こんにちは。
歪みエフェクターの歪み(ひずみ)を調整する時に「どこまで歪ませればいいのか」と悩んだことはありませんか?
歪みエフェクターには色々なモデルがありますが、ぼくの体験を踏まえて歪みエフェクターのGAIN・DRIVE・DISTのツマミ位置についてまとめてみたいと思います。
<目次>
歪みエフェクターのGAIN・DRIVE・DISTの決め方
歪みエフェクターの歪ませるツマミ(ノブ)ですが、主にGAIN・DRIVE・DISTなどといった表記が多いと思います。
歪みエフェクターは、これらのGAIN・DRIVE・DISTのツマミを回せば回すほど、歪みが増していく仕様がほとんどですが、どのような目安でセッティングしていけばいいのでしょうか。
歪みエフェクターの歪みのピークを知っておく
歪みエフェクターを何十個もセッティングしてきましたが、どのモデルにもGAIN・DRIVE・DISTのツマミ位置にピークがあるように思います。
歪みのツマミをある一定の位置まで超えるとそれ以上は歪まなくなります。
それでは、いくつか歪みエフェクターを使って具体的にセッティングしてみましょう。
具体例:BOSS BD2・オーバードライブ
BOSS BD2のDRIVEを時計回りに上げていきます。BOSS BD2はかなり歪ませることができるモデルですが、13時〜15時あたりにいくとそれ以上歪みが増すことがなくなります。
具体例:Fulltone OCD・オーバードライブ
同じようにFulltone OCDのDRIVEを時計回りに上げていきます。Fulltone OCDも同様に13時以降にすると歪みがピークに達して、音が潰れてしまう傾向があります。
具体例:BOSS DS1・ディストーション
BOSS DS1はディストーションですが、このモデルはDISTのツマミをMAXにするとピークになります。
具体例:BOSS ML2・ハイゲインディストーション
BOSS ML2などのハイゲインディストーションは、DISTのツマミ10時〜11時あたりがピークになります。12時以降に回してもそれ以上は歪みが増すことはありません。
このように歪みエフェクターにおいてGAIN・DRIVE・DISTのツマミの位置は、歪みのピークを知った上でセッティングすると使い方がわかってきます。
歪みエフェクターは歪ませすぎに注意!
歪みエフェクターはオーバードライブでも、歪みの幅が広いモデルが存在します。
歪ませることができるからといって、歪ませ過ぎには気をつけたいところです。
なぜならば、
と、サウンド面で好ましくないことが起こりがちです。オーバードライブなどのピッキングニュアンスがサウンドに影響する場合は、ある程度ギターの技術も重要になってきます。
今回のまとめ
歪みエフェクター・各モデルの歪みのピーク知ることで、セッティングを意図的に決めることができます。
また、アンプによっても歪みのピークは変わってきます。
そのためにも、歪みのピークポイントを小さいシールでマークしておくと後で調整がしやすいです。
アンプで歪ませることができるマーシャルなどの真空アンプでは歪む傾向が強くなりますので、アンプ+歪みエフェクターの総合的な歪み量で判断すると良いです。
そして、歪ませ過ぎには注意しましょう。
意図的に歪みを足したい・増していきたい場合は、一つの歪みエフェクターで完結するのではなく、歪みエフェクターの組み合わせで歪みを足すと上手くいくことが多いです。
ご参考になれば幸いです。
【まとめ記事はこちら】
歪みエフェクターをセッティングする順番について【まとめ】 - effectornote
<中古エフェクターを探すには>
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