こんにちは。
エレキギターをはじめたばかりの方は「オーバードライブ」と聞いてもよくわからないと思います。
今回は、歪み系エフェクター・オーバードライブの種類をご紹介します。
<目次>
歪みエフェクターのオーバードライブってなに?
オーバードライブは歪みエフェクターの一種で、ディストーションと比べると歪みが弱いモデルと言われますが、オーバードライブなのにディストーション並に歪みが強いモデルもあります。
メーカーによってオーバードライブの表記が違うためややこしいのが現状ですが、こちらのブログでは一般的に歪みエフェクターのオーバードライブと呼ばれる種類について掘り下げていきたいと思います。
他にどんな種類のオーバードライブがあるの?
オーバードライブという種類でも、各モデルの特徴があります。
例えば、知名度があるオーバードライブでは、BOSS BD2があげられます。
このBOSS BD2は、ドンシャリ系でクランチサウンドが得意とするオーバードライブです。
また、もう少しマイルドなオーバードライブではBOSS OD3といった具合にそれぞれでサウンドの特徴があります。
これらのモデルを一般的に大まかにオーバードライブと言いますが、その中でもオーバードライブのカテゴリーをさらに分けて2つの種類をご紹介します。
TS系オーバードライブ
One Control Persian Green Screamer
Ibanez TS9のような中域が強いサウンドを出せるオーバードライブです。
よくブースターとして使われることが多いオーバードライブで、アンプのキンキンしたサウンドをマイルドにしたり、音の伸びをよくしたりとサウンドやギターの演奏面で活躍してくれる縁の下の力持ちといったオーバードライブです。
ミニアンプではモコモコしたサウンドになってしまうので、マーシャルなどの大型真空管アンプで効果が発揮されます。
ケンタウルス系オーバードライブ
参考モデル:J.Rockett Audio Designs JRAD / ARCHER
ケンタウルス系オーバードライブの特徴としては、エフェクターをつないだ時にサウンドにハリと艶がでるのが特徴。歪ませて使うオーバードライブという使い方よりは、ブースターとして使うと効果的です。
慣れないうちは、効果がイマイチわかりませんが、効果がわかると手放せなくなる魅力がケンタウルス系オーバードライブにあります。
音の違いはほんのちょっとの差なので、歪みエフェクターにまだ慣れていない人は、効果がわからないことも。
玄人向けのオーバードライブとも言えます。
オーバードライブの使い方は?
オーバードライブの使い方は、オーバードライブの種類や使う人によって千差万別です。
その中でも一般的な使い方とセッティングをご紹介します。
・オーソドックスに歪ませて使う場合
各モデルの程よい歪みポイントでツマミをセッティングして、オーバードライブサウンドとして使う場合です。
・ブースターとして使う場合
主にTS系オーバードライブがブースターとして使うことが多いため、LEVELをMAXに上げて使う方法です。GAIN・DRIVEは抑えめにするのがコツです。
・クリーンブースターとして使う場合
オーバードライブは、クリーンブースターとしても使うことができるモデルがあります。GAIN・DRIVEのツマミを0にして使う方法です。
どんなオーバードライブの種類がおすすめ?
おすすめのオーバードライブは人によって違ってきますが、はじめてオーバードライブを買う方は、オーソドックスなオーバードライブのモデルを選ぶといいでしょう。
その次に、ブースターとしてのTS系オーバードライブ。最後に、ケンタウロス系オーバードライブといった順番でそろえると上手く組み合わせもできると思います。
今回のまとめ
オーバードライブにも様々な種類がありますが、各モデルで個性が違います。実際に楽器店で試奏をした上で、検討していきましょう。
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