エフェクターノート

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BOSS ST2(パワースタック)を使う時のアンプセッティングはクリーンが基本

こんにちは。

BOSS ST2(パワースタック)を使う時のアンプセッティングについて書きたいと思います。

BOSS ST2(パワースタック)を使う時のアンプセッティングはクリーンが基本

BOSS ST2(パワースタック)を使う時のアンプセッティングはクリーンが基本の画像です。

BOSS ST2(パワースタック)をアンプで使う時にセッティングは、クリーンセッティングが基本です。

アンプの歪みとミックスすることもできなくはないですが、BOSS ST2はオーバードライブからハイゲインまで出せる歪みエフェクターなので、アンプ側はクリーンサウンドで使うことが望ましいです。 

アンプ側を歪ませてしまうと、歪みと歪みで音がぶつかってしまい良い音がでません。

また、トータルの歪みが多すぎて、ハウリングを起こすこともあります。

BOSS ST2(パワースタック)を使う時のアンプセッティング例

次に、BOSS ST2(パワースタック)を使う時のアンプセッティング例を見ていきましょう。

<JC120>

JC120の画像です。

JC120はもともと歪まないクリーンサウンドのアンプなため、BOSS  ST2をそのままONにすれば、マーシャルっぽいサウンドが簡単に出せます。

CHANNEL-1とCHANNEL-2と二つありますが、どちらでもOKです。

JC120のCHANNEL-2の画像です。

バーブやコーラスを使いたい場合は、CHANNEL-2を選択しましょう。

BRIは基本はOFF。

TREBLE、MIDDLE、BASSは12時が基本。

HIGHとLOWはお好みですが、LOWだと高音が抑えられるのでLOWにシールドを挿しています。

JC120はクリーンなので、そのままBOSS ST2を繋いでOKです。

<Marshall JCM2000>

Marshall JCM2000の画像です。

Marshall JCM2000は、リードチャンネルでアンプ自体で歪ませることができますが、BOSS ST2を使う場合は、クリーンチャンネル(緑色)を選びましょう。

Marshall JCM2000の画像です。

BOSS ST2をMarshall JCM2000で使う場合は、CLASSIC GAIN(クリーンチャンネル)のクランチ(CRUNCHボタンを押す)セッティングにすると尚良いです。

VOLUMEとGAINのメモリは、CLEANモードでは、VOLUME・GAIN共に12時くらい。(ライブではVOLUMEのみを13時で+1メモリ)

CRUNCHモードでは、VOLUME・GAIN共に10時でOKです。(CLEANモードと比べて、音量が上がるため)

元々、歪むアンプであっても、できるだけクリーンセッティングにすることがコツです。

BOSS ST2をJC120、Marshall JCM2000以外のアンプで使う時でも、クリーン(CLEAN)のセッティングまたはクリーンサウンドで使うようにしましょう。

BOSS ST2(パワースタック)の音が上手く出ない原因

BOSS ST2だけでなく、歪みエフェクターを色んなアンプやシチュエーションで使っていると、音が小さい、または音がこもってしまうトラブルがあります。

そんな時は、以下の原因をチェックしましょう。

<アンプがリードチャンネル設定で歪んでいる>

アンプがリードチャンネル設定の画像です。

アンプ側が歪んでいると、BOSS ST2は上手く歪むことができません。

アンプがクリーンセッティングになっているか確認しましょう。

エフェクターを繋ぎすぎて音痩せしている>

エフェクターボードの画像です。

BOSS ST2は、他のBOSSの歪みエフェクターと比べて消費電力が多いです。

他のエフェクターを並列でたくさん繋ぐと、音痩せして音が小さくなってしまうこともあります。

マルチエフェクターやデジタルディレイなどのデジタルエフェクターと同じ電源で分岐している場合は、デジタルエフェクターに対して、ACアダプターを1個使うようにするなど電源を分けるようにしましょう。

そうすることで、音痩せを回避することができます。

また、ACアダプターの容量を大きいもの(VISUAL SOUND / 1 SPOT 9V AC-ADAPTERなど)にするのも有効です。

<知らず知らずエフェクター側のLEVELが下がっている>

BOSS ST2(パワースタック)の画像です。

よくスタジオにエフェクターケースで持ち運びをしていると、何かしらの反動でエフェクターのツマミが動いてしまい、セッティングした位置からツマミが動いてしまっていることもよくあります。移動した後に弾く前は、必ずセッティングをチェックをしましょう。

ツマミの動き防止策として、セロハンテープを貼って仮固定しておくか、ラベルシールを貼って目印しておきましょう。そうすることで、ツマミが動いていないかチェックすることができます。

エレキギターのトーンが下がっている>

エレキギターのトーンのツマミ画像です。

意外にココは見落としがちですが、超重要です。

エレキギターのトーンが下がっていると上手く音が出ません。

何かしら準備をしていて、知らず知らずトーンを触ってしまい下がっているケースや、トーンがキツイからと言ってトーンを必要以上に下げてしまうと、モコモコした抜けの悪いサウンドのなってしまいます。

余程のない限りは、エレキギターのトーンはフルテン(MAX)にしておきましょう。

もちろん、歪ませて弾くならば、ギターボリュームもMAXが基本です。

BOSS ST2(パワースタック)のセッティング参考

BOSS ST2(パワースタック)のセッティング参考画像です。

参考までに、筆者がいつもJC120・Marshall JCM2000で使う場合のBOSS ST2のセッティングをのせておきます。

LEVEL=10時くらい

BASS=12時くらい

TREBLE=12時くらい

SOUND=10時くらい

SOUNDは、10時ぐらいでOKです。

これで十分歪みます。

あまりBOSS ST2単体で歪ませ過ぎるとハウリングしてくるので、もっと歪ませたい場合は、ミッドブースターを前に置くなどして重ねがけして使いましょう。

まとめ

BOSS ST2(パワースタック)を使う時のアンプセッティングは、クリーンにしましょう。

クリーンしか出ないアンプがライブ会場に置いてあると聞くと、真っ先にエフェクターボードに組み込むのがBOSS ST2です。

使い方さえわかってしまえば、こんな使いやすいエフェクターはあまりないです。

是非、クリーンのアンプでお試しください。

ご参考になれば幸いです。

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