エフェクターノート

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必要最小限のコンパクトエフェクターを3つ選んでみた

こんにちは。

jundrive3(@effectornote)です。

今回は、必要最小限のコンパクトエフェクターを3つ選んでみましたので、ご紹介いたします。

必要最小限のコンパクトエフェクターを3つ選んでみた

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必要最小限のコンパクトエフェクターを3つ選んでみた

エフェクターは、たくさんの種類があり、どれとどれを持っていったら迷ってしまいますよね。

また、エフェクターボードを大きくして、何十個ものエフェクターを持ち込むにも運ぶのに一苦労します。

そこで、筆者は、必要最低限のコンパクトエフェクターを3つ選んでみることを試みました。

今回は、必要最低限のコンパクトエフェクターを3つをご紹介していきます。

前提条件

前提条件として、Marshall JCM2000の歪み(リードチャンネル)を使うことにします。

Marshall JCM2000の画像です

Marshall JCM2000は、リードチャンネルに切り替えると、アンプ自体で歪ませることができます。

アンプの歪みを使うことで、ディストーションなどの歪み系エフェクターを使わなくて済みます。

今回は、アンプの歪みに対して、必要最低限のコンパクトエフェクターを3つ選んでみました。

1つ目:Ibanez TS9

一つ目は、Ibanez TS9(オーバードライブ)を選びました。

Ibanez「TS9」

筆者は、Marshall JCM2000の歪みに対して、Ibanez TS9は外せないエフェクターと考えています。

理由として、マーシャルサウンドは、基本はドンシャリなので、チューブスクリーマーでブーストすることで、リードソロやロングトーンが弾きやすくなるからです。

正直、チューブスクリーマーがないとマーシャルは弾きたくないですね(笑)

チューブスクリーマーのモデルは、Ibanez TS808やIbanez Tube Screamer Miniなど似たような効果を持つモデルであれば、どんなモデルでもいいでしょう。

Ibanez(アイバニーズ) Tubescreamer TS9はこちら

2つ目:Xotic EPbooster

二つ目は、Xotic EP Booster(クリーンブースター)を選びました。

Xotic「EPbooster」

理由として、リードソロを弾く人にとっては、演奏中に一時的な音量アップも必要だからです。

今回は、Xotic EP Boosterを選んでいますが、レベルブースターとして使えるものならば、どんなモデルでも代用はできます。

ただし、ノイズがひどくなることもあるので、極力GAINが少ないモデルが好ましいですね。

Xotic エキゾチック エフェクター ブースター EP Boosterはこちら

3つ目:BOSS DD-7

三つ目は、BOSS DD-7(デジタルディレイ)を選びました。

BOSS「DD7」

ディレイは、人によって好みが分かれるモデルですが、筆者としては、必須のエフェクターとなっています。

理由としては、空間的な広がりや幻想的なサウンドに仕上げることができるからです。

また、マーシャルアンプの歪みにディレイを使う場合は、ヘッドアンプの裏の端子を繋ぐ、センドリターンがおすすめです。

Marshall JCM2000の場合は、INPUTにディレイに繋ぐと、ディレイが上手くかかりませんのでご注意ください。

ディレイについては、ショートディレイとロングディレイなど2種類以上のディレイを切り替えることができるハイエンドモデルでもいいと思います。

ディレイをセンドリターンで使ってみる実験〜マーシャルアンプ JCM2000編〜 - エフェクターノート

必要最小限のコンパクトエフェクターを3つの特徴

アンプの歪みを前提とするなら、必要最小限のコンパクトエフェクターは、以下の3つとなります。

・オーバードライブ(ゲインブースター)

・クリーンブースター

・ディレイ

極端に言えば、ブースター系と空間系の2つがあれば、なんとかなるといった印象ですね。

さらに突き詰めるとすれば、エレキギターのボリュームコントロールやピックアップセレクターを使えば、音量やGAINのコントロールもできなくはないので、ブースター系もなくてもいいかもしれませんね。

ディレイは好みの部分もありますが、バッキングなどのギターパートによって使わないことが多く、必要となる曲以外は使わないこともあるでしょう。

シチュエーションによって、最適なエフェクターを絞っていけばいいのではと思います。

今回のまとめ

今回は、必要最小限のコンパクトエフェクターを3つ選んでみました。

マーシャルアンプなどのアンプの歪みを使うことで、コンパクトエフェクターの数を絞ることができます。

歪みさえアンプで確保できれば、ブースター系(ゲイン・レベル)とディレイ系のエフェクターのみで十分かもしれません。

エフェクターがたくさんあって迷っている方は、一度、ミニマリスト的な観点で考えてみるとスッキリすると思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。