エフェクターノート

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ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDを比較してみました

こんにちは。

今回は、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)」を比較してみましたので、ご紹介いたします。

ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDの画像です

ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDを比較しました

今回は、オーバードライブ/ディストーションのモデルを比較してみました。

ひとつは、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」です。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

もうひとつは、Fulltone「OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)」です。

Fulltone OCDの画像です

早速、比較してみましょう。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの特徴

まず、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」の特徴を見ていきたいと思います。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」の特徴を以下にまとめてみました。

・オーバードライブ/ディストーションである

・クランチサウンドディストーションまで幅広いサウンドメイクできる

・トーンシフトスイッチが付いている

・内部のスイッチで9Vから18Vに変更可能

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」の特徴は、きらびやかなクリーンブーストから分厚いクランチサウンド、スイートなオーバードライブから真空管を歪ませたようなハイゲインなディストーションまで、幅広いサウンドに対応しているモデルです。

また、トーンシフトスイッチや内部スイッチによって18Vヘ切り替え可能です。

Fulltone OCDの特徴

次に、Fulltone「OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)」の特徴をから見ていきたいと思います。

Fulltone OCDの画像です

・オーバードライブ/ディストーションである

・クランチサウンドディストーションまで幅広いサウンドメイクできる

・HP/LP切り替えスイッチが付いている

・クリーンブースターとして使える

Fulltone「OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)」の特徴は、オーバードライブの決定版とも言えるモデルです。

クラスAアンプが本来持ち合わせているきらびやかな響きと豊富なオーバートーン。

厚みのある素晴らしい歪みを引き出し、ギターのボリュームコントロール操作によってあらゆるトーンを引き出します。

また、HP(High Peak)/ LP(Low Peak)を切り替えるミニスイッチが搭載されています。

2つのモデルの共通点は?

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)」の共通点を洗い出してみました。

ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDの画像です

オーバードライブ/ディストーションである

2つのモデルの共通点として、クランチ〜ディストーションまでと幅広いサウンドメイクができるモデルです。

低音が出やすい

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD」は、GAINを上げていくと低音が出やすいモデルです。

ミニスイッチがついている

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD」は、名称や効果にはやや違いがあるものの、トーンに影響を及ぼすミニスイッチが付いています

2つのモデルの違いとは?

では、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD」の違いを見ていきましょう。

クリーンブースターとして使えるかどうか

2つのモデルの違いはクリーンブースターできる範囲が違います。

Fulltone「OCD」は、歪みのコントロールノブ「Drive」を0(最小)にしても音が出ます。

Fulltone OCDの画像です

それに対して、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、歪みのコントロールノブ「GAIN」を0(最小)にすると、音が出ません。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

このことから、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、クリーンブーストができないことはありませんが、Fulltone「OCD」の方が、クリーンブースターとしては使いやすいでしょう。

内部スイッチがあるかないか

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」には、9V〜18Vの変換できる内部スイッチが搭載されています。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

一方、Fulltone「OCD」には、内部スイッチは搭載されていません。

Fulltone OCDの画像です

エフェクターのサイズ

2つのモデルの違いとして、エフェクターのサイズが若干違います。

ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDの画像です

Fulltone「OCD」よりも、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」の方がややひと回り小さい印象ですね。

Fulltone「OCD」は、見た目は白色ですが、重量があるエフェクターとなっています。

DCジャックの位置

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD」では、電源供給のためのDCジャックの位置が違います。

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、DCジャックが真上に付いています。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

Fulltone「OCD」は、OUTPUT側の横にDCジャックが付いています。

Fulltone OCDの画像です

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」のほうが、ケーブル配線はしやすいですね。

ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDのどちらを選ぶか?

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD」のどちらを選ぶか迷うと思います。

そこで、筆者の考えで選び方をまとめてみました。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveを選んだ方がいい人

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」を選んだ方がいい人を、以下にまとめました。

ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの画像です

・Fulltone OCDの価格が高いと感じる人

・9V〜18Vまでと細かくセッティングしてみたい人

・エレハモらしいクセのあるサウンドがほしい人

ピッキングが強めの人

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD」は、全体のキャラクターは似ていると思います。

サウンド面では、エレハモらしいドライブサウンドを感じますが、内部スイッチで18Vへ変換するとクセが少し和らぎます。

Fulltone「OCD」ほど、クリアなトーンには近づかないものの、スタンダードに使えるようなサウンドに変化します。

見た目のデザインが、Fulltone「OCD」とは対極なので、見た目で抵抗が出てしまう人もいるかもしれませんね。

また、後述しますが、2023年の時点では、Fulltone「OCD」が手に入りにくくなっています。

従って、Fulltone「OCD」の代替品となるモデルとして、割り切れるのであれば、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は一つの選択肢になるでしょう。

Fulltone OCDを選んだ方がいい人

Fulltone「OCD」を選んだ方がいい人を、以下にまとめました。

Fulltone OCDの画像です

・定番のオーバードライブ/ディストーションがほしい人

・Fulltone OCDの見た目が好きな人

・カッティングでキレがあるサウンドを作りたい人

・クリーンブーストとしても使いたい人

Fulltone「OCD」は、定番となったオーバードライブ/ディストーションです。

クリーンブーストから歪みが深いオーバードライブまでと、幅広く使えるモデルは重宝するものです。

サウンド面では、クランチ〜オーバードライブにセッティングがおすすめです。

キレがあるので、カッティングなどの素早いフレーズに効果的だと思います。

低音弦がやや苦手なので、万能なモデルとまではいきませんが、それでも他の歪み系エフェクターとの組み合わせでカバーすることはできるでしょう。

試してみる価値があるモデルですが、2023年の時点では、Fulltone「OCD」が、新品で手に入りにくい状況になっています。

中古で出回っているところを見かけても、4万円以上と価格が高騰しています。

また、手に入れやすい状況になることを願うばかりですね。

今回のまとめ

ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」とFulltone「OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)」の比較をしてみました。

2つのモデルは、オーバードライブ/ディストーションとして似ている部分が大きいと思います。

Fulltone「OCD」が手に入りにくい状態なので、非常に残念ではありますが、ELECTRO-HARMONIX「OD Glove」は、比較的手に入れやすいので、機会があれば試して頂ければです。

以上、ご参考になりましたら幸いです。

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