※この記事は2022年2月26日に更新されました。
こんにちは。
今回は、Marshall JCM2000のリードチャンネル(ULTRA GAIN / CHANNEL B)で音作りをしてみましたので、ご紹介いたします。
<目次>
Marshall JCM2000 リードチャンネルで音作りをしてみた
リハーサルスタジオに置いてあるMarshall JCM2000のリードチャンネルを使って、音作りを試してみました。
今回は、シンプルにエレキギターだけで、Marshall JCM2000のサウンドを奏でたいと思います。
Marshall JCM2000で使用したエレキギター
PRS CUSTOM 22になります。
PRS(ポール・リード・スミス)の22フレットのエレキギターです。
ハムバッカーですが、重低音のレスポールと比べてスッキリしているサウンドが特徴です。
Marshall JCM2000 ULTRA GAIN / CHANNEL Bのイコライジング
まずは、イコライジングからセッティングしました。
イコライジングは、時計の針で12時からスタートしました。
PRESENCE=0
TREBLE=3(10時)
MIDDLE=3(10時)
BASS=2(9時)
PRESENCE(超高域)は、0にしました。
Marshall JCM2000に限らず、Marshallアンプは高域が出やすいため、筆者はゼロにセッティング。
TREBLE(高域)とMIDDLE(中域)は、耳が痛くならすぎず、音が低すぎずのポイントにしました。
BASS(低域)は、ボワっと低音が強めだったので、ややカットしました。
次に、ULTRA GAIN / CHANNEL Bをセッティングしていきます。
VOLUME=2(9時)
GAIN=5(12時)
LEAD2を選択(ボタンを押す)
TONE SHIFT=OFF
DEEP=OFF
REVERB=3(10時)
VOLUME(音量)は、CD音源をリハーサルスタジオで流して、その音量に合わせました。
GAIN(歪み)は、歪みすぎないポイントでセッティングしました。
6以上にすると歪みが潰れて音がこもってくる感じがします。
ULTRA GAINのCHANNEL Bは、「LEAD1」と「LEAD2」とボタンで選択できますが、
今回は、歪みがボタンを押すこことで増す「LEAD2」を選択しました。
TONE SHIFTは、中域に影響するボタンですが、OFFにしました。
DEEPは、低域が増すボタンですが、こちらのOFFにしました。
REVERB(リバーブ)は、好みですが、少しかかる程度にしました。
Marshall JCM2000 リードチャンネルで音作りしてみた感想は?
Marshall JCM2000のリードチャンネルで音作りしてみて弾いてみたところ、筆者としては、結構イイ感じの音になりました。
5弦・6弦を使ったパワーコードやブリッジミュートも「ガッ!」と反応して、ザクザクのマーシャルサウンドを体感しました。
Marshall JCM2000 リードチャンネルで音作りをしてみた【実際の録音】
動画でもアップしましたので、ご参考までに。
Marshall JCM2000 リードチャンネルで音作りの課題
今回は、エレキギターとアンプのみで弾いていますが、
Marshall JCM2000で歪みを作るとサスティーン(音の伸び)が弱いように感じました。
強めにピッキングして弾いていますが、しっかり弦を押さえていないと音が途切れてしまうなど、やや弾きにくさもありました。
パワーコードは気になりませんが、リードソロなど弾くときは、チューブスクリーマーを使って、ブーストした方がいいかなと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。