こんにちは!
jundrive3(@effectornote)です。
今回は、
「おすすめのチューブスクリーマーを知りたい」
「チューブスクリーマーはたくさんあるけど、結局どれがいいの?」
「マーシャルアンプと相性がいいチューブスクリーマーを探している」
といった疑問や悩みを解決していきます。
本記事内のリンクには広告が含まれています。
【この記事を読んでわかること】
・おすすめのチューブスクリーマーがわかる
・それぞれのチューブスクリーマーのキャラクターが理解できる
・マーシャルアンプと相性がいいチューブスクリーマーが見つかる
チューブスクリーマーとは?
チューブスクリーマーと言えば、人気が高い「Ibanez TS9」が有名ですね。
チューブスクリーマーの特徴は、中音域が強いオーバードライブだけでなく、歪みやサスティーン(音の伸び)を加えるブースターとしても使うことができます。
筆者は、バンドやライブをすることが多く、どうしてもチューブスクリーマーは外せない存在となりました。
また、チューブスクリーマーと言っても、モデルによって全くキャラクターが違います。
そこで、今回は、チューブスクリーマーのキャラクターを解説しつつ、おすすめのモデルをご紹介いたします!
マーシャルアンプが絶叫するチューブスクリーマー4選!おすすめのモデルはどれ?
それでは、筆者が実際に購入したチューブスクリーマーをご紹介していきます。
・Ibanez / TS9 Tubescreamer
・Ibanez / TS9DX Tubescreamer
・Ibanez / TUBE SCREAMER MINI
・MAXON / ST9Pro+ Super Tube
Ibanez / TS9 Tubescreamer
Ibanez TS9 Tubescreamer(チューブスクリーマー、以下、TS9)です。
TS9は、中域(ミドル)が強く、マイルドなサウンドのチューブスクリーマー。
オーバードライブ単体としても使えますが、ブースターに向いているモデルです。
使い方としては、大型マーシャルアンプの歪みや歪み系エフェクターの前段につないでブーストすると効果絶大。
組み合わせる歪みの種類によっては、セッティングバランスを考える必要がありますが、万能なタイプだと思います。
バンドなどの実戦的で使いたい人にはおすすめです。
筆者もよくライブで使用していました。
【超定番オーバードライブ】Ibanez TS9 Tubescreamer チューブスクリーマー【review/レビュー】 - エフェクターノート
Ibanez / TS9DX Tubescreamer
Ibanez TS9DX Tubescreamer(以下、TS9DX)です。
TS9DXは、音が太いチューブスクリーマーです。
TS9と比べると、低音を加えることができるタイプとなっています。
4段階のモード選択が可能で、TURBOモードにすると図太いサウンド出すことが可能。
ただし、あまりにも低音が強くなりすぎるため、使いどころに困るほどです。
TS9DXというネーミングだけに、歪みが強くなるイメージがありますが、全くそんなことはないのでご注意ください。
ちなみに、「TS9モード」も搭載していて、TS9に近いサウンドも出すことができます。
【図太いオーバードライブ】Ibanez TS9DX Turbo Tubescreamer ターボチューブスクリーマー【review/レビュー】 - エフェクターノート
Ibanez / TUBE SCREAMER MINI
Ibanez TUBE SCREAMER MINI(チューブスクリーマーミニ)です。
Ibanez TS808がミニバージョンとなったチューブスクリーマーです。
筐体が小さくなって、エフェクターボードや持ち運びにも便利になりました。
TUBE SCREAMER MINIのすごいところは、小さくなっても性能はそのままのところです。
筆者は、何度か使いましたが、完成度が高いモデルだと感じました。
TS-9と比べると、ミニのほうが音がはっきりしているイメージですね。
価格も比較的に安いので、手に入れやすいのもポイントとなっています。
Ibanez TUBE SCREAMER MINI チューブスクリーマー ミニ【review/レビュー】 - エフェクターノート
MAXON / ST9Pro+ Super Tube
MAXON ST9Pro+ Super Tube(以下、ST9Pro+)です。
ST9Pro+は、強烈な中音域(ミドル)を出せるチューブスクリーマー。
筆者が持っているチューブスクリーマーモデル中でも、最強クラスのモデルです。
ミドルの量を調節できるツマミや低音を加えるミニスイッチがついており、色々とセッティングできそうですが、ミッドブースター専用モデルと考えたほうがいいです。
激しく歪ませた大型マーシャルアンプやハイゲインディストーションに組み合わせて使うと効果的。
中音域に特化したチューブスクリーマーなので、使い方は限定的ですが、音抜けを重視したい場合や速弾きしたい場合におすすめです。
しかし、フットペダルが固いので、しっかり踏まないとON・OFFができない点がマイナスポイント。
セッティングをやりすぎると、耳が痛くなることもあるので、中級者〜上級者向きのチューブスクリーマーですね。
ちなみに、エフェクター内部になるミニスイッチで、9V〜16Vの仕様が選べます。
【中音域が超強力】MAXON ST9Pro+ Super Tube【review/レビュー】 - エフェクターノート
おすすめのチューブスクリーマーはコレだ!
以上、4台のモデルをご紹介いたしました!
同じチューブスクリーマーでも、かなりのキャラクターの違いがあります。
各キャラクラーの違いをまとめると、以下の通りです。
・Ibanez TS9 = マイルド
・Ibanez TS9DX = 低音が強い
・Ibanez TUBE SCREAMER MINI = スッキリ
・MAXON ST9Pro+ Super Tube = ミドルが強烈
また、チューブスクリーマーを評価するときは、マーシャルアンプの歪みをブーストさせて判断すると、本当の実力がわかります。
そこで、一番どのチューブスクリーマーが使いやすいか、リハーサルスタジオに置いてあるMarshall JCM900のリードチャンネルで試してみました。
その結果、一番マーシャルアンプを絶叫させたチューブスクリーマーは…
Ibanez TUBE SCREAMER MINIです!
「え。ミニが一番いいの?意外!」と思うかもしれませんが、Ibanez TUBE SCREAMER MINIが良かったです。
マーシャルアンプの歪みを、グッと持ち上げてくれて、ピッキングのバイト感が増します。
そのため、弾きやすくなり、キレがあるマーシャルサウンドを作り出すことができました。
また、Marshall JCM900でブーストした各チューブスクリーマーの感想は、以下の通りです。
・TS9 = マイルドサウンドで悪くはないが、少しボヤける。甘い。
・TS9DX = 低音がマーシャルアンプには不要。ノイズが多め。
・Ibanez TUBE SCREAMER MINI = 素直にマーシャルの歪みをスクリーム。
・ST9Pro+ Super Tube = ミドルが強烈すぎて耳が痛くなる。
正直、どれも悪くはないチューブスクリーマーではありますが、微妙なタッチの差で、TUBE SCREAMER MINIが一番バランスがいいと判断しました。
TUBE SCREAMER MINIは、他のチューブスクリーマーのモデルと比較すると、スッキリしているサウンドなので使いやすいです。
結論、チューブスクリーマーは、Ibanez TUBE SCREAMER MINIがおすすめ。
チューブスクリーマーに迷ったら、とりあえずTUBE SCREAMER MINIを選んでおけば、間違いなしです。
TUBE SCREAMER MINIのベースとなっているIbanez TS808を試していませんが、同じキャラクターの場合は、きっと使いやすいチューブスクリーマーだと思います。
チューブスクリーマーが好きな人は、とりあえず、Ibanezのモデルを全部購入して試してみると面白いですよ。
以上、ご参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
<チューブスクリーマーの効果的な使い方はこちら>
<おすすめのオーバードライブはこちら>