エフェクターノート

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【アンプ2台同時出力できるセレクター】ELECTRO-HARMONIX Switchblade+【review/レビュー】

こんにちは。

今回は、ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+(チャンネル・セレクター)」をご紹介いたします。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+とは?

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」は、シンプルな2モード・パッシブAB BOXです。

よくあるセレクターの「A/B」だけでなく、「A+B」出力も可能となっています。

その他、チューナーアウトも装備し、接続方法を工夫することで様々な用途に使えるチャンネル・セレクターとのことです。

それでは、早速、見ていきましょう。

見た目はアルミボディ

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」のボディは、アルミの筐体になります。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

シンプルなセレクターだけあって軽いですね。

重さは、約250gです。

パッシブなので電源を入れなくても使える

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」は、パッシブなので、電源を入れなくても使えます。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

電源を入れる場合は、LEDのみに使われます。

電源を入れないと、LEDがつかないので操作がわかりにくいですが、チャンネル・セレクターとしての機能が使えます。

LEDは2種類ある

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」は、2種類のLEDが使われています。

各チャンネルによって、LEDの色分けがされています。

・A/B=Aが赤色・Bが緑色(切り替えのみ)

・A+B=赤色(OFFはLEDが点きません)

A/Bのチャンネルの場合

「A/B」は、それぞれ切り替えると赤色と緑色に交互にLEDが切り替わります。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

Aに切り替えた状態です。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

Bに切り替えた状態です。

A+Bのチャンネルの場合

「A+B」は、ON/OFFで赤色のLEDが点灯します。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

「A+B」をONにした状態です。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

「A+B」をOFFにした状態です。

9Vのアダプターで電源供給できます

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」は、DC9Vセンターマイナスのアダプターが使えます。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

DCジャックは、真上なのでケーブルが挿しやすいです。

しかし、アダプターでの使用の際は、必ず純正アダプターJP9.6DC-200(別売)を使う必要があります。

電池が使えます

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」は、電池が使えます。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

電池を入れるには、裏フタのネジを4つプラスドライバーで外す必要があります。

内部基板の下のほうに、電源プラグがあるので、こちらに電池を入れることができます。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

スペースがギチギチなので、詰め込む感じで電池を入れる必要があります。

純正アダプター推奨とパッシブである点から、LED点灯用だけに電池を使ったほうがいいかもしれませんね。

ちなみに、電池の場合は、「INPUT」にシールドジャックを入れると電源が入る仕組みになっています。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

電源が入ると、「A/B」のどちらかのLEDが点灯します。

フットスイッチについて

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」のフットスイッチを取り上げてみました。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

このモデルのフットスイッチは、かなり固めの仕様となっています。

少し強めに踏まないといけないかもしれません。

フットスイッチの切り替え音は、「バチン、バチン」と音が鳴ります。

接続端子について

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」の接続端子を見ていきます。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

・INPUT = 楽器の出力やエフェクトペダルを接続します

・TUNER = チューナーや他のエフェクト・ペダルを接続します

・9V = アダプターに接続します

・OUT A = アンプ入力や他のエフェクト・ペダルの入力に接続する

・OUT B = アンプ入力や他のエフェクト・ペダルの入力に接続する

接続端子で間違えやすいのは、「INPUT」と「TUNER」です。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の画像です

よく「TUNER」のほうに、エフェクターのパッチケーブルを挿してしまうことがありますので、見間違えないようにしましょう。

(筆者は、エフェクターボードに組み込んだときに配線を間違え、音が出なくなったりしていました)

また、「TUNER」は、フットスイッチON・OFFに関係なくダイレクト出力できます。

ELECTRO-HARMONIX Switchblade+の感想

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」は、幅広いというよりも限定的な使い方をすることで効果が得られるモデルだと思います。

筆者は、アンプ2台をつなげて使うことが多いです。

例えば、リハーサルスタジオで、「マーシャルアンプ」と「JC-120」を同時に音を出したいときに便利です。

もちろん、Aに「マーシャルアンプ」、Bに「JC-120」をつなげて、歪みサウンドとクリーンサウンドといった具合に、異なるアンプのサウンドの切り替えにも使えます。

詳しくは、下記の記事を参考にして頂ければです。

www.effectornote.com

また、このモデルは、チャンネル・セレクターなので、2台のエフェクターを切り替えることはできません。

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」の最大の魅力は、アンプを2台つなぐことができる点です。

「A/B」でアンプの切り替えと、「A +B」の同時出力でアンプサウンドをミックスできる点と言えるでしょう。

今回のまとめ

ELECTRO-HARMONIX「Switchblade+」をご紹介いたしました。

チャンネル・セレクターとしては、1万円台と少し値段が高めになっていますが、バンドやライブのときに活躍する実戦的なモデルだと思います。

リハーサルスタジオで、アンプの弾き比べをするときにも、シールドを入れ替える必要がなくなりますので、持っていると便利なアイテムでもあります。

以上、ご参考になれば幸いです。