こんにちは。
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、ELECTRO-HARMONIX OD Glove とFulltone OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)を比較してみましたので、ご紹介いたします。
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ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDを比較しました
今回は、オーバードライブ/ディストーションのモデルを比較してみました。
ひとつは、ELECTRO-HARMONIX OD Gloveです。
もうひとつは、Fulltone OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)です。
早速、比較してみましょう。
ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの特徴
まず、ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの特徴を見ていきたいと思います。
ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの特徴を以下にまとめてみました。
・オーバードライブ/ディストーションである
・クランチサウンド〜ディストーションまで幅広いサウンドメイクできる
・トーンシフトスイッチが付いている
・内部のスイッチで9Vから18Vに変更可能
ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの特徴は、きらびやかなクリーンブーストから分厚いクランチサウンド、スイートなオーバードライブから真空管を歪ませたようなハイゲインなディストーションまで、幅広いサウンドに対応しているモデルです。
また、トーンシフトスイッチや内部スイッチによって18Vヘ切り替え可能です。
Fulltone OCDの特徴
次に、Fulltone OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)の特徴をから見ていきたいと思います。
・オーバードライブ/ディストーションである
・クランチサウンド〜ディストーションまで幅広いサウンドメイクできる
・HP/LP切り替えスイッチが付いている
・クリーンブースターとして使える
Fulltone OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)の特徴は、オーバードライブの決定版とも言えるモデルです。
クラスAアンプが本来持ち合わせているきらびやかな響きと豊富なオーバートーン。
厚みのある素晴らしい歪みを引き出し、ギターのボリュームコントロール操作によってあらゆるトーンを引き出します。
また、HP(High Peak)/ LP(Low Peak)を切り替えるミニスイッチが搭載されています。
2つのモデルの共通点は?
ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)の共通点を洗い出してみました。
オーバードライブ/ディストーションである
2つのモデルの共通点として、クランチ〜ディストーションまでと幅広いサウンドメイクができるモデルです。
低音が出やすい
ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDは、GAINを上げていくと低音が出やすいモデルです。
ミニスイッチがついている
ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDは、名称や効果にはやや違いがあるものの、トーンに影響を及ぼすミニスイッチが付いています
2つのモデルの違いとは?
では、ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDの違いを見ていきましょう。
クリーンブースターとして使えるかどうか
2つのモデルの違いはクリーンブースターできる範囲が違います。
Fulltone OCDは、歪みのコントロールノブ「Drive」を0(最小)にしても音が出ます。
それに対して、ELECTRO-HARMONIX OD Gloveは、歪みのコントロールノブ「GAIN」を0(最小)にすると、音が出ません。
このことから、ELECTRO-HARMONIX OD Gloveは、クリーンブーストができないことはありませんが、Fulltone OCDの方が、クリーンブースターとしては使いやすいでしょう。
内部スイッチがあるかないか
ELECTRO-HARMONIX OD Gloveには、9V〜18Vの変換できる内部スイッチが搭載されています。
一方、Fulltone OCDには、内部スイッチは搭載されていません。
エフェクターのサイズ
2つのモデルの違いとして、エフェクターのサイズが若干違います。
Fulltone OCDよりも、ELECTRO-HARMONIX OD Gloveの方がややひと回り小さい印象ですね。
Fulltone OCDは、見た目は白色ですが、重量があるエフェクターとなっています。
DCジャックの位置
ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDでは、電源供給のためのDCジャックの位置が違います。
ELECTRO-HARMONIX OD Gloveは、DCジャックが真上に付いています。
Fulltone OCDは、OUTPUT側の横にDCジャックが付いています。
ELECTRO-HARMONIX OD Gloveのほうが、ケーブル配線はしやすいですね。
ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDのどちらを選ぶか?
ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDのどちらを選ぶか迷うと思います。
そこで、筆者の考えで選び方をまとめてみました。
ELECTRO-HARMONIX OD Gloveを選んだ方がいい人
ELECTRO-HARMONIX OD Gloveを選んだ方がいい人を、以下にまとめました。
・Fulltone OCDの価格が高いと感じる人
・9V〜18Vまでと細かくセッティングしてみたい人
・エレハモらしいクセのあるサウンドがほしい人
・ピッキングが強めの人
ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCDは、全体のキャラクターは似ていると思います。
サウンド面では、エレハモらしいドライブサウンドを感じますが、内部スイッチで18Vへ変換するとクセが少し和らぎます。
Fulltone OCDほど、クリアなトーンには近づかないものの、スタンダードに使えるようなサウンドに変化します。
見た目のデザインが、Fulltone OCDとは対極なので、見た目で抵抗が出てしまう人もいるかもしれませんね。
また、後述しますが、2023年の時点では、Fulltone OCDが手に入りにくくなっています。
従って、Fulltone OCDの代替品となるモデルとして、割り切れるのであれば、ELECTRO-HARMONIX OD Gloveは一つの選択肢になるでしょう。
Fulltone OCDを選んだ方がいい人
Fulltone OCDを選んだ方がいい人を、以下にまとめました。
・定番のオーバードライブ/ディストーションがほしい人
・Fulltone OCDの見た目が好きな人
・カッティングでキレがあるサウンドを作りたい人
・クリーンブーストとしても使いたい人
Fulltone OCDは、定番となったオーバードライブ/ディストーションです。
クリーンブーストから歪みが深いオーバードライブまでと、幅広く使えるモデルは重宝するものです。
サウンド面では、クランチ〜オーバードライブにセッティングがおすすめです。
キレがあるので、カッティングなどの素早いフレーズに効果的だと思います。
低音弦がやや苦手なので、万能なモデルとまではいきませんが、それでも他の歪み系エフェクターとの組み合わせでカバーすることはできるでしょう。
試してみる価値があるモデルですが、2023年の時点では、Fulltone OCDが、新品で手に入りにくい状況になっています。
中古で出回っているところを見かけても、4万円以上と価格が高騰しています。
また、手に入れやすい状況になることを願うばかりですね。
今回のまとめ
ELECTRO-HARMONIX OD GloveとFulltone OCD(OBSESSIVE COMPULSIVE DRIVE)の比較をしてみました。
2つのモデルは、オーバードライブ/ディストーションとして似ている部分が大きいと思います。
Fulltone OCDが手に入りにくい状態なので、非常に残念ではありますが、ELECTRO-HARMONIX OD Gloveは、比較的手に入れやすいので、機会があれば試して頂ければです。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
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