こんにちは。
今回は歪みエフェクター単体のセッティング方法についてまとめておきたいと思います。
<目次>
歪みエフェクターをセッティングする順番
歪みエフェクターのセッティングについて、基本は3つに分けることができます。
・音量=LEVEL・VOLUME
・音の高さ=TONE・HIGH
・歪み量=GAIN・DRIVE・DIST
これらの歪みエフェクターのツマミをそれぞれ調節することで、セッティングを決めていきます。
最初は適当にツマミを上げておく
歪みエフェクターの各ツマミは適当に上げておきます。
なぜならば、GAIN・DRIVEはツマミ0にしていると音が出ないこともあるからです。
また、TONEについても、多少上がっていないとサウンドがボヤけてしまうためです。
歪みエフェクターはまずは音量からセッティング
歪みエフェクターをセッティングする時には、まず、音量=LEVEL・VOLUMEのツマミから調整していきましょう。
音量=LEVEL・VOLUMEの調整は、基本はアンプと同じ音量にセッティングにすることがコツです。
さらに、歪みが強いモデルはそこから少し音量を上げておくと、歪みエフェクターをON/OFFにした場合にクリーンと歪みのサウンドの音量に差がなくなります。
【より詳しい記事はこちら】
歪みエフェクターのLEVEL・VOLUMEはアンプの音量に合わせる【さらに1メモリ足す】 - effectornote
次にGAIN・DRIVE・DISTのツマミをセッティング
次に、GAIN・DRIVE・DISTを調整していきます。
歪みエフェクターの歪みにピークがあるので、これ以上歪むことがないポイントを探すといいです。
用途によってGAIN・DRIVE・DISTのツマミ位置を変える必要があります。
ここではGAIN・DRIVE・DISTは、あくまでも歪みのピークを知るためのセッティングですので、クランチサウンド(軽く歪ませる)やクリーンブースターとして使う場合は歪みを抑えるセッティングになってきます。
また、ギターのボリュームコントロールでも歪みのコントロールができます。
歪みエフェクターで調整が面倒な場合は、ギターのボリュームコントールで調節できるということも頭に入れておくと良いでしょう。
【より詳しい記事はこちら】
歪みエフェクターのGAIN・DRIVE・DISTの決め方【あまり歪ませないことが大事】 - effectornote
最後にTONEのツマミをセッティング
次にTONEを調節していきます。
ミニアンプでは、サウンドの輪郭がハッキリするぐらいに調節すると良いです。
ただし、TONEはアンプによって変わってくることが多いので、あくまでも試したアンプの目安で考えておくことが重要です。
特に大型アンプで耳が痛くなるほどTONEを上げるのは厳禁です。
TONEを0からMAXまで変化させて、TONEの効き具合も確認しておきましょう。
TONEのツマミは歪みにも影響してくることが多いので、TONEを調整した後に、GAIN・DRIVEを微調整するとよりセッティングが決まってきます。
【より詳しい記事はこちら】
歪みエフェクターのTONEの決め方【アンプで変わる】 - effectornote
ミニスイッチ・MODEがあれば試してみる
例えば、Fulltone OCDでもHP・LPのモードの2種類が選択できます。
歪みエフェクターのモデルで、ミニスイッチやMODEが付いているものは、音量が増したり、歪みを増すことができる用途のものが多いです。
歪みエフェクターのミニスイッチが増えれば増えるほど、見極めに時間がかかる傾向があります。
初心者の方は、複雑なセッティングができる歪みエフェクターは使いこなすことが難しいため、はじめはシンプルな歪みエフェクターをオススメします。
今回のまとめ
今回は歪みエフェクター単体でのセッティングについてまとめてみましたが、歪みエフェクター2台使って組み合わせる場合やブースターとして使う場合ではセッティングの考え方が変わってきます。
ご参考になれば幸いです。
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