エフェクターノート

エフェクターやアンプについての実験ブログです。

BOSS MT-2 メタルゾーンに組み合わせたいエフェクターとは?【音の太さ対策】

こんにちは。

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、BOSS「MT-2(メタルゾーン)」に、組み合わせたいエフェクターについて、ご紹介いたします。

BOSS MT-2とXotic EP boosterの画像です

BOSS MT-2 メタルゾーンに組み合わせたいエフェクターとは?

BOSS MT-2の画像です

BOSS Metal Zone MT-2

筆者は、BOSS「MT-2(メタルゾーン)」をたまに使っていますが、音の太さについて懸念があるモデルだと感じています。

特に、大型のマーシャルアンプやJC-120で使うと、「音が細い」と感じることは少なくありません。

歪みエフェクターは、それぞれモデルの構造やアンプの相性があるため、すべての条件を満たしたモデルを見つけることは難しいと思います。

そこで、BOSS「MT-2」に、他のエフェクターを組み合わせて、音の太さを解消できるか試してみました。

ブースター系エフェクターを組み合わせる

BOSS「MT-2」の音が細いと感じたときに、「ハッ」と思いついたエフェクターがあります。

それは、Xotic「EP booster」です。

XOTIC EP Boosterの画像です

Xotic「EP booster」は、クリーンブースターでもあり、音を太くする効果があります。

早速、BOSS「MT-2」と組み合わせてみました。

BOSS MT-2とXotic EP boosterの画像です

エフェクターのつなぎ順は、以下の通りです。

前段:Xotic / EP booster

後段:BOSS / MT-2

Xotic「EP booster」を、BOSS「MT-2」の前につないだ理由は、音量を変えずにブーストしたいためです。

後段につなぐと、音量が上がってしまうので、前段につないで、ゲインのみをコントロールするイメージですね。

Xotic EP boosterのセッティングについて

Xotic「EP booster」のセッティングについてです。

XOTIC EP Boosterの画像です

Xotic「EP booster」は、右に回すほど「GAIN」が上がっていきますので、BOSS「MT-2」の歪み量のバランスを取る必要があります。

BOSS MT-2の画像です

BOSS「MT-2」の「DIST」をやや下げると上手く組み合わせができます。

BOSS MT-2とXotic EP boosterを組み合わせた感想

BOSS「MT-2」とXotic「EP booster」を組み合わせた感想は、メタルゾーンの音が太くなりました。

BOSS MT-2とXotic EP boosterの画像です

特に、気にしていた12フレットの1〜2弦あたりを弾くと、「音が細い」とは感じなくなりました。

エレキギターの12フレットあたりの画像です

Xotic「EP booster」は、サスティーンが加わる性質があり、ロングサスティーンのBOSS「MT-2」との相性が良さそうです。

ギターソロを弾いても、音が途切れることがないため、弾きやすくもなりました。

懸念点は、2台を組み合わせたときの歪み量の調整がやや難しいことです。

あまりゲインを足しすぎると、歪みが飽和してファズっぽくなったり、低音が出過ぎたりするため、BOSS「MT-2」側で、低域(LOW)を絞る必要もありそうです。

その点では、BOSS「MT-2」のイコライザーの特徴をよく理解しておくと、スムーズにセッティングができると思います。

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今回のまとめ

BOSS「MT-2(メタルゾーン)」に組み合わせたいエフェクターについて、ご紹介いたしました。

今回は、ミニアンプでのシュミレーションですが、大型アンプやJC-120でも同じような効果が出るか試してみたいですね。

少なくとも、自宅でのギターソロの練習で、Xotic「EP booster」+BOSS「MT-2」の組み合わせは使えると思います。

この組み合わせは、ロングサスティーンが保たれいるので、ディレイなどの他のエフェクターを使わなくても、音が途切れにくい点がメリットです。

以上、ご参考になれば幸いです

<BOSS MT-2に関する記事はこちら>

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<Xotic EP boosterに関する記事はこちら>

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BOSS ST-2とBOSS ML-2を比較しました【見た目は似ているが音は違う】

こんにちは。

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、BOSS「ST-2(パワースタック)」とBOSS「ML-2(メタルコア)」を比較してみましたので、ご紹介いたします。

BOSS ST-2とBOSS ML-2の画像です

BOSS ST-2とBOSS ML-2を比較しました

今回は、BOSSのハイゲインディストーションモデルを比較してみました。

ひとつは、BOSS「ST-2(パワースタック)」です。

BOSS ST-2の画像です

もうひとつは、BOSS「ML-2(メタルコア)」です。

BOSS ML-2 メタルコアの画像です。

それでは、早速、比較してみましょう。

BOSS ST-2の特徴

まず、BOSS「ST-2」の特徴を見ていきたいと思います。

BOSS ST-2の画像です

BOSS「ST-2」の特徴を以下にまとめてみました。

・ビンテージスタックアンプ特有の幅広い歪みサウンド

・クランチからハイゲインディストーションまで音作りできる

エレキギターのボリュームコントロールの追従性が良好

BOSS「ST-2」の特徴は、マーシャルっぽい箱鳴りサウンドでありながらも、幅広く歪みサウンドを使うことができます。

BOSS ML-2の特徴

次に、BOSS「ML-2」の特徴を見ていきます。

BOSS ML-2 メタルコアの画像です

・重厚で攻撃的なサウンドを生み出すハイゲインディストーション

・LOW・HIGHそれぞれ独立したEQを搭載

・シャープな高域とタイトな低域のコントロールが可能

・音の輪郭や高速リフをプレイしてもコード感を失わない

・ハイゲインディストーションでありながらもノイズレス

BOSS「ML-2」の特徴は、ハイゲインディストーションモデルでありながらも、音の輪郭やコード感を損なわないことです。

2つのモデルの共通点は?

BOSS「ST-2」とBOSS「ML-2」の共通点を洗い出してみました。

BOSS ST-2とBOSS ML-2の画像です

ハイゲインディストーションである

2つのモデルの共通点として、ハイゲインディストーションであることが言えます。

厳密に言えば、BOSS「ST-2」は、ハイゲインにするとハウリングしやすいため、ハイゲインディストーションまで出せるモデルと考えておいたほうがいいと思います。

見た目が似ている

BOSS「ST-2」とBOSS「ML-2」は、見た目がブラックカラーなので、一見、同じようなモデルと思ってしまいそうですね。

コントロールノブが4つ

BOSS ST-2とBOSS ML-2の画像です

BOSS「ST-2」とBOSS「ML-2」とも、「音量」「歪み」「高域」「低域」の4つのコントロールノブの構成となっています。

大型アンプとの相性がいい

BOSS「ST-2」とBOSS「ML-2」とも、マーシャルアンプのクリーンチャンネルやJC-120との相性がいいです。

2つのモデルの違いとは?

では、BOSS「ST-2」とBOSS「ML-2」の違いを見ていきましょう。

歪みの性質が違う

2つのモデルの違いは、歪みの性質が全く違います。

BOSS「ST-2」は、どちらかと言えば、ミドル(中域)寄りのディストーションです。

BOSS 「ML-2」は、ドンシャリ(高域と低域)のハイゲインディストーションです。

ノイズ耐性が違う

ハイゲインディストーションは、ゲイン(歪み)を上げるほど、ノイズが出やすくなります。

BOSS「ST-2」の場合は、ゲインを上げるほど、ノイズやハウリングが出てきます。

BOSS「ML-2」の場合は、ゲインを上げても、ノイズがほとんどありません。

エレキギターのボリュームコントロールの追従性

エレキギターの画像です

BOSS「ST-2」は、エレキギターのボリュームコントロールを絞ることで、クリーンサウンドに近づいていきます。

BOSS「ML-2」は、エレキギターのボリュームコントロールを絞っても、ディストーションサウンドのままです。

BOSS ST-2とBOSS ML-2のどちらを選ぶか?

BOSS「ST-2」とBOSS「ML-2」のどちらを選ぶか迷うと思います。

そこで、筆者の考えで選び方をまとめてみました。

BOSS ST-2を選んだ方がいい人

BOSS「ST-2」を選んだ方がいい人を、以下にまとめました。

BOSS ST-2の画像です

・幅広いジャンルで音を出したい人

・クランチからディストーションまでゲインコントロールしたい人

・マーシャルっぽいサウンドを求めている人

・他の歪みエフェクターと組み合わせしたい人

BOSS「ST-2」は、エレキギターのボリュームコントロールの追従性がいいため、手元で歪みの調整が行えます。

そのため、ブースターや歪みエフェクターを2台用意して切り替えるなどの工夫がなくなります。

また、大型アンプとの相性が良いことや馴染みやすいサウンドの点から、BOSS「ST-2」を持っていれば、とりあえず幅広くカバーできるのではないでしょうか。

さらに、BOSS「ST-2」は、チューブスクリーマーなどのオーバードライブとも相性がいいため、他の歪みエフェクターモデルとの組み合わせにも向いているモデルとも言えます。

ネックな部分は、大型アンプでの使用時に、ハイゲインにするとハウリングするので、ディストーションサウンドまでが現実的です。

BOSS Power Stack ST-2

BOSS ML-2を選んだ方がいい人

BOSS「ML-2」を選んだ方がいい人を、以下にまとめました。

BOSS ML-2 メタルコアの画像です。

・ハードロックやメタル系ジャンルの音だけほしい人

・音の輪郭やコード分離感を重視したい人

・ノイズが嫌いな人

・大型アンプで使いたい人

BOSS「ML-2」は、ハードロックやメタルなどの特定ジャンルしか使えないサウンドになります。

特定ジャンルを狙ったハイゲインディストーションモデルとも言えます。

BOSS「ML-2」は、特徴にもあるように、音の輪郭やコード分離感に優れているため、ハッキリとしたサウンドです

また、大型アンプ(マーシャルアンプやJC-120)とも、相性が良いため、バンドやライブの実戦向きのモデルでもあります。

そのため、自宅のミニアンプでは、BOSS「ML-2」の魅力は、わかりにくいと言えるでしょう。

ネックな部分としては、ミドル(中域)が弱いため、チューブスクリーマーなどのオーバードライブを組み合わせて使う必要があります。

BOSS Metal Core ML-2

今回のまとめ

今回は、BOSS「ST-2(パワースタック)」とBOSS「ML-2(メタルコア)」を比較してみました。

2つのモデルは、同じハイゲインディストーションモデルですが、サウンドの違いや性質が全く違います。

よく違いを理解した上で、自分が欲しいと思うモデルを選びたいですね。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

<BOSS ST-2に関する記事はこちら>

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<BOSS ML-2に関する記事はこちら>

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【メタルゾーン検証】BOSS MT-2とBOSS GT-1のMETAL ZONEを比較しました

こんにちは。

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、BOSS「MT-2(メタルゾーン)」とBOSS GT-1の「METAL ZONE」を比較しましたので、ご紹介いたします。

BOSS MT-2とBOSS GT-1のMETALZONEの画像です

BOSS MT-2とBOSS GT-1のMETAL ZONEを比較しました

今回は、BOSS「MT-2(メタルゾーン)」とBOSS「GT-1」の「METAL ZONE」を比較しました。

BOSS「GT-1」は、マルチエフェクターですが、歪みエフェクトの中に「METAL ZONE」が入っています。

BOSS GT-1のMETALZONE画像です

筆者は、コンパクトエフェクターのBOSS「MT-2」とBOSS「GT-1」と「METAL ZONE」の違いが気になり、サウンドの検証してみました。

イコライザーの違いについて

まず、メタルゾーンのイコライザーの違いを見ていきましょう。

BOSS MT-2

BOSS MT-2の画像です

・LEVEL = 音量

・HIGH = 高音域

・LOW = 低音域

・MIDDLE = 中音域

・MID FREQ = 中音域の周波数

・DIST = 歪み

コンパクトエフェクターのBOSS「MT-2」は、中音域における「MIDDLE」と「MID FREQ」のイコライザーが特徴的です。

BOSS GT-1 / METAL ZONE

BOSS GT-1のMETALZONEの画像です

BOSS GT-1のMETALZONEの画像です

・DRIVE = 歪み

・E .LEVEL = 音量

・TONE = 高音域+中音域?

・BOTTOM = 低音域

・D.LEVEL= ?

BOSS GT-1「 METAL ZONE」のほうは、BOSS「MT-2」の「MIDDLE」と「MID FREQ 」がありません。

実際に操作をしてみると、「TONE」が中音域の変化がありそうです。

BOSS GT-1のMETALZONEの画像です

そして、BOSS「MT-2」で言うところの「HIGH(高音域)」を調整するツマミがなさそうです。

この点から、「TONE」が「高音域+中音域」の一体化したツマミとなっているかもしれませんね。

コンパクトエフェクターと比べると、ザックリしたイコライザーとなってる印象です。

「D.LEVEL」については、操作しても、サウンドの変化がないため不明なツマミとなっています。

サウンドの違いについて

BOSS「MT-2」とBOSS GT-1「 METAL ZONE」のサウンドの違いを弾き比べてみました。

BOSS MT-2とBOSS GT-1の画像です

結論的に言うと、メタルゾーンのサウンドは、ほぼ似ていると言っていいでしょう。

しかし、やや細かい点で違いを感じたので、以下にまとめてみました。

音の太さ

音の太さは、BOSS GT-1「 METAL ZONE」の方が上だと思いました。

コンパクトエフェクターのBOSS「MT-2」は、音が細く、特に12フレットあたりの1〜2弦を弾くと、その特徴が顕著に出ます。

一方、BOSS GT-1「 METAL ZONE」は、モデル自体の出力が大きいため、同じメタルゾーンサウンドでも、太いサウンドが出やすいと言えます。

サスティー

音のサスティーン(伸び)は、若干ではありますが、コンパクトエフェクターBOSS「MT-2」のほうが、音が伸びると感じました。

BOSS GT-1「 METAL ZONE」は、メタルゾーンサウンドでありますが、それほど音が伸びないため、キレがよい感じになります。

今回のまとめ

今回は、BOSS「MT-2(メタルゾーン)」とBOSS GT-1の「METAL ZONE」の比較してみました。

基本的には、BOSS「MT-2」とBOSS GT-1の「METAL ZONE」は、同じメタルゾーンサウンドです。

しかし、音の太さやサスティーンにやや違いがありました。

その点を考えると、BOSS GT-1の「METAL ZONE」は、バンドやライブなどの実戦的に使えるサウンドです。

メタルゾーンの特徴でもある、ロングサスティーンが気になる人は、BOSS GT-1のディレイやコンプレッサーを加えることで、工夫することができます。

BOSS「MT-2」については、コンパクトエフェクターならではの細かい音作りはしやすいですが、音が細いという懸念点から、ミニアンプに合わせるほうがいいと思いました。

以上、ご参考になれば幸いです。

<BOSS MT-2に関する記事はこちら>

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<BOSS GT-1に関する記事はこちら>

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BOSS MT-2 メタルゾーンのセッティングのコツ・使い方とは?

こんにちは。

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、BOSS「MT-2(メタルゾーン)」のセッティングや使い方について、ご紹介いたします。

BOSS MT-2の画像です

BOSS MT-2 メタルゾーンのセッティングのコツ・使い方とは?

ハイゲインディストーションペダルのBOSS「MT-2(メタルゾーン)」ですが、セッティングや使い方に困ったことはありませんか?

筆者は、はじめてBOSS「MT-2」を使ったときに、セッティングがよくわかりませんでした。

それもそのはずで、BOSS「MT-2」は、上下に分かれたイコライザーが全部で4つあります。

BOSS MT-2の画像です

この複雑な4つのイコライザーを使いこなすことで、セッティングの方向性が見えてきたりします。

そこで、今回は、BOSS「MT-2」のセッティングのコツや使い方について、ご紹介していきます。

BOSS MT-2 MIDDLEとMID FREQの特性を知ろう

BOSS「MT-2」には、イコライザーが4つあるとお伝えしましたが、その中でも、「MIDDLE」と「MID FREQ」の特性を知っておくことが重要です。

BOSS MT-2の画像です

MIDDLE

まず、「MIDDLE」は、中音域をブースト/カットします。

ツマミを右に回すほど、中音域をブーストされ、左に回すほど、カットされます。

右に回すと、クセの強いサウンドになっていくことがよくわかります。

MID FREQ

「MID FREQ」は、中音域(5kHz ~200 Hz)の周波数をブースト/ カットします。

右に回すと、周波数が高くなり、左に回すと、周波数は低くなります。

ここで、気をつけておきたいことは、上にある「MIDDLE」のツマミが真ん中にあると変化しない点です。

BOSS MT-2の画像です

中音域のセッティングは、「MIDDLE」の位置を決めてから、「MID FREQ」を調整する順番がいいように思います。

ようは、中音域をさらに細かくセッティングできるイメージですね。

BOSS MT-2 HIGHとLOWについて

BOSS「MT-2」の残りのイコライザー「HIGH」と「LOW」についてです。

BOSS MT-2の画像です

HIGH

「HIGH」については、高音域を±15dBの範囲で調節することができます。

ツマミを右に回すと、高音域が上がっていきます。

逆に、ツマミを左に回すと、高音域が下がっていきます。

LOW

「LOW」については、低音域を±15dBの範囲で調節することができます。

ツマミを右に回すと、低音域が上がっていきます。

逆に、ツマミを左に回すと、低音域が下がっていきます。

BOSS MT-2 LEVELとDISTについて

BOSS「MT-2」の「LEVEL」と「DIST」についてです。

LEVEL

「LEVEL」は、エフェクトの音量を調整します。

右に回すほど、音量が上がっていきます。

左に回すほど、音量が下がっていき、回し切ると音が出なくなります。

DIST

「DIST」は、ディストーションの歪みを調整します。

右に回すほど、歪みが増していきます。

左に回すほど、歪みが減っていきます。

BOSS MT-2 セッティングのサンプル

BOSS「MT-2」のセッティングのサンプルを作ってみました。

BOSS「MT-2」は、多彩な音作りができるモデルですが、ここでは、特徴がわかりやすいセッティングをご紹介いたします。

クセが強めの中音域ディストーションサウンド

BOSS MT-2の画像です

・LEVEL = 12時

・HIGH = 12時

・LOW = 13時

・MIDDLE = 14時

・MID FREQ = 15時

・DIST = 15時

中音域を強めのハイゲインディストーションサウンドを目指しました。

「MIDDLE」と「MID FREQ」を右に回して、中音域を強めることで、耳に残るクセのあるサウンドになります。

ドンシャリの強烈メタルサウンド

BOSS MT-2の画像です

・LEVEL = 13時

・HIGH = MAX(右・最大)

・LOW = MAX(右・最大)

・MIDDLE = ALL CUT(左・最小)

・MID FREQ = ALL CUT(左・最小)

・DIST = 15時

中音域をすべてカットし、「HIGH」と「LOW」を最大に上げたドンシャリサウンドを目指しました。

極端なセッティングすることで、強烈なメタルサウンドを作り上げることもできます。

大型アンプでは、「HIGH」と「LOW」は、少し抑えておいたほうがいいかもしれません。

今回のまとめ

今回は、BOSS「MT-2(メタルゾーン)」のセッティングや使い方について、ご紹介いたしました。

BOSS「MT-2」は、4つのイコライザーによる多彩なサウンドを作ることができます。

同じハイゲインディストーションでも、ある意味、音作りの練習にもなるモデルとも言えます。

複雑な操作を必要があるマルチエフェクターが苦手な人や歪みサウンドの仕組みを理解したい人には、一度、使ってみる価値はあると思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

BOSS Metal Zone MT-2

<BOSS MT-2に関する記事はこちら>

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BOSS MT-2とBOSS ML-2を比較しました【メタルサウンドに違いあり】

こんにちは。

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、BOSS「MT-2(メタルゾーン)」とBOSS「ML-2(メタルコア)」を比較してみましたので、ご紹介いたします。

BOSS MT-2とBOSS ML-2の画像です

BOSS MT-2とBOSS ML-2を比較しました

今回は、BOSSのハイゲインディストーションモデルを比較してみました。

ひとつは、BOSS「MT-2(メタルゾーン)」です。

BOSS MT-2の画像です

もうひとつは、BOSS「ML-2(メタルコア)」です。

BOSS ML-2 メタルコアの画像です。

それでは、早速、比較してみましょう。

BOSS MT-2の特徴

まず、BOSS「MT-2」の特徴を見ていきたいと思います。

BOSS MT-2の画像です

BOSS「MT-2」の特徴を以下にまとめてみました。

・ハイゲインディストーション

・2段階にゲインをアップさせるデュアルゲイン回路を搭載

・大型アンプをフルアップさせたような迫力の中低域と超ロングサスティー

・3バンドイコライザーによる多彩なサウンドメイクが可能

BOSS「MT-2」の特徴は、ハイゲインディストーションペダルであり、ロングサスティーンと3バンドイコライザーによる中低域をコントロールできることです。

BOSS ML-2の特徴

次に、BOSS「ML-2」の特徴を見ていきます。

BOSS ML-2 メタルコアの画像です

・重厚で攻撃的なサウンドを生み出すハイゲインディストーション

・LOW・HIGHそれぞれ独立したEQを搭載

・シャープな高域とタイトな低域のコントロールが可能

・音の輪郭や高速リフをプレイしてもコード感を失わない

・ハイゲインディストーションでありながらもノイズレス

BOSS「ML-2」の特徴は、ハイゲインディストーションモデルでありながらも、音の輪郭やコード感を損なわないことです。

2つのモデルの共通点は?

BOSS「MT-2」とBOSS「ML-2」の共通点を洗い出してみました。

BOSS MT-2とBOSS ML-2の画像です

ハイゲインディストーションである

2つのモデルの共通点として、ハイゲインディストーションであることが言えます。

2つのモデルの違いとは?

では、BOSS「MT-2」とBOSS「ML-2」の違いを見ていきましょう。

イコライザーの数が違う

2つのモデルの違いは、イコライザーの数が違います。

BOSS「MT-2」は、「HIGH」「LOW」「MIDDLE」「MID FREQ」の4つから構成されています。

BOSS MT-2の画像です

BOSS 「ML-2」は、「HIGH」「LOW」の2つのみの構成です。

BOSS ML-2の画像です

ハイゲインディストーションサウンドが違う

BOSS「MT-2」とBOSS「ML-2」は、同じハイゲインディストーションですが、サウンドに違いがあります。

BOSS「MT-2」は、ミドル(中域)を調整できます。

BOSS MT-2の画像です

そのため、ミドル(中域)寄りのクセのあるサウンドを出すことができます。

一方、BOSS「ML-2」は、ドンシャリサウンドのみしか出せません。

ノイズ耐性が違う

ハイゲインディストーションは、ゲイン(歪み)を上げるほど、ノイズが出やすくなります。

BOSS「MT-2」の場合は、ゲインを上げるほど、ノイズが出やすくなるモデルです。

BOSS「ML-2」の場合は、ゲインを上げても、ノイズがほとんどありません。

音の輪郭やコード分離感が違う

BOSS「MT-2」は、音の輪郭が潰れやすく、コードの分離感も低いため、ブーミーなサウンドになりやすいです。

BOSS「ML-2」は、音の輪郭やコード分離感が高いため、シャープなハッキリとしたサウンドになります。

BOSS MT-2とBOSS ML-2のどちらを選ぶか?

BOSS「MT-2」とBOSS「ML-2」のどちらを選ぶか迷うと思います。

そこで、筆者の考えで選び方をまとめてみました。

BOSS MT-2を選んだ方がいい人

BOSS「MT-2」を選んだ方がいい人を、以下にまとめました。

BOSS MT-2の画像です

イコライザーで細かくセッティングして音作りをしたい人

・ロングサスティーンを重視する人

・自宅のミニアンプで使いたい人

BOSS「MT-2」は、BOSS「ML-2」と比較すると、音作りのパターンが豊富に作れるモデルです。

また、ロングサスティーンが特徴なため、音が切れやすいと感じてる人には、使いやすく、弾きやすいと思います。

しかし、大型アンプで使った場合は、音が細くなりがちなので、自宅のミニアンプで練習するモデルとしては最適と考えています。

その他、ネックな部分は、イコライザーの仕組みや操作に慣れる必要があるくらいでしょうか。

BOSS Metal Zone MT-2

BOSS ML-2を選んだ方がいい人

BOSS「ML-2」を選んだ方がいい人を、以下にまとめました。

BOSS ML-2 メタルコアの画像です。

・ハードロックやメタル系ジャンルの音だけほしい人

・音の輪郭やコード分離感を重視したい人

・ノイズが嫌いな人

・大型アンプで使いたい人

BOSS「ML-2」は、BOSS「MT-2」と比較すると、ハードロックやメタルなどの特定ジャンルしか使えないサウンドになります。

特定ジャンルを狙ったハイゲインディストーションモデルとも言えます。

BOSS「ML-2」は、特徴にもあるように、音の輪郭やコード分離感に優れているため、ハッキリとしたサウンドです

また、大型アンプ(マーシャルアンプやJC-120)とも、相性が良いため、バンドやライブの実戦向きのモデルでもあります。

そのため、自宅のミニアンプでは、BOSS「ML-2」の魅力は、わかりにくいと言えるでしょう。

ネックな部分としては、ミドル(中域)が弱いため、チューブスクリーマーなどのオーバードライブを組み合わせて使う必要があります。

BOSS Metal Core ML-2

今回のまとめ

今回は、BOSS「MT-2(メタルゾーン)」とBOSS「ML-2(メタルコア)」を比較してみました。

2つのモデルは、同じハイゲインディストーションモデルですが、サウンドの違いや性質が全く違います。

よく違いを理解した上で、自分が欲しいと思うモデルを選びたいですね。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

<BOSS MT-2に関する記事はこちら>

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<BOSS ML-2に関する記事はこちら>

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【検証】BOSS MT-2とMT-2-3A(30thモデル)比較しました【メタルゾーンの違いはどこ?】

こんにちは。

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、BOSS「MT-2(メタルゾーン)」とBOSS「MT-2-3A(30thモデル・メタルゾーン)」を比較しましたので、ご紹介いたします。

BOSS MT-2とMT-2-3A(30thモデル)の画像です

BOSS MT-2とMT-2-3A(30thモデル)比較しました

今回は、BOSS「MT-2(メタルゾーン)」の同じモデルを比較してみました。

ひとつは、通常のBOSS「MT-2」です。

BOSS MT-2の画像です

もうひとつは、BOSS「MT-2-3A(30thモデル)」です。

BOSS MT-2-3Aの画像です

それでは、早速、比較してみましょう。

BOSS MT-2の特徴

今回は、同じBOSS「MT-2」なので、特徴を一つにまとめて見ていきたいと思います。

メタルゾーンの特徴は、以下の通りです。

・ハイゲインディストーション

・2段階にゲインをアップさせるデュアルゲイン回路を搭載

・大型アンプをフルアップさせたような迫力の中低域と超ロングサスティー

・3バンドイコライザーによる多彩なサウンドメイクが可能

BOSS「MT-2」の特徴は、ハイゲインディストーションペダルであり、ロングサスティーンと3バンドイコライザーによる中低域をコントロールできることです。

2つのモデルの違いは?

BOSS「MT-2」とBOSS「MT-2-3A(30thモデル)」の違いを見ていきましょう。

英文字の色が異なる

BOSS「MT-2」の英文字部分の色が違います。

BOSS MT-2とMT-2-3A(30thモデル)の画像です

BOSS「MT-2」は、オレンジ色。

BOSS「MT-2-3A(30thモデル)」は、グレー色になっています。

LEDが異なる

各モデルのLEDのパーツが違います。

通常のBOSS「MT-2」は、赤色のプラスチックのLEDが使われています。

BOSS MT-2の画像です

BOSS「MT-2-3A(30thモデル)」は、同じ赤色ですが、透明なLEDが使われています。

BOSS MT-2-3Aの画像です

LEDの違いにより、BOSS「MT-2-3A(30thモデル)」のほうが、視認性はやや上がりますが、輝きは同じくらいです。

サムスクリューが異なる

各モデルのサムスクリューのパーツが違います。

BOSS MT-2とMT-2-3A(30thモデル)の画像です

通常のBOSS「MT-2」は、黒のプラスチック製。

BOSS「MT-2-3A(30thモデル)」は、シルバーの金属製となっています。

DCジャック位置が異なる

各モデルのDCジャックの位置が異なります。

BOSS MT-2とMT-2-3A(30thモデル)の画像です

通常のBOSS「MT-2」は、真ん中よりやや下にDCジャックが付いています。

BOSS「MT-2-3A(30thモデル)」は、地面に近い位置にDCジャックが付いています。

裏面のステッカーが異なる

各モデルの裏面のステッカーが異なります。

BOSS MT-2とMT-2-3A(30thモデル)の画像です

通常のBOSS「MT-2」は、銀のステッカーで、注意書きなどが細かく書かれています。

BOSS「MT-2-3A(30thモデル)」は、シンプルにロゴと英文字のみで、黒いステッカーとなっています。

また、裏面の滑り止めのゴム面積が、BOSS「MT-2-3A(30thモデル)」の方が広くなっているため、床に置いたときに動きにくいです。

サウンドの違いはあるのか?

BOSS「MT-2」とBOSS「MT-2-3A(30thモデル)」のサウンドの違いを検証して見ました。

BOSS MT-2とMT-2-3A(30thモデル)の画像です

結論として、サウンドは、ほとんど同じという感想でした。

強いて言えば、BOSS「MT-2-3A(30thモデル)」の方が、通常のBOSS「MT-2」と比べて、ややダーティーサウンドに感じました。

しかし、あくまでも自宅のミニアンプテストでのサウンドなので、「JC-120」などで使った場合に、ほぼ同じサウンドになる可能性もあります。

どちらのモデルを選んだほうがいいか?

では、BOSS「MT-2」とBOSS「MT-2-3A(30thモデル)」のどちらのモデルを選んだほうがいいでしょうか。

BOSS MT-2とMT-2-3A(30thモデル)の画像です

筆者としては、サウンドがほとんど同じであることから、見た目の好みで選ぶといいのではと思います。

この記事を書いている現在では、通常のBOSS「MT-2」よりも、BOSS「MT-2-3A(30thモデル)」のほうが、値段が安い傾向があります。

BOSS「MT-2」のサウンドやモデルが好きな人には、BOSS「MT-2-3A(30thモデル)」も持っていることで、コレクションになるかもしれませんね。

今回のまとめ

今回は、BOSS MT-2とMT-2-3A(30thモデル)比較をしてみました。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

BOSS Metal Zone MT-2

BOSS/MT-2-3A Metal Zone 30th Anniversary ボス エフェクター MT23A

<メタルゾーンに関する記事はこちら>

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【超定番ハイゲイン系ディストーション】BOSS MT-2 メタルゾーン【review/レビュー】

こんにちは。

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、BOSS「MT-2(メタルゾーン)」について、ご紹介していきます。

BOSS MT-2の画像です

BOSS MT-2とは?

BOSS「MT-2」は、1991年に発売されたハイゲインディストーションのロングセラーモデルです。

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特徴としては、2段階にゲインをアップさせるデュアルゲイン回路を搭載。

大型アンプをフルアップさせたような迫力の中低域と超ロングサスティーンを簡単に作ることができます。

3バンドイコライザーにより、多彩なサウンドメイクが可能です。

近年では、「技クラフト」や「30周年モデル」が発売されています。

それでは、早速、見ていきましょう。

LEDは赤色

BOSS「MT-2」のLEDは、赤色です。

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やや見えにくいようにも感じますが、LEDのON/OFFは視認できます。

9V電源で動きます

BOSS「MT-2」は、9V電源で駆動します。

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DCジャックは、エフェクターの上側についてます。

電源供給には、BOSSのACアダプター(PSA-100)を使うと便利です。

電池でも使えます

BOSSのコンパクトエフェクターは、電池を簡単に入れることができます。

BOSS「MT-2」のサムスクリューを回すことで、フットペダルカバーが開きます。

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ペダルカバーを開けると、電源プラグと電池の格納スペースがあります。

BOSS MT-2のコントロールノブについて

BOSS「MT-2」のコントロールノブについて、見ていきましょう。

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LEVEL

音量を調節します。

右に回すほど、音量が大きくなっていきます。

かなり出力は大きめです。

EQUALIZER

EQUALIZERには、全部で4つのイコライザーがついています。

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「HIGH」と「LOW」(左から2番目のツマミ)が、上下の2段に分かれています。

「MIDDLE」と「MID FREQ」(左から3番目のツマミ)が、上下の2段に分かれています。

以下、各イコライザーのコントロール内容です。

・HIGH=高域

・LOW=低域

・MIDDLE=中域(ミドル)

・MID FREQ=中域(ミドル)のブースト・カット

この4つのイコライザーにより多彩なサウンドメイクが可能です。

ここで注意しておきたいのは、「MIDDLE」がセンター位置の場合は、「MID FREQ」は無効となります。(調節しても効きません)

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もし、「MID FREQ」をセッティングで使いたい場合は、「MIDDLE」をセンター以外の位置に動かす必要があります。

DIST

GAIN(歪み)の量を調節します。

右に回すほど、歪みの量が大きくなっていきます。

BOSS MT-2のセッティング例

BOSS「MT-2」のセッティング例を考えてみました。

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・LEVEL=12時

・HIGH=13時

・LOW=13時

・MIDDLE=13時

・MID FREQ=13時

・GAIN=13時

ここでは、スタンダードなハイゲインディストーションサウンドを目指しました。

「MIDDLE」を調節すると、かなりクセのあるサウンドになりますが、今回は13時と少しだけミドルを加えてみました。

「GAIN」については、かなり歪むモデルなので13時あたりで十分なGAIN量があると思います。

「LEVEL」は、12時くらいに設定し、アンプのクリーンサウンドの音量よりもやや大きい音量にしました。

BOSS「MT-2」は、ハイゲインディストーションなので、歪ませ過ぎると音が引っ込んでしまう傾向があります。

その分を、音量でカバーしてあげるといいでしょう。

BOSS MT-2の感想

BOSS「 MT-2(メタルゾーン)」は、筆者がハードロックやメタル系のジャンルをバンドで弾くことになったときに購入したモデルです。

はじめて、BOSS「 MT-2」を使ったときは、イコライザーが複雑に感じ、セッティングに困ったことを覚えています。

今では、BOSS「 MT-2」の特性を理解していますが、エフェクター初心者の方には、少し操作が難しいモデルかもしれませんね。

BOSS「 MT-2」は、ハイゲイン+ロングサスティーンであることが特徴です。

そのため、ギターソロなどは、ディレイがなくても弾きやすいと思います。

ミニアンプでは、ハイゲインディストーションとしては、これ1台あればいいと思うくらい使い勝手がいいペダルです。

しかし、バンドやライブなどで、大型アンプで使うと、音が細いことが気になったりもします。

マーシャルアンプのクリーンに合わせると音が太くなりますが、あまり実戦向きのサウンドではない印象も見受けられます。

マルチエフェクターなどで、モデリングされているBOSS「 MT-2」ですが、コンパクトエフェクターで使ってみたい人にはおすすめです。

今回のまとめ

今回は、BOSS「MT-2(メタルゾーン)」をご紹介いたしました。

あらゆるエフェクターメーカーからハイゲインディストーションペダルが発売されています。

もし迷ったら、とりあえず、定番のBOSS「MT-2(メタルゾーン)」を試してみるといいと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

BOSS Metal Zone MT-2

<BOSS MT-2 メタルゾーンに関する記事はこちら>

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