。

「MS1959」のセッティングは、3ページに分けられていますので、4番のコントロールノブを右に回すとページを移すことができます。

ZOOM G1 FOUR MS1959のセッティングの画像です

ZOOM G1 FOUR MS1959のセッティングの画像です

ZOOM G1 FOURのMS1959画像です

・Bass=65

・MID=70

・Treble=70

・PRSNC=40

・Input1=60

・Input2=OFF

・VOL=60

これで、2番に「MS1959」が登録されました。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

音量が大きい場合は、「MS1959」の「VOL」を下げるといいです。

MS1959をブラッシュアップする

「MS1959」のサウンドをブラッシュアップするために、エフェクトを追加しましょう。

MS1959の前段にTS Driveを追加する

続いて、1番を選択します。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

そして、DRIVEの「TS Drive」を選択しましょう。

ZOOM G1 FOURのTS Driveの画像です

以下が、「TS Drive」のセッティングです。

ZOOM G1 FOURのTS Driveの画像です

・Gain=20

・Boost=ON

・Tone=60

・VOL=55

DRIVEの「TS Drive」は、チューブスクリーマー(Ibanez TS808)のようにミッドが強いオーバードライブなので、前段に組み合わせることで、サウンドにエッジが効いてくるようになります。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

①「TS Drive」→②「MS1959」の順番になりました。

MS1959の後段「MS4×12」を追加する

今度は、3番を選択します。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

そして、CABINETの「MS4×12」を選択しましょう。

「MS4×12」は、「Marshall 1960 A-type cabinet with for 12」をモデリングしたエフェクトです。

ZOOM G1 FOURのMS4×12の画像です

以下、「MS4×12」のセッティングです。

ZOOM G1 FOURのMS4×12の画像です

・MIC=OFF

・D57:D42I=50

・Hi=80

・Lo=80

「MS4×12」で高域(Hi)と低域(Lo)を追加することで、マーシャルアンプ特有のドンシャリサウンドを再現しました。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

①「TS Drive」→②「MS1959」→③「MS4×12」の順番になりました。

これで、「MS1959」を使った音作りが完成です。

仕上げとしてリバーブを入れる

最後に、リバーブを入れるとできあがりです。

今回は、REVERBの「Hall」を選びました。

Hallを追加する

最後に、4番を選択します。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

そして、REVERBの「Hall」を選択します。

「Hall」は、「コンサートホールのようなリバーブ」をモデリングしたエフェクトです。

ZOOM G1 FOURのHallの画像です

以下が、「Hall」のセッティングです。

ZOOM G1 FOURのHallの画像です

・PreD=50

・Decay=10

・Mix=50

・Tail=OFF

「Hall」は、少しリバーブがかかるくらいのセッティングにしました。

たっぷりリバーブをかけたい場合は「Mix」を上げるといいです。

もし、リバーブが必要ない人は、登録しないか、エフェクトをOFFにしておきましょう。

完成したパッチ構成

完成したパッチのエフェクト構成です。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

①「TS Drive」→②「DIST1」→③「MS4×12」→④「Hall」の順番になりました。

4つのエフェクトで構成しましたので、あと1つのエフェクトを追加することができます。

「DELAY」を好みで追加してもいいかもしれませんね。

また、パッチに入れたエフェクトは、後で順番を入れ替えすることができます。

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最後にパッチ名を登録して完了

最後に、パッチ名を登録して完了です。

パッチ名を登録するには、名前をつけたいパッチを選択し、「SETTING」を押します。

ZOOM G1 FOURのSTTEINGの画像です

次に、「PATHC」を選択=2番のボタンを押します。

ZOOM G1 FOURのPATHCの画像です

すると、文字スペースが点滅しますので、アルファベットと数字・記号を入力することができます。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

操作方法は、1のコントロールノブ「CHAR」で文字を選択し、2と3のコントロールノブで、文字を入れたい箇所を選択できます。

3のコントロールノブ「SKIP」は、「空欄→英大文字→英小文字→数字→記号」の順番でカテゴリーを選択できますので、入力の省略に便利です。

4のコントールノブ「VALUE」は、パッチメモリーの音量を調節します。

初期値「LEVEL100」ですが、そのままで大丈夫です。

最後に、もう一度、「SETTING」を押すと、登録されたパッチ名が表示されます。

ZOOM G1 FOURのパッチ画像です

今回は、「MS1959」にするとエフェクト名と同じになるため、「Marshall」というパッチ名にしました。

今回のまとめ

ZOOM「G1 FOUR」の「MS1959」を使った音作りの方法ご紹介いたしました。

マーシャルサウンドが好きな方には試して頂ければと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

<ZOOM G1 FOURの関連記事はこちら>

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<ZOOM G1 FOURのレビュー記事はこちら>

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【ウォームなアナログディレイ】ELECTRO-HARMONIX Memory Toy【review/レビュー】

こんにちは。

今回は、ELECTRO-HARMONIX「MEMORY TOY(アナログディレイ)」をご紹介いたします。

ELECTRO-HARMONIX Memory Toyの画像です

ELECTRO-HARMONIX MEMORY TOYとは?

ELECTRO-HARMONIX「MEMORY TOY」は、同メーカーのアナログディレイの名機「Deluxe Memory Man」の自然なアナログトーンを受け継ぐコンパクトサイズのアナログディレイです。

ディレイタイム最長550msで、アナログならではのウォームなディレイにコーラス機能も搭載。

MODスイッチをONにすると「Deluxe Memory Man」のコーラスサウンドを得られるモデルです。

それでは、早速、見ていきましょう。

見た目はMemory BOYをコンパクト化

ELECTRO-HARMONIX「MEMORY TOY」は、「Memory BOY」をコンパクトにしたデザインとなっています。

ELECTRO-HARMONIX Memory Toyの画像です

重さは、240g。

比較的軽いモデルとなっています。

LEDは赤色

ELECTRO-HARMONIX「MEMORY TOY」は、赤色のLEDです。

ELECTRO-HARMONIX Memory Toyの画像です

LEDが大きめなので、ON/OFFの視認は問題なくできます。

9Vのアダプターで電源供給できます

ELECTRO-HARMONIX「MEMORY TOY」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。

ELECTRO-HARMONIX Memory Toyの画像です

DCジャックは、エフェクターの上側に付いていますので、配線がしやすいです。

アダプターでの使用には、純正アダプターJP9.6DC-200(別売)を使用する必要があります。

筆者は、パワーサプライで電源を供給しています。

電池が使えます

ELECTRO-HARMONIX「MEMORY TOY」は、電池が使えます。

ELECTRO-HARMONIX Memory Toyの画像です

電池を入れるには、裏フタのネジを4つプラスドライバーで外す必要があります。

内部基板の下のほうに、電源プラグがあるので、こちらに電池を入れることができます。

フットスイッチについて

ELECTRO-HARMONIX「MEMORY TOY」のフットスイッチについて取り上げてみました。

ELECTRO-HARMONIX Memory Toyの画像です

フットスイッチの踏み心地は、やや硬めとなっています。

コントロールノブについて

ELECTRO-HARMONIX「MEMORY TOY」は、3つのコントロールノブと1つのミニスイッチから構成さています。

ELECTRO-HARMONIX Memory Toyの画像です

・DELAY = ディレイタイムの調整(30ms~550ms)

・BLEND = ダイレクト音とディレイ音のミックスバランスを調整

・FEEDBACK = エコーのリピート回数

・MOD(ON/OFF)= モジュレーション

ELECTRO-HARMONIX「MEMORY TOY」は、最大550msのディレイタイムを搭載しています。

「BLEND」を右に回すほど、反復するディレイ音がしっかりと聞こえてきます。

「FEEDBACK」は、右に上げ続けていると発振してきますので、その場合は、FEEDBACK量を下げると収まります。

MODミニスイッチについて

MODスイッチは、ONにすることで、コーラスに似たスローモジュレーションがかかるようになります。

ELECTRO-HARMONIX Memory Toyの画像です

ELECTRO-HARMONIX MEMORY TOYのセッティング例について

ELECTRO-HARMONIX「MEMORY TOY」のセッティング例について考えてみました。

ELECTRO-HARMONIX Memory Toyの画像です

・DELAY = 16時

・BLEND = 10時

・FEEDBACK = 8時

・MOD(ON/OFF)= OFF

ELECTRO-HARMONIX「MEMORY TOY」のセッティングについては、ショートディレイを目指してみました。

「DELAY」は、強めにかけないとディレイサウンドになりませんので、16時あたりに設定。

「BLEND」は、あまり上げてしまうと、クドいもたつくディレイサウンドになりますので、さりげなく原音が聞こえる10時あたりにしました。

「FEEDBACK」は、12時の位置を超えると発振してきますので、8時に設定しました。

「MOD」スイッチはOFFです。

実際にセッティングしてみましたが、コントロールノブをミリ単位でセッティングする必要がありますね。

HARMONIX MEMORY TOYの感想

ELECTRO-HARMONIX「MEMORY TOY」は、筆者にとっては、はじめてのアナログディレイでした。

もともと「Deluxe Memory Man」のモデルが気になっていましたが、高価なため手が出せずにいました。

少しでも系統が似てるモデルが欲しいと思い、本機を手に取りました。

ELECTRO-HARMONIX「MEMORY TOY」は、独特のウォームなアナログディレイが特徴的です。

クリアで使いやすいディレイではありませんので、はじめて使う場合は、セッティングに戸惑うかもしれません。

また、MOD(モジュレーション)のスイッチをONにするとスローモジュレーションがかかり、ピッチを外したようなうねるサウンドになります。

そのため、使いどころが難しいので、もしコーラスをかけたい場合は、別モデルを探したほうがいいでしょう。

サウンドは、エレハモらしいアナログディレイなので、ハマる人はハマるのではと思います。

歪み系エフェクターの後段につなぐと、ONにすると少し音量が上がる傾向ありますがが、筆者は、アナログディレイをかけっぱなしか、ブースター+ディレイとしての機能として使っています。

今回のまとめ

ELECTRO-HARMONIX「Memory Toy」をご紹介しました。

本機は、新品で1万円後半と高くなっている傾向があります。

ELECTRO-HARMONIX「Deluxe Memory Man」のコンパクトモデルが登場していますので、そちらもチェックしたいですね。

以上、ご参考になれば幸いです。

<Electro-harmonix Memory Toyの関連記事はこちら>

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【9V〜18Vへ切り替え可能】ELECTRO-HARMONIX OD Glove【review/レビュー】

こんにちは。

今回は、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove(オーバードライブ/ディストーション)」をご紹介いたします。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveとは?

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、オーバードライブとディストーションどちらにも使えるエフェクターで、クリアでリッチなサウンドが特徴です。

きらびやかなクリーンブーストから分厚いクランチサウンド、スイートなオーバードライブから真空管を歪ませたようなハイゲインなディストーションまで、幅広いサウンドに対応しています。

サウンドを細かく作りこめるトーンシフトとボルテージ切換機能があるモデルとなっています。

それでは、早速、見ていきましょう。

個性的なデザイン

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、個性的な紫色のプリントデザインが際立ちます。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

重さは、240g。

比較的軽いペダルですね。

LEDは赤色

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、赤色のLEDです。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

大きめのLEDが使われているため、ON/OFFの視認は問題なくできます。

9Vのアダプターで電源供給できます

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、センターマイナスの9Vアダプターが使えます。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

DCジャックは、エフェクターの上側に付いていますので、配線がしやすいです。

アダプターでの使用には、純正アダプターJP9.6DC-200(別売)を使用する必要があります。

筆者は、パワーサプライで電源を供給しています。

電池が使えます

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、電池が使えます。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

電池を入れるには、裏フタのネジを4つプラスドライバーで外す必要があります。

内部基板の下のほうに、電源プラグがあるので、こちらに電池を入れることができます。

内部スイッチについて

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」には、内部スイッチがついています。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

ボルテージ切換は内部のスイッチで動作電圧を9Vから18Vに変更可能です。

9Vではタイトなサウンド、18Vではオープンなサウンドになります。

フットスイッチについて

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、フットスイッチについて取り上げてみました。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

フットスイッチの踏み心地は、やや硬めとなっています。

コントロールノブについて

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、3つのコントロールノブと一つのミニスイッチから構成さています。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

・VOL = 出力レベルを調節

・TONE = トーンを調節

・GAIN = 歪みを調節

・SHIFT(ON/OFF)= TONEノブの中域を切り換える

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、「GAIN」のコントロールノブを右に回すほど、ディストーションサウンドになっていきます。

「VOL」の出力は高めとなっています。

「TONE」については、コントロールノブだけでなく、後述するミニスイッチ「SHIFT」のON・OFFで、中域〜中高域を足すことができます。

SHIFTのミニスイッチについて

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」の「SHIFT」スイッチについてです。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

・ON =中域と中高域を強調+音量が少しだけ上がる

・OFF = フラット+中低域を少し強調する

SHIFTスイッチのON・OFFで、音域が変わります。

特徴的なのが、ONにすることで、トーンが上がりますので、輪郭があるサウンドになります。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveのセッティング例について

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」のセッティング例について考えてみました。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

・VOL = 9時

・TONE = 12時

・GAIN = 12時

・SHIFT = ON

・内部スイッチ = 9V

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」のセッティングについては、オーバードライブセッティングを目指してみました。

まず、「VOLUME」は、出力が大きいので、9時あたりにしました。

「TONE」は、12時に設定しましたが、「SHIFT」スイッチをONにすることで、トーンを上げています。

「GAIN」は、12時にして、オーバードライブサウンドが出せるくらいにしました。

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、歪みを上げると低音と音量が出ますので、スッキリしたセッティングがいいかもしれませんね。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの感想

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、Fulltone「OCD」と似ているとのことで、ずっと気になっていたモデルです。

同じオーバードライブ/ディストーションであり、実際に弾いてみたところ、Fulltone「OCD」に近いニュアンスを感じました。

また、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」に少し驚いたことは、内部スイッチで9V〜18Vに変換できるところです。

劇的にサウンドが変わるわけではありませんが、このモデルで面白いなと感じるポイントです。

サウンドは、エレハモらしいドライブサウンドがしますね。

歪みの粒が揃って聞こえるので、コードを素早く弾くと気持ちがいいです。

今回のまとめ

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」をご紹介しました。

本モデルの価格帯は、新品1万円台となっていますが、手に取りやすい価格帯だと思います。

定番のオーバードライブではなくて、人と違ったモデルを使いたい人は試してみると面白いかもしれませんね。

以上、ご参考になれば幸いです。

<ELECTRO-HARMONIX OD Gloveに関連する記事はこちら>

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